塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

日本人歌手が日本語のみで歌うこと

2020-02-06 00:51:38 | 日記
 懐メロやフォークソングを贔屓にしている方からすれば、現在の歌手が奏でる音楽がよくわからないのではないでしょうか。

 僕が一番最初に凄いなあと感じたのが「ザ・ブルーハーツ」で、その為かデジタル・ミュージックよりも、昔ながらのバンドを学生時代は好んで聞いていました。

 丁度、グリーン・ディやニルヴァーナの作品が、国内でも好調な売れ行きを示していた頃です。

 最近、作曲家「松本隆」の手腕が素晴らしいという声が広がっています・
 
 疎い僕ですら、松本さんの音楽は単純に素敵と思いますし、何より「チューリップ」「はっぴいえんど」など、往時の名曲は心に響きますね。

 それは何故かと考えますと、詩の中に英語を含む外来語、外国語が基本含まれていないことがあると思います。

 僕のような機械音痴は

 初音ミクに代表されるボーカロイドの存在
 仮想現実や5Gと呼ばれる最先端技術

 がさっぱり脳みそに浸透しません。

 しかし、往時は生身の人間が楽器を持ち、誰もが連想しその風景や心情を頭に焼き付けることが出来ました。

 それは日本語で日本人の風情と心情を語っていたためですよね。

 サッカーでも「ボランチ」に代表される外来語が頻繁に用いられますが、ファン以外にはさっぱりわかりません。

 野球はしっかりとした訳語があり、ピッチャーは投手、キャッチャーは捕手とすぐに誰もが理解できます。

 正岡子規がショート・ストップを遊撃手と翻訳したことは素晴らしいと当時から賞賛されていたようですが、かつてのロックバンドも安易に外来語を挿入しなかったことに、プライドを感じます。

 かつてオシムが

 「日本人の感覚に見合うサッカー」

 を代表監督時代に提唱しました。

 今、代表監督は日本人に変化しましたが、再度、らしさを求める時期ではないでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アナログが持つ優しさと音色

2020-02-06 00:40:41 | 日記
 僕が初めて音楽に興味を持ち始めた中学時代は、現在のように音楽配信という形は存在しませんでした。

 我が家にも両親が購入したレコードとミュージックテープが残っていますが、CDも縦長の8インチと現在の主流となった12インチが混在しており、録音用のカセットテープも健在でした。

 日立のマクセルやTDKなど、カセットテープで屋台骨を築いた企業もあります。

 ブラウブリッツ秋田の母体はTDKだったはずですよ。

 時がたち、CDよりコンパクトなMDをソニーが開発し、僕の弟はよくMDに音楽を録音していたものです。

 僕自身はMDを所有したことはありませんが、あれほどコンパクトになると、むしろ整理整頓がしにくかったのではないでしょうか。

 サッカーでもゾーンプレスが行き過ぎた結果

 4-4-2同士てで中盤の潰しあいが生じる
 ロベルト・バッジョに代表される名手が、ピッチ上で行き場を失う

 と現象が起きました。

 僕は英語教材以外でCDを所有していませんので、ハイレゾという音を聞いたこともなければ、音楽配信を利用することもないでしょう。

 一方でカセットテープやレコードの需要が伸びている背景は、何となくわかる気がします。

 僕が学生時代CDを買う際は

 1・海外の歌手の場合、輸入盤か国内版かで価格が異なる
 2・国内版は日本語訳の歌詞と、歌手のバックグラウンド、楽曲に触れた解説が読める

 など、自分で購入方法を選べました。

 サッカーでいえば、著名なコラムニストのコラムを読むようなものでしょうか。

 つまり、レコードとテープには音がデジタルに比べて優しいという意味合いの他、読む楽しみと選ぶ楽しみがあった、この点が今需要が上昇傾向にある理由かもしれません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする