塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

どうしてアウディは、サッカークラブの密接なのか

2020-02-07 01:23:21 | 日記
 過去、サッカー好きにとってドイツを代表する車と言えば、ポルシェでもメルセデスベンツでもなく、「オペル」だったと思うのです。

 今、オペルは日本市場から撤退していますし、今の若い方はそもそも車に関心が無いと言いますから、オペルという車メーカーがあることを知らないかもしれませんね。

 しかし、1990年代、オペルはミランとパリ・サンジェルマンの胸スポンサーであり、欧州でも価格は安いがよく走る車を作る企業として認知されていました。

 しかし、現在ドイツ車を聞いて連想するのは「アウディ」ではないでしょうか。

 実はアウディはバイエルン、レアル・マドリード、そしてバルセロナに車を供給しており、それは日本代表も同様のはずです。

 選手たちはクラブからアウディに乗るように通達があるはずですが、強制ではないようです。

 ですから選手たちは

 1・アウディの車ならば、堂々と選手専用駐車場に停車
 2・自分の好きな車で練習場を訪問する際は、アウディに配慮して遠くの駐車し歩いてやってくる

 という形を取るようです。

 しかし、何故ここまでアウディはサッカーを支援し、同時に高い品質を得ているのでしょうか。

 日本でもアウディ・ジャパンがありますし、長野市にも支店がありますから、購入とアフターメイテナンスに問題はありません。

 実はアウディ、車検トメンテナンスを依頼すると、返却の際に丁寧に洗車した形で戻ってくるという話を聞きました。

 アウディとしては

 1・自社の車を購入した頂いたオーナーへの配慮
 2・街中を奇麗な車体のアウディが増加すれば、必然的に評判が良くなりファンも増える

 という目論見があるようです。

 このような姿勢が、オペルに代わり多くのクラブから指名される背景となった気がします。

 
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改めて思うバック3で戦うこと

2020-02-07 01:00:41 | 日記
 インテルを率いるアントニオ・コンテは新加入のエリクセンを最大限活用するために、3-4-1-2の導入を検討している模様です。

 日本では戦術論を軸に問題提起をする方が多く、コンテの判断は彼らからすれは時代遅れの決断なのでしょう。

 イタリアも日本同様に戦術に関する議題は多いでしょうが、それでもバック3を用いる指揮官が多いことは特筆すべきです。

 コンテならずとも、バック3を用いる指揮官は内心では

 「勝てば誰も批判しない」
 「バック3こそが私の代名詞」

 と考えているのでしょうが、実際はスカッドを有効利用するための最善策という形に結び付きます。

 インテルの場合ですとGKのハンダノビッチ、CBので・フライだけでなく、コンテの下で躍動した元チェルシーのヴィクター・モーゼスが加入するなど、確かに3-4-1-2は理にかなっていると思います。

 しかし、バック3を敷く欧州クラブは当然少数派であり、クライフやグアルディオラの下で3-4-3を用いたこともあるバルセロナでも、同様の布陣は求めないでしょうね。

 インテルが今後もセリエAで上位に進出し、マンチーニ、モウリーニョ政権時代に顕著だったチャンピオンズ・リーグの出場を毎年のように果たせるならば、コンテはその際どのような決断を下すでしょうか。

 欧州で主流であるのはバック4
 自分の十八番はバック3

 当然前線の配置も異なれば、3-4-1-2が押し込まれ、5-2-1-2となり有機的な攻撃が難しい側面はより増えると思います。

 今季のセリエAはインテルかユヴェントスのいずれかがスクデットを得るはずですが、サッリとコンテ、二人の指揮官がどのような絵を描くのかという点も注意したいものです。

 (参考資料 ワールド・サッカーダイジェスト2020年2月6日発売号)
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