MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

『「暮しの手帖」とわたし』

2016年04月28日 | BOOKS
『「暮しの手帖」とわたし』
大橋鎭子 (オオハシ シズコ)
暮しの手帖社
(単行本)
[ポケット版]『「暮しの手帖」とわたし』
大橋鎭子 著
暮しの手帖社


 朝ドラ「とと姉ちゃん」のドラマのモチーフになった1冊です。

 もうずいぶん前に読んだのですけれど、ドラマを見て「あれ?こんな子ども時代だっけ?」とまた手に取りました。
 ドラマで描かれている子ども時代はだいぶフィクションなんですね。
 ただ、同じ時代を生きた多くの女性・男性の要素というかエッセンスを集めてドラマのストーリーが構成されているんだなぁと感じます。

 この1冊を読むと、さらにドラマの展開が楽しみになります。
 たくさんのエピソードを、どう描くのか。あの人物の登場はどんな感じになるのか。
 ワクワクします。

 単行本の表紙の絵は、花森安治氏がアメリカ視察旅行中の著者に送ったもの。社内の仲間からのメッセージも小さな字で書きこまれています。
 本の後ろ4分の1には、「暮しの手帖」の担当記事やあとがきも付録として収録されています。
 そうそう、巴里コロンバン銀座支店のホットケーキレシピも載ってますよ。
 雑誌からの抜粋記事の部分だけ紙の色が違うのは、雑誌と同じ紙質なのかなぁ、とふと思いました。前に読んだときには気付かなかったのですけれど。

 
 

 
コメント
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