塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

スポーツブランドと生地メーカーのタッグ

2020-02-15 01:46:53 | 日記
 世界を代表するシャツ生地メーカーに「トーマス・メイソン」という企業があります。

 現在はイタリアのアルビニ社の傘下に収まっているはずですが、その名前から判断できるようにルーツは英国にあります。

 トーマス・メイソンの生地は滑らかで光沢があり、実に素晴らしいものでして僕も所有していますが、着るたびに愛着がわきます。

 一昨日、古着を探していますと、何とこのトーマス・メイソンのシャツ生地を用いた

 「コンバース・チャック・テイラー」

 を見つけました。

 コンバースがチャック・テイラーの素材に従来のキャンバス生地だけでなく、革、江エナメル、コール天など様々な素材を用いてきたのですが、さすがに老舗の生地メーカーから材料を調達している。

 という考えには至りませんでした。

 次回来店した際、残っていればぜひ購入したいと思います。

 冒頭でこのお話をどうして持ち出したかと言いますと、ナイキがフランスの老舗生地メーカーのドーメルと共に、限定50足で看板商品であるエアー・フォース1のアッパーに素材を取り入れたためです。

 通常、背広の生地メーカーと言えば、イタリアのゼニアとロロ・ピアーナがその筆頭格で、サッカー得言えばメッシとロナウドに相当します。

 僕が一番多く所有しているのは、同じイタリアのカノニコであり、これもまた素晴らしい生地を製造していることで知られています。

 ドーメルはある種通好みからもしれません。

 彼らはフランス生まれでありながら、織りを英国で行っており、両国の長所が生地に反映されている点が特徴のためです。

 ドーメルがエディン・アザル
 カノニコがパオロ・ディバラ

 のような形でしょうか。

 ナイキやコンバースが、大手生地メーカーと懇意にあるということは、スポーツとラグジュアリーの垣根がなくなりつつある証ではないかと思うのであります。
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タブーは予め勉強した方が良いですね

2020-02-15 01:14:21 | 日記
 AV監督村西とおるの半生を、記した書籍「全裸監督」

 氏は米国で撮影中に当局におしこまれ、身動きが取れなくなったと言いますが、ここに米国の特徴があります。

 米国というのは「プレイボーイ」「ペントハウス」「バチェラー」など、カルチャーを網羅した多くのポルノ雑誌がありますが、性に関しては州によって状況が大きく異なります。

 例えばテネシー・ウヰスキーの代名詞である「ジャック・ダニエル」は、日本でも愛好家が多いことでも知られています。

 しかし不思議な事に、テネシー州はこれだけの有名ウヰスキーがありながらも

 「ドライ・カウンティ」

 つまり、州が法律で飲酒を禁じているようなのです。

 日本人選手が大リーグに在籍し、移籍する、活躍することは珍しくありません。

 一方で移籍するならば、アメリカンとナショナルの枠を超えて、まずはこれまで住んでいた州の常識が、次の州ではどうなのかを見抜く必要があります。

 サッカーも同じことが言えます。

 例えば現在のJリーグには多くの外国籍選手がいますが、特に欧州の人間にとって麺類をすする音は耐えられないと言います。

 日本にはラーメンをはじめ、蕎麦、饂飩、ほうとうにきしめんなど様々な麺類があります。

 例えばの話ですが

 ナイジェリア出身のピーター・ウタカが、甲府でほうとうを食べる
 ブラジル出身のジョーが、名古屋できしめんを食べる
 スペイン出身のイニエスタが、神戸で蕎麦を食べる

 時は、どのような気持ちなのでしょうか。

 また、日本人が海外にいっても日本で通じる常識が、海外では非常識になることは当然あります。

 例えばアジア・チャンピオンズリーグの試合を観戦するために、西アジアに出かけたとします。

 その際は子供の頭をなでてはいけませんし、白と赤の服装、特に十字にデザインされた服は不愉快の対象となります。

 前者は侮辱好意
 後者は十字軍との宗教戦争

 を西アジア、つまりイスラムに思い出せてしまうためです。

 どんな時も下調べは大事ですね。
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