塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

サンガ、こけら落としは大盛況

2020-02-10 22:39:24 | 日記
 京都サンガがセレッソ大阪を招いて、新スタジアムのこけら落としを行いました。

 新スタジアムは「サンガ・スタジアム・バイ・京セラ」というそうで、今季J1に昇格できる戦いを開幕から見せられるかどうかが、観客動員にも直結すると思います。

 僕は今、参考書として

 「プレジデント・ムック 超一流に学ぶ最強のマナー」

 を半年前に購入して、書き込みや線引きをして学んでいます。

 この書籍の20、21ページには、京セラ創業者、稲森和夫氏の秘書官を長年務めてきた太田嘉仁氏による

 「側近も感動!稲盛和夫の心を動かす対話術」

 ということで、JAL再生を任された稲森氏の行動や伝達技術が詳細に記されています。

 この2ページを読めば

 稲盛和夫の神髄
 稲盛和夫が名経営者であり続ける理由

 がよくわかります。

 僕が清水エスパルス(JALはエスパルスを応援していますよね)のファンならば、もう稲盛さんには頭があがらない、仮にサンガと対戦したら応援に頭を悩ませるのではないか。

 そんな事さえ考えてしまいます。

 その稲盛和夫と京セラは、過去ボルシア・メンヘングランドバッハの胸スポンサーになるなど、欧州サッカーも支援してきました。

 一方で一番成績がきになるであろうサンガは、過去に天皇杯の優勝が一度ありますが、J1昇格には惜しいところで足踏みをしています。

 カターレ富山がゴールドウインという、郷土関係を重視したスポンサー契約を結んでいるように、サンガも現在はプーマですが2018年まではワコールでした。

 新しいスタジアムが契機となり、地場産業を活性化してよりよいクラブづくりを目指しながらの昇格。

 彼らの今季は、二つのミッションを担っていますね。
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各競技で異なる用具の進化

2020-02-10 14:50:03 | 日記
 1998年の長野冬季五輪の際、突然「スラップ・スケート」という、従来の概念を覆す靴が登場しました。

 通常スピードスケートの場合、靴とブレード(刃)は固定された形で供給されていましたが、スラップ・スケートは踵部分のブレードが競技中、宙に浮く形となり反発力が増す。

 という形が生まれ、一気市場を席巻します。

 また、2000年代中期の競泳では、「レーザーレーサー」と呼ばれる、スピード社が開発した水着がこれまた市場を席巻します。

 通常、水着を着用する面積が増加すれば、水中に抵抗が生まれるためにタイムが遅れるという定説がありました。

 しかし、スピードは

 「レーザーレーサーを着用した方が、タイムの伸びに期待できる」

 という概念を覆す商品開発を行ったのです。

 つまり、現在ナイキの「ヴェイパー・フライ」だけでなく、過去には様々な用具が選手と協会の間で議論されてきたわけです。

 僕はこの事例をF1でいえば

 「フェラーリのような資金力と伝統を持つブランド」
 「ケイタハムのように資金も伝統もフェラーリに太刀打ちできない」

 つまり、着用する、しないはそれだけの差が生じると思っています。

 以前にもお話しましたが、アディダスが1994年米国ワールドカップで初代のプレデターを投入し、以後改良を加えてアディダスの代名詞になったわけです。

 しかし、FIFAはプレデターの特徴である、アッパーの突起物による回転を強くする作用に、何ら言及しませんでした。

 それはロットのゼロ・グラビティのような紐なしのデザインや、ナイキのマジスタのようなニットアッパーに対しても同様でした。

 FIFAからすれば

 「用具は医学が改善されることは当然」
 「しかし、サッカーは結局人間が行う物」

 という判断のためでしょうか。
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キャンプ中のJクラブを見て

2020-02-10 14:31:11 | 日記
 やべっちFC恒例企画「デジっち」

 キャンプにおける各クラブの内情を、指名された選手が撮影を担うわけですが、僕はこのような長期キャンプには耐えられいでしょうね。

 と言いますのも、宿舎は基本相部屋でしょうが、僕は散らかっている部屋が大嫌いで、空のペットボトルやごみ箱にごみがたまっていることが嫌で仕方ありません。

 ですから短い間隔で掃除をしますし、洗濯、アイロンがけ、靴磨きにパンツ・プレス、スチーマーは生活習慣に根付いているのです。

 従ってキャンプへの参加は

 1・日々の習慣を我慢し、脇に置く必要がある
 2・バイキング方式の食事が肌にあわない。必要な食材があるとは限らないため
 3・そもそも相部屋で暮らしたことが無い

 という3点を思うと、選手たちは心理的に相当負荷がかかっているのではないか。と推測します。

 よく記者がインタビューで

 「監督の関係はどうですか」
 「親しい友人は誰ですか」
 「ドレッシング・ルームは誰の隣ですか」

 と尋ねますが、これは質問を隠れ蓑に、クラブの内情を探る方便ではないかと感じます。

 「親しい」という言葉の中身が、カラオケにいく、飲食をよくする、連れ立って出かける頻度が多い、ということであれば、僕はこれまで一度も友人がいたことはありません。

 僕はひとりでサッカーにでかけ、ひとりで飲食をして買い物をするからです。

 キャンプが年間を通じて最初のトライアルであることは承知していますが、仮にテレビだからといって仲の良さを窺わせる形が窮屈であるばならば、無理はしない方が良いように感じます。

 中田英寿が「ナカタ・ネット」を発信したのも、僕のようにある種の喧噪や人間関係から距離を置きたいと考えたからかもしれません。
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ヒューゴ・ボスが魅せる佇まいの奥深さ

2020-02-10 01:19:30 | 日記
 突然ですがクイズを出します。

 「インテル、レアル・マドリード、バイエルン、トテナム・スパーズ、パリ・サンジェルマン」
 「この5クラブに関する共通項があります。それは何でしょうか」

 国内リーグで優勝を経験を持つ、というのも正解ではあります。

 僕の答えは

 「この5クラブは全て、ドイツのヒューゴ・ボスが公式スーツを提供している」

 というものなのですが、面白いと思いませんか。

 ドイツと聞いて真っ先に連想するものは

 1・ベンツ、アウディ、ポルシェに代表される、素晴らしい性能を持つ自動車
 2・モンブランやペリカンに代表される、美しい筆記具
 3・ベートーベンやバッハ、そしてゲーテなど、優れた作曲家や作家、哲学者を生み出した

 というもので、サッカー好きならば当然アディダス、プーマ、ヤコにウールシュポルトを思い浮かべるでしょうね。

 つまり、ファッションや服飾文化が隣国のフランスやイタリアほどではないという見解は成り立ちますが、ヒューゴ・ボスやジル・サンダーなどは世界的な評価を得ています。

 興味深いのは優れた仕立屋やデザイナーを生み出してきたイングランド、フランス、イタリアが自国企業ではなく、わざわざドイツの企業と契約している点にあります。

 インテルは過去、ブルックス・ブラザースやコスチューム・ナショナルと契約しており、ボスとの契約も2年と短期ですが、評判が良ければ更新の可能性はあるでしょう。

 僕はヒューゴボスはネクタイを1本だけ所有していますが、華やかさの中にドイツらしい気真面目さが感じられます。

 そしてドイツ代表も公式スーツをボスから受けており、アウディと共にサッカーに浸透している点は間違いありません。
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楽天がバルセロナの胸スポンサーになった経緯

2020-02-10 01:00:38 | 日記
 楽天の三木谷さんはバルセロナの胸スポンサーになることを、2009年ごろから既に描いていたのではなかろうか。

 と思うようになりました。

 今僕が読んでいる「アチーブメント出版 ゴールは偶然の産物ではない」の初版は、2009年12月1日に刊行されています。

 僕が所有しているのは(中古品ですが)2010年1月26日の第4刷になりますが、サッカー関係の方だけでなく、経営者や専門家にも多く読まれた結果、すぐに重版になったと予想します。

 この書籍は現在マンチェスター・シティの経営に参画しているフェラン・ソリアーノが

 「バルセロナの多角的経営」
 「ユナイテッドに大きな差を付けられていた収益を、どのように上昇させて改善していったのか」

 が丁寧に記されています。

 この書籍の「帯」に記されているのが

 「楽天株式会社 代表取締役 三木谷浩史氏大絶賛」

 というもので、ヴィッセルだけでなくいずれは海外クラブを支援したい、それがバルセロナだという点が窺えます。
 
 攻撃的で美しく、人びとが酔いしれるサッカー
 サグラダ・ファミリアと並ぶ、バルセロナの象徴であるカンプ・ノウ
 クライフ、ニースケンス、マラドーナ、ロナウジーニョ、そして現在のメッシと、素晴らしい選手たちが在籍してきた

 この世界でも類を見ない個性あるクラブの胸スポンサーに指名された瞬間、これまで多くの事業を手掛けた三木谷さんも、さぞかし大きな充実感を得たに違いありません。

 日経新聞がメルカリの低調を記しているように、最先端の事業が必ずしも人々から受け入れられるわけではありません。

 ただ、メルカリがアントラーズを支援しているのは、ビジネスという側面よりも、やはり持続性が謳われる地域貢献の面が大きいと思います。
 
 今後もJリーグや海外サッカーの胸スポンサーは、世相を反映するのではないでしょうか。
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