おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

徒歩5分圏内に発見!! おスシ屋さん⁇

2016-03-28 19:15:07 | 海外日本食

田舎気質は相変わらずの首都の中の村、ナデジュダ・・・

ふと車で通ったとき発見!! なんだアレは⁉ 地下鉄駅そばにいくつかある「パビリオンチェタ」(小さなお店の意)のうちの一つにお寿司の写真だっ!!! えっ、写真だけ? それともお寿司を売ってるの?

早速、車を家の駐車場に停めて歩いて行ってみました。 中華のお持ち帰りコーナーも併設で、地元ブルガリア人にはこちらの方が人気のようです。と、聞いてみようっ!!

「おスシもあるんですか?」
「ありますよっ!!! これがメニューです」

と、出前用のメニューをくれました。確かにおすしあるっ!! 「寿司の出前」って何か日本みたいな感じですねえ~、でも、

「あの、今日はスシを握る人が病気でね・・・ 今日はできないんですヨ。また今度来てもらってもいいですかねぇ?」との事。もちろん、また来ますよっ!!

ちょっと何日かして・・・ やっぱりどうしても気になるから行ってみよう!! もらったメニューを家で熟読して(笑)・・・ この「ラフラック」、つまり「スズキ」のこと? これ絶対試してみなきゃ!! で、とうとうOKな時に注文!! ヤッタ~っ!! 

ジャジャーンっ!! こんな東欧の片隅の、またその片隅の田舎村(首都だけど・・・)にもおスシがーっ!!! ちょうどウチに、スーパー「リドル」の「アジアン・ウィーク」の時に買っておいた日本酒と、ブルガリアのビールも一緒に!!

食べてみると・・・ オオッ!! クオリティーは低くないな~。いくつかソフィアでお寿司を出しているお店で食べてみたけど、場所によってはシャリが「ほとんどおにぎり」状態のところもあるけど、ここのはシャリがかたすぎない。こりゃ~イイワっ!! ネタの方は・・・ まァ、マグロと鮭は冷凍でしょう。スズキは? 冷凍の魚はいつものって感じ。

お店の人が、「食べたら感想、お願いしますネー」とのことですが、これは立派に及第点でしょうっ!! にしてもウレシイですね~っ!! 値段もリーズナブルだし、何せ、こんな近所にっ!!! これをぶら下げてウチに帰るのって、何か酔っぱらったサラリーマンのお父さんがお土産を買って帰ってるみたい・・・(笑)。また別のを試しちゃおーっとっ!! 

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ウチの「第二キッチン」~ベランダに「パーティーグリル」

2016-03-19 17:10:23 | 食・レシピ

今日も花冷えのおかげでジャンキの花が美しく咲き続けている首都の田舎村ナデジュダ・・・ のどかでのほほーんっ!! そして春だからとにかく1日中ねむいゾ~っ!!! 眠いのを我慢してると今度は頭が痛くなってくるし・・・ もォ~っ!! でも、ブルガリアで最も美しい季節だと思いますよ~、春先っ。

そんなある日、いつものスーパー「カウフランド」の広告が入っていたので見てみると・・・ オオッ!! 「パーティーグリル」!! この商品、「パーティーグリル」というのはたいがいのブルガリア家庭にある、電気の・・・ 日本でいうところのオーブントースターみたいなののもっと原始的なヤツです。こちらに来た頃にはほとんど見なかった、日本でよく見るタイプの(ガラスのドアのついたあの)オーブントースター、最近ではスーパーや家電量販店でも売られるようになりましたし、パンをおいしく楽しく(?)食べるのにポップアップトースターがあったらいいな、といつも思いつつ、 この3つの中でどれを買おうかといつも悩んでいたのですが・・・ パーティーグリルがいつもの値段の半額!!! よしっ、これは買いだっ!! カウフランドへGO!!

で、買ってきてみましたヨ!! ブルガリアでは一般的ですが、ブルガリア製ではなくて「キタイスコ」(=中国製)。どう考えてもコレ、中国人の料理には利用されそうもないけど、ブルガリアや、もしかしたらロシアなんかでも使われてて、そういう「市場」のために「世界の工場」でつくってんのかな?にしても・・・激安!! 日本円だと1500円しないくらいです。800Wで高出力!!

この構造・・・ これがまた超シンプル!! 太い電熱線の下に焼きあみ、そしてその下に落ちた油の受け皿。このあみのことをブルガリア語で「スカラ」というので、スカラという言葉は網焼きバーベキューの意味にも取れます。このスカラ、電熱線の上にも取り付けられます。

これを買いたかったもう一つの理由・・・ それは大家のエンチョおじさんが、自分の趣味もあってかここのベランダにパーティーグリル専用コーナーを作っておいてくれたこと。きちんとした台(?)にコンセントがついています。あと、リューリンから持ってきたガスコンロもここに鎮座。ここがウチの第二のキッチン!!

で、焼いてみたら・・・ オオ~っ!! うまく焼ける!! そして便利ーっ!! お肉の焼けるいいニオイは外へ・・・ 近所の人のおなかがすきそうなイイ感じ!! 今はまだ夜は寒いけど、夏はここでミニバーベキューでビールもいいよね~!! ・・・にしても、この調理器具・・・ 見た目ずいぶんジミだけど・・・パーティーしたくなるのかな?ブルガリア人は・・・ 

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お気に入り!Myおつまみやさん「レジーナ」

2016-03-16 23:47:24 | 食・レシピ


ぶっきらぼうな田舎くささ満載のナデジュダ区・・・ 今日もちょっとお買い物をしに地下鉄駅そばのスーパーへ。夕刻と重なって、仕事帰りの人々の約半数も同じスーパーに吸い込まれて行きます。ここはショーケースからお総菜やチーズ、ハムを量り売りしてくれて人気なのですが、どーもここ、ナデジュダ区あたりは売り子のおねえちゃんたちが粗い対応をしてきます。

「えっ、何グラム?何個?どっち?」なんて感じ・・・ オーコワっ!! でもこれ、お客さんも悪いんですよねーっ!!

見てると、特にお年寄りが、「この安売りのハム!! この切ってあるのじゃなくて今切ってくれる?」
「え?これはさっき切ったものですよ!」
「いいから!! 切りたてがほしいの!! 同じ値段でしょっ!」 ・・・などと、他のお客を顧みず”好き勝手”に時間のかかる注文をしたり、待ちきれないお客同士が割り込んだなんだかんだでケンカし始める始末。 それを仕切らないといけないのでちょっと高圧的に上から言っているようなのです。空気的には、「ほっらーっ!! 早く決めなさいよーっ!!」みたいな。

スーパーのレジを無事通過するとほっとため息。ここで、「あっ!! ちょっと晩酌のおトモ、忘れたな~。」と思っても、もうあの”戦場”に戻るスタミナ(?)はありません。トボトボと地下鉄駅を通過してウチの側に出てくると・・・ オオ~っ!! あ~るじゃないのーっ!! ワタシには「レジーナ」が!! 

ここはギリシャからオリーブやその他ちょっとしたお惣菜、サラダなどを売っています。

何よりもリーズナブルな価格!! 100gでもけっこうな量になり、オツマミにするにはちょうどいいのに1レバ2レバと安い~っ!! お気に入りは辛いチリのまぶしてあるオリーブ!!

ちょっとガーリック風味もついていてウマいっ!! ビールによく合います。また日替わりで特売もやっていて、その都度その安いのをいろいろ試しています。ギリシャ発なので「シャジキ」や「タラモ」もあり、パンにのせて食べるのにおいしい系のものも充実。

何よりもここの売り子のモミーチェ。カワイくって親切。そのうちの一人は・・・ ヘアスタイルがけっこう前衛的(?)なのですが、そういうルックスとそぐわない(笑)笑顔の対応です。まだ試したことのないのも多いからちょっとたのしみです。 

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目ざせっ!秘湯ハンター・・・でもその道は遠く険しい

2016-03-14 22:40:25 | 温泉ブログ

せっかくサンダンスキに雨の中、こんなに苦労して出かけたのに・・・ これまたその日に限って公衆浴場は検査で開いてない・・・ なんてタイミングが悪いのっ!? モォ~っ・・・ でもせっかく出かけてきたんだから絶対!!! どっかでお風呂に入りたいゾっ。でも、どこで?

そういえば以前に入った「シミトリ」という温泉があったけど、その近くに家を買って移住してきた友人のフランス人ベルナールおじさんが、「ウチのセロにもいい温泉があるんだゾ」って言ってたなァ。でも、おじさんのセロ、何ていう名前だっけ?思い出せない・・・ と、一生懸命グーグルマップやいろんなサイトで探してみると・・・

シミトリとサンダンスキの間ノ「オシュタヴァ」という小さな村に温泉があるらしい… それもかなりディープな秘湯が。写真を見る限りではブルガリアで普通に見られる公衆浴場のスタイルにもなっていない、なんとも普通の民家のようですが。どんな温泉なんだろう? ある記事には「秘密の楽園」!! え~っ、そこまで言うぅ? そんなに言うんなら出来ることなら入ってみたい!! と、サンダンスキから引き揚げながら探してみることに。

ギリシャ国境からサンダンスキを通ってストルーマ高速まで続く国道E-79号線をトボトボ・・・(気分は。ムルティプラちゃんは先行する車が少ないのでけっこうスイスイ)走っていくと、けっこう切り立った峡谷から分岐する「オシュタヴァまで12km」の看板。あっ、ここ、ここ!! うむむ・・・ 何とも怪しげな田舎道ではないか?と、恐る恐る入ってみましたが、少し走って予想は的中!!

渓谷の谷底を走っている国道から一気に駆け上る田舎道!! これって何十m、いや何百m登ってんの?! 道の状態もあんまりよくない上に、工事中のダンプ!! ひえ~っ!! ホントに大丈夫なの?

ずーっと行って登りきったところに「スタラ・クレスナ」という小さな村。こんな所に住んでたら買い物なんかホント大変だろうなァ・・・ でも車は来てるし、風力発電の風車があるので、少なくとも少しは人が住んでるんでしょう。でも、ムムム・・・・ホントにこんな所に温泉があるの? 小さな村の中心部であろうところの交差点には「オシュタヴァ⇒」 勇気を出して行ってみよう!!  

と、曲がって少し行ったところに少し色あせた看板・・・ 「冷泉」!! オオッツ、ホントにあるんだー!! でも、牛たちが草を食んでいるそこから伸びる道は・・・泥道。雪はもうなくなってるけど、雨でぐちゃぐちゃにぬかるんでいます・・・  

ここでひざの弱いポッチャリ娘ムルティプラちゃんのお腹でもスって立ち往生してはタイヘン!! と、途中であきらめて引き返すことに。アスファルトの下の道まで戻ると村の方から歩いてくるおじさんが・・・ 仕事帰りなのでしょうか?それとも牛飼いのおじさん? 

「温泉、ってあるんですか?」
「うん、あるよ!」
「やってるんですか?」
「やってるよ!! 車ならいけるさ!!」 ええ~っ?! あんな轍だらけで泥だらけなのに? 怖くて絶対行けないヨ~っ (TOT) ホントに秘湯までの道はつらく、険しい・・・ こりゃ、道がしっかり乾く夏までオアズケだ・・・ と、つづら折れの道をそそくさと引き返し、さっさとシミトリの温泉に向かいました・・・ 

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えっ?まだなの? サンダンスキの「ムゼイ」

2016-03-13 06:46:22 | まち歩き

ジャンキやスモモ、桃などのつぼみがふくらみつつある、でも風はまだ冷たい首都の田舎村ナデジュダ・・・ を飛び出してまたもや南の方へ温泉に浸かりに行くことにしました。引越してほぼ1か月。まだ慣れませんね~。新しい環境にスグ慣れる方じゃないっていう性格のせいでもあるけど・・・ 疲れが抜けず体がガチガチ・・・ これはお湯につかって体を伸ばさなきゃ。そうだっ!! この前のサンダンスキの新しくなった公衆浴場がとっても良かったのでまた行きたいっ!! と、晴れた日と晴れた日の谷間でけっこうしっかり雨が降っているにもかかわらずストルーマ高速を二時間で出かけてみました。すると・・・

南に下るにしたがって雨は小降りに。温泉の前にサンダンスキの歩行者天国を抜けた先の大きな公園をちょっとおさんぽ~♪ 雨が降っている分人が少なくってイイっ!! と・・・

あれ、その辺にいくつも木箱・・・ 中に古本・・・えっ? 「おい子供ら!! これ読んで考える人間になれよっ!!」って書いてあって、開けれる・・・ 

つまり、自由に読めるってか? う~む。ワタシも子供たちがそうなってほしいと思うけど、サンダンスキだけ? ソフィアじゃ見たことないねっ!! 今回平日によく街を観察してみると(いつもここに来るのは人でごった返す週末のことが多かったので・・・)、このサンダンスキって街、けっこう教育に力を入れてるみたい。サッカーチームもあってジュニアからがんばってますよね~。

温泉水を使って2月でも水泳トレーニング・・・ 子供たちが飛び込んでバッシャーン・・・ って雨のそぼ降る中、屋外っ!! 見てるだけで寒い~っ!! 

暑い夏には夕涼みの人でごった返すキレイに整えられた池には白鳥カップル~♪ 美しい~!! 観光できていたモミーチェも思わず白鳥カップルと自撮りでっ!!

雨にそぼ濡れた、もう動かなくなって久しいであろう古い観覧車・・・ なんともノスタルジック・・・

さぁ~てっ!! お・フ・ロ~♪ と思ったら!! 今日は検査中とのこと・・・ 平日は人が少ないからネ。がっかり・・・ トボトボと公営のおフロの建物から出てくると、すぐ目の前が裁判所・・・ とその横は少しガラスの屋根が歩道に方に出ていて中が見えます。1000年以上前この場所にあったモザイク・・・ オッとその先に「ムゼイ」の看板!! ここって博物館だったんだ!! やってるのかな?とドアを押してみると、開いてる・・・ 中で修復作業をしている人たちがいる・・・ 声をかけてみました。

「ドーバル・デン!! もうやってますかァ? 入場料はここで払うんスかァ~?」 すると中で作業をしていた学芸員らしいお兄さん・・・

「まだオープンしてないんですよ~。市当局にはもうとっくに申請してるんですけどネ~。」
「じゃあ見れないんですか?」
「いや、どうぞ!! 案内しますよっ!!」 と、気前よく見せていただいちゃいました!!! オマケにオープン前なので入場料設定もマダで何と無料!!

ワタシのお気に入りのサンダンスキでの定宿(とワタシが勝手に自分の中で決めてる!)の目の前がローマ時代、とくに東ローマ帝国時代のバシリカの遺跡・・・ ここまで回って説明してもらいました!! いつも泊まるときには「まだできないのかなァ?」とホテルの部屋から見ていたのですが・・・ 前に泊まったときより少し作業は進んでて、工事用のフェンスは無くなってますが、展示を始めるにはまだもう少し準備が残ってるようですが・・・ 

とっても素敵だったのでまた次の機会にでもアップしますネ。なぜかと言うと、説明がとっても歴史的、考古学的、芸術的に興味深く、書く時になるべくキチンと書こうと思うので・・・ ってオープンしたらもう一度お兄さんにきいてきまーすっ!! 

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