塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

厚底靴は人を魅了するものなのか

2020-02-01 01:14:10 | 日記
 1996年、突如「ノースウエイブ」という厚底スニーカーが旋風を巻き起こすこととなります。

 ノースウエイブは流行の兆しを見せ始めたスノーボードから人気が飛び火し、今でもその発言力がよく知られる藤原ヒロシさんも推奨したことが、人気の引き金となりました。

 ノースウエイブが人気になったのは藤原さんの発言だけでなく

 1・コンバースやケッズのような、オーセンティックではない
 2・かといって、ナイキやアディダスのような、最先端機能を用いてもいない
 3・エアー・ウオークやエトニーズのような、スケボーシューズとも趣が異なる

 という、厚底を含めた全体のシルエットが大変特徴的で、数年前にも再度、大きな注目を集めたはずです。

 最近、女性が業務中にピン・ヒールを履くことを拒み、歩きやすく疲労の軽減が見込めるスニーカーを希望するようになりましたが、それだけ踵の厚みやソールの厚さは、人に影響を与えるのですね。

 僕がこの事例をお伝えしたのは、ナイキの厚底ランニング・シューズ「ヴェイパー・マックス」の存在が、世界陸連をも動かす大きな存在となっているためです。

 ナイキ契約選手やパリ・サンジェルマンやインテル、バルセロナのようにナイキと契約しているクラブのスタッフは、当然ナイキの靴を愛用し、トレーニングをしているはずです。

 彼らがヴェイパー・マックスを履くかと言えばそうではないでしょうが。スポンサーの靴に規制が及んだのあれば、内心釈然としないのではなかろうか、と感じたんですね。

 モウリーニョのように個人でアディダスと契約している際は、インテルでも見られたようにアディダスの靴で視察をしていました。

 グアルディオラのように個人契約とクラブが共にプーマと言う事例もありますが、ブランドがスタッフと契約する例は稀であり、支給品を愛用する形が多いでしょうしね。
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