おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

やっとソフィアにも冬将軍到来!! in2014年末

2014-12-28 11:26:31 | ブログ
10月に一度結構な雪が降って以来、雪が降らなかったソフィア・・・
そのときの雪も溶けてしまったビトシャ山・・・ 今年も暖冬か?だって週の前半は最高気温が17度まで上がったんだもの・・・ と思っていたら、
金曜日の夜から降り出した雪がどっと降り積もりました!! (ちなみに今回はウチの窓からの写真はナシ。だっていっつも同じなんだモン・・・)
おなじヴホッド(住居棟の入り口)の隣人たちも、「冬だねェ・・・」
除雪車の入ってこないウチのブロック(住居棟)の前の駐車場は結構雪が残っていきます・・・
今度の雪はたぶん溶けちゃわないでしょう。こっちの大晦日、そしてお正月はどうやらマイナス17度まで下がるらしい・・・ 今この時点でも(ちなみに今午前11時)マイナス10度・・・

10月の雪のときに準備を始めていた、ソフィアっ子の心の山、ヴィトシャのスキー場・・・ そのときの雪がちゃんと残っていたらもうずいぶん前から営業できたんでしょうけどね。最初の雪ではまだ誰もいなくて、リフトも動いてなかったのですが、


昨日はスキーを車に載せて出かける人を見かけました!!

この冬はスキーやスケート、できるかなぁ? それより、どんだけ寒いかなぁ・・・ というのが心配な年末の一日でした。
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街はすっかり年末モードだっ!!

2014-12-15 23:25:21 | ブログ

庶民がメチャクチャ厚着して行き交うリューリン・・・ まだそんな寒くないと思うけど・・・ まっ、それでも12月も半ば、みーんなクリスマスから新年のことで頭いっぱい。こんなに失業と少なすぎる年金に悩まされているのに、この時期はみんな元気だなァ~!!
ちょろっと地下鉄に乗ると・・・ 車内に「クリスマス屋台、やってます!!」のポスター!! しかもそこの売りは「ドイツ式」ということらしい・・・ ずいぶん前、年末にウィーンに行っちゃったこと、あったけど、あーいう感じってこと? じゃあホットワインとかあるのかな?

よく場所を確認しないでソフィア大学前で地下鉄を下車。その日はたまたま近所のスタジアムでЦСКА(ツスカ、といってもソフィアの。むかし本田がいたとこじゃないヨ)の試合があったようで、若者がドドーっと!! でもこのまわりじゃないみたい・・・ 去年まではここだったのに。で、地下鉄駅構内のwifiを利用して調べてみると、国立劇場「イヴァン・ヴァゾフ」の方らしい。もう一駅分歩かなきゃ・・・ と歩いていくと、何か大音響が!!

行ってみると確かにドイツ式のクリスマスバザールっぽい屋台が出ています。中に入っていくと最近行ったドイツそのままの表記で屋台の看板を出しています。ソーゼージ、グリューワイン!! さらに揚げチュロスやシュトレン、タルト類のスイーツ!!

ところでこの大音響のもとは?と奥へ行くと特設ステージがあり、、DJ・・・ならぬおばさんがマイクで子供たちを紹介!!

「ではお聞きくださ~い!!」で子供たちが美声(?)を披露していました。曲は・・・ 何と!! 「オペレーター」 何かワタシ的にはこの曲、アメリカの感じ~!! ブルガリアでもこういう局が受け入れられるようになったっツーことでしょうか?そういえばこの屋台街、40代以下あたりの人多し・・・ 若い人にはいわゆる東欧っぽい感じよりもこういうのがウケるのかなァ~? ワタシがブルガリアに来たはじめのころにはまだみんなは「コレダ」(クリスマス)よりも「ノヴァ・ゴディナ」に重きを置くむかしの社会主義体制の祝い方だったような気がしましたが・・・

ここはチャリティー的な感じらしく、屋台にまぎれてあるブースでは手作りクッキーやカップケーキなどが手書きの値札で売られていました。父兄参加ってこと?

とうとうウルサーくなってきたので屋台街を後にしました。ふぅ~(汗)

大統領府やツムの前もキレイな電飾でキラキラしています。


道行く人たちもちょっと華やかな気分になっているみたい。うれしそうに写真を撮る人たちも。もう気分はクリスマス休暇から新年の休みにまっしぐらです。来年2015年はどうなるのかなァ?
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リュドミラとカロヤンチョと「あの鐘をならすのはあなた」

2014-12-08 12:09:04 | アート・文化

ソフィアンツィ(ソフィアっ子)の心の山ヴィトシャのふもと、地下鉄工事真っ盛りのムラドスト4丁目のはしっこから少し山すそに行ったところに大きな塔が見えます。オコロブラステン・プット(外環道)からもはっきり見えるこの塔、よく見ると大きな鐘が… ムラドストに住んでいた10年前からそこにあるのは知っていたのですが、はじめて行って見てみる事になりました。何があるんだろう・・・

オコロブラステン・プットのムラドスト方面入口をそのまま細い道に入っていくと森の中の公園になり、「鐘公園」の入口があります。そのまままっすぐ進んでしまうと超高級住宅街に突入するのでご注意… (ちなみにこの住宅地、しっかり塀で囲まれてガードマン付き。絶対マフィアが住んでるなぁ) 散歩によさそうな公園ですが、あまりにも街から遠くて・・・ このマフィオルスカ(?)住宅地の専用散歩コースになっちゃってる・・・


遠くからも見える塔を包む手のように建てられた壁にはいろんな鐘が・・・牛さんの首にぶら下がってそうなのや、羊さんやヤギさんの首にぶら下がってそうなのからはたまた銅鑼も…

そしておなじみの形の鐘もあるなあ… と思って見るとやっぱり日本の!! そしてよく見ると… この鐘の送り主は「日テレ」の社長!! 

この公園、みんな通称「カンバニテ」(=「鐘(ブルガリア語でカンバナの複数形)公園」)と呼んでいますが正式名称は「国際世界児童公園」、子供たちの平和と未来を祈念した公園で、塔の基部にレリーフで描かれている「リュドミラ・ジフコヴァ女史」の肝いりでできた公園… 

バイ・トーショ(トドル・ジフコフ国家元首)の娘リュドミラはブルガリア文化芸術協会の代表として世界中に出かけたそうです。その中でも父同様日本が大好きだったとか。そんなリュドミラのコネで集められたのでしょうか、世界中いろんな国から贈られた鐘・・・ そして贈り主を見て行くと… NATOとイスラエルから贈られた鐘が並んでいて、

それから少し行くと今は亡き「CCCP」(ラテン文字ではSSSR、つまりUSSR=ソ連,前にやりましたねこのネタ…)とあの「首領様の国」のが並んでる… 

なんとも子供の未来にはきな臭い感じがしてしまいますが… そして鐘がなくなってるところも結構あるし、割れちゃってるのも多い… ちゃんと維持してあげよ~よ…

そんな感じですが、リュドミラ女史の遺志を受け継いで、世界で活躍するブルガリアの若者をたたえるプレート… よく見るとどこかで聞いたような名前が… 新体操の選手たちや、アイスダンスで優勝し、そのあと飲酒運転で交通事故を起こした人、とか・・・ そしてやはりこの人!!

カロヤン・ステファノフ・マハリャノフ、元大関「琴欧州」、最近現役を引退したあとよくバラエティーに出てますねぇ!! 新たな活躍の場所、と言うことでしょうか。そういえば、力士役で出演した「テルマエ・ロマエ2」、ブルガリアでロケしたのに彼のパートは日本でCG撮影だったからぜんぜんブルガリアに連れて行ってもらえなかったんだって!!(笑)

ブルガリアの若者たちの未来… ソフィアの「街は今~」クリザタの中ですが、「あの鐘を鳴らすのは、ハあ~なハ~たぁー」って(というより、割れた鐘を直してくれるような奇特な)若者たちが出てくることを願って鐘公園を後にしたのでした。 
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冬のはじめの温泉三昧な1日!! ~ベルチンバーニャ

2014-12-04 20:32:27 | 温泉ブログ
朝は7時半頃にならないと明るくならない、庶民の街リューリン・・・ うす明るくはなるけど結局どんより重い曇天つづき。そのせいか友人たちがみんな「風邪ひいた」、「調子が悪い」を連呼しております。ワタシも腰にきてる・・・?疲労感・・・。 ええ~いっ!! それなら温泉だーっ!!

友人リックのおススメは、ソフィア市から恐らく一番近所にある「現役」の温泉地、ベルチン。ヴィトシャ山の向こう側にあります。いつも行っていた公営のお風呂・・・泉質はバツグンだけど、何せ施設が極古だもんで、ちょっと最近は行ってなかったのですが、リックいわく、「スパホテルの方を利用したらいいんだよ~」・・・ そうかー・・・ いつも公営公衆浴場に入ろうか入るまいか悩んでいるときに通り過ぎていた、ちょっと高そうなホテル・・・ 初めて行ってみました。

スパ利用料は1日25レバで、ローマ風呂、スチーム&ドライサウナ、温水プール、フィットネス(ブルガリアでジムのことをこう呼ぶ・・・)が思う存分利用できますヨ!! サウナコーナーの方にはヒーターの内蔵されたベンチがあってゆっくりと休憩できます。夏なら外にも小さめですがプールがあって、リラの山々を見ながら楽しめるのもイイッ!!

お昼ちょうどに到着して、ほとんどお客のいない状態でお風呂に入りはじめたのですが、でもすぐにどんどんと家族やカップルが入ってきてました。宿泊の人たちなのかな?

平日はダブルベッドのお部屋二人使用で100レバが一番エコノミーですが、週末はお高め、そしてアパートメントタイプのお部屋もあるそうですヨ!! レストラン併設ですが、こちらはソフィア価格よりも少々お高い!! でも、とっても高級な感じ!! このホテル自体が4つ星だそうなのでそれに見合った高級感、って感じ。で、「レストラン以外で食事できるところは?」ときかれると、「ナイっ!!」と答えるしかないですネ~。でも温泉としてはハイレベルなので、温泉にうるさい日本人のお客でも満足できそう・・・ 水着を必ず持参してくださいネ!!

そういうわけで温泉のあとのおいしいゴハンは・・・ 結局ソフィアまで戻ってきてしまいました。ヴィトシャ山のふもとの高級住宅街シメオノヴォ、

日本のテレビ番組にも取り上げられたあの有名な「カタツムリ型の建物」の幼稚園の横を通り過ぎて少し行ったところのレストラン「507」、ここもリックのおススメ!!

ここはブルガリア伝統料理(その日のスープにシュケンベ・チョルバがあったりする)&フレンチスタイルで、ソフィア市が一望できるおしゃれでステキなお店です。

ここの仔豚料理、

そしてアヒル肉のりんごソース仕立ては絶品でした!!

やっぱり温泉はいいなぁ~っ!! 数レバで公衆浴場に入れることを考えると25レバはちょっと高いけど、でも、ほかで節約してがんばってまた来ちゃおーっと!! たまにはいいよネ!! ゼータクな1日も。
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