餡パンを二つに割る。空洞が現れる。とても日常的なこと
である。なぜ餡パンには空洞が出来るのかと、かぶりついて
いる反対の手に残った方の餡ぱんを見ながら考えるでもなく
考えている。「亀鳴きにけり」と、情緒的な季語おかれて、
春の夕の心地が何やら餡パンを物憂い物に転化させて行く・
・・。と、書きながら「空洞から亀の声が聞こえる」と読む
面白さも捨てがたいですね。(H)
である。なぜ餡パンには空洞が出来るのかと、かぶりついて
いる反対の手に残った方の餡ぱんを見ながら考えるでもなく
考えている。「亀鳴きにけり」と、情緒的な季語おかれて、
春の夕の心地が何やら餡パンを物憂い物に転化させて行く・
・・。と、書きながら「空洞から亀の声が聞こえる」と読む
面白さも捨てがたいですね。(H)