塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

完璧主義者とは何なのか

2020-02-18 15:09:33 | 日記
 世の中には「完璧主義者」と呼ばれる人物がいます。

 しかし、この「完璧」という概念は、個人によって出来栄えが異なるわけですから、疲弊の要因になると思うのです。

 例えば業務上で設計図、見取り図、用紙に記された伝達内容があり、その完成内容と出来栄えが隔たりがあれば、やはりやり直しをせねばならないでしょう。

 しかし、業務の多くが「口頭」伝達の場合は、伝達する側の完璧と、「された」側の完璧に齟齬が生じることは当たりまえだと思います。

 野球は投手と捕手の権利として

 「ボール3まで投げることができる」
 「大リーグのQS(クオリティ・スタート)は6回、自責点3で先発投手は責任を担った形」

 となります。

 ですから、7割を維持できれば僕は大した仕事ぶりだと思いますが、実際は責任者の顔色をうかがうことが多い、これが現状ではないでしょうか。

 グアルディオラとモウリーニョ。

 その采配や戦術指南に多くの評価が集まる一方で、アレックス・ファーガソンやアルセーヌ・ヴェンゲルのように、長期的視野で指揮を執ることができない。

 その理由が、自分の完璧主義にあるのではなかろうか、と想像します。

 つまり、自分の脳裏に描くサッカーは実に的確でファンの喝さいを浴びる要素が詰まっている。

 しかし今目の前に起きていることは、その姿とは程遠く、完璧とは程遠い。

 つまり、目の前で選手たちが「考える完璧」の内容に我慢がならず、更に強い負荷と練習で選手たちがメンタル、筋力、体力、すべてに疲弊して自分肯定が出来ないほど、袋小路に追い詰められています。

 という現象が、両指揮官にみられるように感じます。

 自分の出来栄えや人様の浄化を気にしながら、仕事をすることは本当にしんどいですよね。

 クラブ内でもハビエル・パストーレがイブラ不在の方が、素晴らしいと讃えられる活躍を見せたのも、そのためではないでしょうか。
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国内で活躍する選手たち

2020-02-18 14:15:00 | 日記
 Jリーグ、プロ野球、B1リーグ。

 この3つのプロ競技は、現在同じ問題を抱えていると感じます。

 野球は大リーグ、バスケットはNBA、そしてJリーグは欧州各国リーグが「本場」であり、子供たちは国内や代表ジャージを纏うよりも、海外へ飛び出したいと思う機会がおおくなりました。

 でも、国内で素晴らしい活躍を見せる選手は、それだけでも凄いことですよね。

 例えば読売巨人軍の菅野投手、坂本勇人内野手はこのまま巨人軍の一員で過ごすと思います。

 つまり、今はその概念すら消滅しつつある「生え抜き」であり、巨人軍を贔屓にするファンのよりどころであり続けるに違いありません。

 サッカーでいえば、川崎フロンターレの中村憲剛がその代表格でしょうし、ガンバ一筋ではありませんが、遠藤保仁は間違いなく

 「ガンバの顔」

 で間違いありません。

 移籍は実現しませんでしたが、仮に柿谷曜一朗がセレッソからガンバに移籍したならば、彼の起用数が減少しているという「現実」を振り返るのではなく

 「彼は我々を見捨てた」
 「柿谷の選択にがっかりした」

 と考えるファンの方が圧倒的に多かったはずです。

 ですから上記のリーグは今後も

 「海外で活躍する選手は本当にすごいよね」
 「でも、あなたたがの目の前にいる選手たちも、本当に凄いのだよ」
 「それに、観たければ海外に行く必要も費用も不要だよ」

 と、子供たちに語り掛ける機会を増やしたらどうでしょうか。

 スワローズは主軸の山田哲人に支払う報酬をこれ以上捻出できないとする胸もあるようですし、ホークスにバレンティンが移籍したのもそのためでしょう。

 このような財政事情での遺跡もありますが、国内で活躍することが基礎なのは、いつも変化はないと思いますね。
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各国代表の公式スーツを調べてみて

2020-02-18 00:41:46 | 日記
 僕は勤務先に、スポーツコート(ブレザー)を着用し、チャコール・グレイのトラウザー(ダブル仕立て)に黒の内羽根という形で出社します。

 しかし不思議なことに、皆スポーツコートを着用しませんね。

 街中でしばしば見られる光景に、大リーグの「サテン・ジャンパー」を羽織り、その下にネクタイとシャツを着用している事例があります。

 僕の感覚としてはドジャースだろうがヤンキースだろうが、休日用の上着で出社する気持ちがさっぱりわかりません。

 日本代表に限らず、各国代表がワールドカップの際にスリーピースを軸に、美しい公式スーツを着用するのは、それが礼節であり「正しい」服装のためです。

 ですのでインターネットを軸に、各国代表や有力クラブの公式スーツを探してみました。

 代表編

 日本代表 アルフレッド・ダンヒル
 イングランド代表 マークス・&・スペンサー
 ドイツ代表 ヒューゴ・ボス
 イタリア代表 エンポリオ・アルマーニ
 フランス代表 フランチェスコ・スマルト

 クラブ編
 ヒューゴ・ボス インテル、スパーズ、バイエルン、レアル、パリ、サンジェルマン
 トラサルディ ユヴェントス
 ハケット チェルシー
 ポール・スミス ユナイテッド
 ドルチェ・&・ガッバーナ ミラン

 いささか情報が古いものもありましたが、世界各国の有力ブランドが軒並み確認できますし、それだけ正しい服装をする知識が、現在は乏しいために、彼らを見ると、

 「美しい男たちの佇まい」
 「自分の身体に寄り添う服装」

 の素晴らしさが一目瞭然です。

 米国では立場がより高くなりますと、その報酬に見合うスーツ、靴、鞄を新調し、服装が自分の叡智、経験、人間性を如実に照明することを皆がわきまえています。

 日本ももっと、彼らのような「正しい」「礼節を尊重する」服装が増えればよいのにと思います。
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公式球と言う見解から

2020-02-18 00:29:56 | 日記
 ラグビー・トップリーグの公式球は、ワールドカップ同様に「ギルバート」が使用されています。

 ギルバートは本場、英国にルーツを持ち1995年からワールドカップの公式球を手掛けています。

 ギルバートは7人制ラグビーとスーパーラグビーにもボールを提供しており、ワールドカップにはその時に手掛ける最高の技術で選手をサポートしています。

 サッカーでいえば、ワールドカップ公式球を手がけるアディダスが
 
 2002年 フィーバー・ノバ
 2010年 ジャブラニ

 というように、改良を重ねていることと同様です。

 ちなみにギルバートは1823年には、あの「ラグビー校」にボールを提供していたらしく、アディダスよりはむしろ、同じ英国企業のマイターと同様のように見えます。

 「マイターの歴史はサッカーの歴史」
 「クリス・ワドル、ディオン・サンダースがマイターのスパイクを愛用」

 というように、日本市場からは撤退していますが、マイターの歩みは非常によく知られています。

 日本企業がサッカーに携われる形でいえば

 サッカーボール モルテン
 スパイク ヤスダ アドラー

 が思い浮かびますね。

 実はラグビーにも国産ブランドがありまして、それが1921年創業の「セプター」になります。

 実はセプターが手掛けたサッカーボールは、64年東京五輪の公式球だったのですが、サッカー用具は舶来品が人気のために、ラグビーボールに転向したそうですよ。

 この記事の大半は

 「ウエブ版 読売新聞 2019ラグビー・ワールドカップ 日本大会特集」

 を参考にさせていただきました。

 用具を眺める楽しみは、サッカーでも野球でも同じですね。
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