おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

ソフィア、アップタウンな公園で花吹雪

2015-04-29 20:42:57 | まち歩き

ここのところ日中は23度くらいまで気温が上がるソフィア。この首都の「エッジ」に位置する庶民の街リューリンはけっこう寒めの日もあったりするのですが、少し中心部に向かうとホンワカ穏やかな感じになったりします。

たまたま「ハリ」の水汲み場からさらに東のほうに行く機会があったのでちょっと途中のオボリシュテ公園で降りてみました。久々~!! オープンカフェやレストランがたくさん開いてて、人々は思い思いにビールやカフェを楽しんでいます。ここは公園全体に無料のwifiがとんでるんですよ!!

お花がキレイに植えられていて、噴水もあります。誰も盗んだり壊したりしてな~い(笑) 小さな白いお花が咲いているところは自然のじゅうたんのようにフワフワで。お散歩ワンコたちもうれしそうです。

小さな子供たちもいーっぱい!! でも飼いワンコたちの数、よく見ると場所によっては子供たちより多い!? と、ママやパパと、5歳くらいのボクちゃんが「犬ゴワ゛イ~!!! ワ゛~~!!!」と大泣き。 確かにでっかいワンコがリードなしで散歩しています。

もちろんイイ子が多いけど、時にはけっこう低めの声でワンワンなくコもいるもんネ。ちなみにここの公園にはワンコの落し物専用袋もあったりするんですヨ。

ここからすぐのところから国立図書館の裏からはじまる次の公園。こちらは一応ワンコの散歩禁止の表示があります。ここはさらにハイソな感じ!! すぐ横のレストランではオープン席でサラダと白ワインのオシャレな4人連れが歓談しています。

そしてここに、ソフィア開発の際掘り出された遺跡が・・・ 

ブルガリアらしくランダムに置かれています。その間、というかその遺跡を台にして子供たちが人形でオママゴト!!(笑) かなり高貴な(?)お遊びですネェ・・・

そしてブルガリア国内で最も地価の高そうな場所のマンションのベランダに翻る洗濯物・・・ 干し方は庶民的(笑) 

穏やかであたたかい風が心地よい・・・ 以前は寿司レストランがあった国立図書館を回りこんで表側に出てきましたヨ。するとフワ~っと花吹雪!! ここには日本の桜が植えられています。ここはソフィアなのになんだかナツカしいなァ~。


実はこのあたり、ちょっと前までナルコマン(薬物常習者)の巣のような所だったのですが、さすがにキレイに整備され、もうそういう人はいません。子供も安心して遊べます。市内中心部は少しずつヨーロッパ・スタンダードになりつつある・・・のかな? 

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春の日ざし!! 「クスメッチェ」つきのカフェで!!

2015-04-23 19:50:33 | ブログ

庶民の街リューリンにもある、ケーキがウリのカフェ、「ネデーリャ」ですが、ソフィア市内では広くチェーン展開しています。ここのところ春の日差しがまぶしい、気持ちのいい感じの日がちらほら・・・ ソフィアの真ん中の方、ホテル「ヒルトン」の近くに行く機会があったので通ってみるときれいに桜が咲いていて、いい感じ!!・・・ っていうと、この「ネデーリャ」の外席は人でいーっぱいっ!! 

ここでコーヒーの類を注文すると一緒に出てくるカード・・・ よくブルガリアの地元民は「何かクスメッチェみたいなの」とか言っています。クスメッチェとは「クスメット」=幸運、ラッキーの呼称形(と言うか、ちっちゃな、って言う感じの意味)で、以前はもしかしたらこのテのものには「今日の運勢・小吉」的なものが書いてあったのでしょうか・・・?(ブルガリア人はけっこうこの手の占い系のものが大好き!)これを見ると、日本の喫茶店で昔よく見た、100円入れるおみくじ、というか星座占いの丸いヤツを思い出してしまいました。(あれって日本でたった一つの会社で製造してて、シェア100%で、中にはこれと同じようなのが入ってるんだって!!) 

今は占いというより誰かの格言的な・・・ 時には恋愛成就のための「一言メモ~」的なものが書いてあったりします。最近ネデーリャに行った時についてきたカードには、

「Никой не е толкова мъдър, че да няма какво да научи от природата」(そんな賢い人はいない。自然から何も学ぶことがないと言える程・・・)って書いてありました。ふ~む・・・なるほどですが、これ、どこが「クスメット」(ラッキー)なのかなァ・・・  ネデーリャだけでなく、たいがいどこのカフェでもなのですが、これと似たようなサービスがあります。サービス・・・なのかな? コーヒー飲むとき、こんなの読みたいかなぁ・・・? あんまりみんなも見てないみたいだから、その分安くしてほしいくらいだけどネ。

カフェ「ネデーリャ」ではセットメニューがはじまりました。ブルガリアらしくコーヒー+ジュースまたはコーラ+ケーキやサンドウィッチと、なぜか飲み物はコーヒーだけでは終わりません。コーヒーに水は分かるけど、コーヒーにコーラ、フレッシュジュースっつーのはいまだになじめませんネ~!! コーラとるならコーヒーはとらない!! でも、ちょっとおトクだったのでセットで!! そしてネデーリャに入ってみてちょっと「オオッ!!」っと思ったのが、各テーブルに呼び出しベルを置くようになった!! 日本のファミレスではおなじみだけど、これってブルガリアで初めて見ました!! 押すところは「注文、支払い、キャンセル」の3つ。ブルガリアでもデジタル化の波かっ!?と思って、セルビチョールカのモミーチェに「これって「支払い」のトコを押すと自動的にレシートが出てくるの?」って尋ねてしまいました・・・ さすがにただ呼び出しが腕時計型のターミナルに行くだけだそうですが・・・

ソフィアでは「エクレロヴァ・トルタ」という、ケーキの中にシュークリームが入ったものが流行っていますが、老舗(?)の「ネデーリャ」ではそれのラズベリーバージョンがあったのでそれをチョイスっ!! 前はネデーリャのケーキと言うと「鼻血が出る(?)ほど甘い」って言う印象でしたが、今回食べてみると・・・ 満足感があるのに後味すっきりな甘さ。メニューにもよるんでしょうけど、いい感じです!! 

暗い冬と打って変わってこれからソフィアは美しい季節に入ります。 

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何だかよく売れてるな~ クレープ屋さん

2015-04-21 11:25:59 | 食・レシピ

庶民の立場からすると、「おカネがないから家でパラチンカでも作って食べるワ~」とか「パラチンカみたいな簡単なもの、何レバも出してまで外で買って食べる人の気が知れないワ~」とか言われていたのですが、最近はどうも事情が変わってきているようです。パラチンカとは日本でいうクレープのこと。以前にも書きましたが、他にも「カトマ」と言う似たようなもの(はっきりとした違いは作ってるのを見ても、食べてみてもやっぱり不明・・・笑)があり、こちらも一般的。このパラチンカやカトマのお店によく行列ができてる!! ええっ!? どうして?以前はこの手のお店はまず長続きせずつぶれてしまっているのをよく見ましたが・・・

庶民の街リューリンのパザールの、ついこないだまで「スラブスカ・スカラ」だったお店がいきなりやめたと思ったら新しくパラチンカ屋さんとしてオープン!! 早速ワタシも突撃!!(笑) すると、以前のパラチンカ屋さんとの大きな違いを発見!! これまでのパラチンカ屋さんはあったとしてもスタンダードなチョコとホワイトチョコ、そしてジャムくらいしか選べなかったのに、今度のお店は甘くないメニューがすごく充実しています。ブルガリア定番の白チーズ=シレネと黄チーズ=カシュカヴァル、そしてそれとコンビネーションでシュンカ(ハム)やルカンカ(ドライサラミの一種)などの加工肉製品も入れられます。さらにはシレネとジャムで甘辛味も!! もちろんいつもの甘いメニューも、いろいろなジャム(いちご、ブルーベリー、イチジクなど)とチョコクリーム(もちろん白黒あり)、さらにナッツなどのトッピングも新登場!!

そして他のメニューも置いています。ホットドッグやトースト類もありこちらはもちろん食事メニューです。リューテニッツァ(トマトやパプリカの入ったブルガリア定番ソース)やサラダ類もオプションで入れることができます。

ワタシが行った日は、市場に買い物に出かけた、午後から天気がよくなってホントに春めいたポカポカ陽気の日。小さなお店の中で制服のTシャツでパラチンカを焼くモミーチェ(女の子)はもう暑そう・・・ お店の中で待っているワタシもずいぶん暑くなって、「今からこんなに暑かったら夏は大変ネ~?!」と聞くと、「ホントにねェ~・・・ 水着でやんないとダメだわ・・・」 う~む、そんなことになったらリューリン市場の入り口に若い男の子たちの大行列ができそう・・・ もう今でもパラチンカという、野郎にはあまり似合わない(?)食べ物にもかかわらずけっこう若い男性が並んでいたりして・・・

それはともかく、男の子たちだけでなく、ワタシより若い人ばかりが買っていますっ!! 子連れの主婦たちも・・・ こんなもの家でつくれよ~っと思ってしまいますが、とにかく近頃若い人たちの多くは家でキチンと料理をするという感覚を失ってきている・・・のかな?

このお店から30メーターくらい離れたところにある「カトマ」のお店もいつも行列ができてるし・・・ こちらはどちらかと言うと甘くないメニューがメイン・・・ そしてミルクレープ状にして間にマヨネーズサラダを挟んだ「ソレナトルタ」(直訳すると「しょっぱいケーキ?!」)もウリ(要予約ですが)のようですヨ。

2つのお店、両方ともで買ってみて比べてみても・・・ やっぱり「パラチンカ」と「カトマ」、違いがわかんない・・・(笑) ちなみに、カロリーは高そう・・・ ペロッと食べれるファストフード!! ワタクシ的には気をつけないと!! 

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やっと日本上陸!? ラドラー

2015-04-14 21:03:13 | 食・レシピ

4月半ばになりようやく昼ごろに20℃前後になる日が多くなってきました。そろそろ冬タイヤを「夏物に衣替え」してもいいかなァ?と思えてきましたよ~!! 日本はもう桜も散っちゃって、西の方は半袖なんでしょう? こんなおさんぽシーズンに、いよいよ日本でもサントリーから「ラドラー」なるものが発売されましたネ!! ウチのブログだと2012年くらいに初めて書いたかな? ブルガリア語表記では「Радлер」!! ワタシのお気に入り、夏の定番ドリンクです。

日本だと、これ、何の部類?ビールに某ファ×タレモン(笑)を混ぜたような、アルコール度数低い・・・ と言ってもノンアルコールじゃない、ライトで甘い飲み物なんだけど・・・ こちらだと、大人数で集まるときは、普通のビールのペットボトル2.5リットルと、例のファンOレモン2リットルを買って、自分で割ったりしてるんですヨね~。ファンタそのものよりも甘さがおさえられるから、スナックやピザ、揚げ物やスパイシーなおつまみにとてもよくあいます!!

ブルガリアでも各社、このラドラーに力を入れていて、新製品も次々と出ています。アリアナからはレモン&ブズ(=エルダーフラワー)&ミント!! なんともブルガリアっぽい組み合わせ!! ちょっと飲んでみましたヨ~!! と、う~ん・・・ レモンとエルダーフラワーがあうのはいいんだけど、ミントはちょっといらないかァ~・・・ カメニッツァからはレモンとエルダーフラワーだけの組み合わせ。カメニッツァのはビールの味が結構強めに出てるかなァ~。またグレープフルーツ味やオレンジ味があったり、ベリー系やコーラで割ったものなどなど・・・いろいろな会社が競って作っています。

「ラドラー」って「サイクリスト」=自転車乗りのことだそうですね。でも一応アルコール入ってるので気をつけましょう!! (サントリーさんのサイトを確認すると「日本では自転車でも飲酒運転は法律違反!!」って書いてました。さらによくサイトを見ると、日本で発売されたラドラーはアルコール度4%!! こっちのラドラーは1.8~2%なのに・・・)

それからこちらで出たからこれから日本でも今後出るかも、トレンドになるか持っていうのが「スヴェジョ」ビール。英語では「リフレッシング」ってことなのですが、アルコール度が3.6%と若干低めになっていて、「ランチビール」には最適なのではないかと・・・ ちょっとウスい?いやいやこれがけっこうイケます。(日本ではランチビール、ってわけには行かないでしょうけどねェ。だからと言って会社の昼休みにノンアルコールビールを飲むのもねェ・・・) でも、日本のラドラーのほうがアルコール度が高いってどういう意味?!

夏時間になったブルガリアでは、もう夜8時でも明るい季節!! オープンエアのレストランでとりあえずビール的なものはラドラーやスヴェジョで!! って気分になりましたヨ~!!  

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ソフィアのもうひとつの庶民の町・ドゥルージバ~ソフィア市営地下鉄新4駅降り潰しの旅(3)

2015-04-11 08:23:09 | 鉄道

庶民さ加減ではリューリンに劣る(?)ものの、けっこうフツー(これまた?)の人の住む、首都ソフィアにはめずらしい・・・ちょっとビンボくさい(ワタシの主観。失礼)住居区がドゥルージバです。

ロシアに住んでいた友人が、「どこでもあるんだねェ・・・ ドゥルージバってとこ」と言ってました。まぁ、友情とか同志(!。あの首領様の国でよく使われる表現ですヨ)っていう意味でしょうか。あと、「ムラドスト」(=若さ?)なんかもそう・・・ つまりもともとあった小さな町が発展したというよりは、大規模に宅地開発した新興住宅地(共産体制下での。つまり建てられたのはどんなに新しくても30年位前。)だから建物はみんな共産団地・・・ ソフィアの空港を降りて今まではバスでこの地区を通り抜けていたわけですが、「バラの国、ヨーロッパ」を意識してきた観光客の皆さんの美しいイメージを打ち砕くには十分すぎる衝撃的な風景(笑)。でもこれからはこの風景を見ずに地下を通っていくことになるわけですね。

ここの地下鉄駅は鮮やかなエメラルドグリーンが駅のカラーのようで、とってもオシャレ!! 

この芸術作品っぽいのもはこの地区の中にある市民の憩いの場「ドゥルージバ池」を抽象的に描いたんだそうです。ワタクシ的には好きですネ~。でも、「駅の中に水漏れがする」とか「工事で掘りクリ返したせいで地区全体がくさくなって窓も開けられない!!」などと開業前の評判は散々・・・ 降りてみたときには気づかなかったけどネエ・・・ そして、地上はやはり、だだっぴろ~い!! 階段を登って地上に出るといきなり!! パイプラインが!!


反対側の出入り口あたりから共産団地郡がはじまります。地下鉄の出口の近くにアパートを持っている人にとっては超ーっラッキー!! 共産団地だけど資産価値もちょっと上がったりしてネ。 でも・・・ ただの居住区で、オシャレなカフェやお買い物に便利なスーパーとかは・・・ ない・・・ っつーか、まだない?これからできる? 住居棟の感じはソフィア市北側のナデジュダ地区と同じ・・・ そういえばあそこも地下鉄駅の周りにあんまりそういうところなかったんだよね~。 まっ、開業したばっかりだし、これから人の流れも地価も変わっていくんだろうから、これからだよねーっ!! 
 

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