MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

しあわせな群れ 『あつまるアニマル』

2009年06月09日 | BOOKS
 人猫さんに教えていただいた絵本、『あつまるアニマル』(ブライアン・ワイルドスミス著/アーサー・ビーナード翻訳/講談社)。
 図書館で借りたのですが、娘も私もすっかり気に入って、期間延長して1ヶ月も借りていました。

 「○○(動物)が△△(擬態語)とあつまる」という文の繰り返しと、色あふれる動物たちの絵。額縁に入れたら『芸術品』と呼ばれて子どもたちから遠ざかってしまいそうな絵が、布団の上の読み聞かせに登場するのですから!
 こんな素敵な絵本に小さい頃から触れられる娘がうらやましくなりました。


 娘は動物の群れの絵を見ながら、はじめは「これがパパで、これがママで、これがワタシで、これがにいにいで……」と指差していたのですが、だんだん擬態語が面白くなってきたようで、私と一緒に「△△とあつまる」と言い、さらに擬態語だけ続けて言ってはニコニコ。

 「動物の群れ=家族」ということも、なんだかとても幸せに思えました。みんなであつまって、守りあい、分け合って食べて、寄り添って寝て。動物的であることこそ、生きていく上で一番の基本なのでしょう。





ワイルドスミス氏の美術館(静岡県)
  ワイルドスミス絵本美術館
 子どもたちのためというよりも、自分のために一度訪れてみたいなぁ。
コメント (2)
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