塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

今季のアジア・チャンピオンズリーグは不透明か

2020-02-01 01:01:23 | 日記
 僕の住む千曲市のような地方でも、マスクの品切れが相次いでいるようで、さながら争奪戦の様相です。

 新型コロナウイルスの拡大、猛威が世界規模で危惧される中、多くの方はサッカーどころではないと思います。

 2003年、現在と同様に猛威を振るったウイルス「SARS」の影響で、東アジア選手権は中止になったと記憶していますが、では今季のアジア・チャンピオンズリーグはどうなるのでしょうか。

 先日、鹿島アントラーズがメルボルン・ビクトリーに予備予選で敗退し、あまりの過密日程とザーゴ新監督の意図が全体に浸透していない点が指摘されました。

 一方でメルボルン・ビクトリーとしては

 1・遠征先が中国だったらとうしただろうか
 2・日本での戦いであることが、心理的負担にならなかった

 という2点が内心あったのではないでしょうか。

 このままいきますと、中国クラブと戦うためにアウエイ・クラブが遠征することはおろか、ファンがスタジアムで観戦することさえできません。

 今はマーチャンダイジングやテレビ放送権など、過去と比較した際に入場券販売の比重は弱まっている面はあるでしょう。

 しかし、入場料収入がいつの時代でもクラブの根幹を支えていることに間違いはなく、AFCは収入減少の補填は試合開催とどう考えているのか、声明文を出す必要があると感じます。

 無観客試合はファンの暴力行為に代表される、罰則の意味合いが強いものですが、疫病の拡大はクラブのせいでもファンのせいでもありません。

 既にアジア大陸を飛び越え、世界規模で症状が確認されている現在、むしろサッカーだけでなく五輪にもその余波が襲い掛かることが懸念されます。
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