おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

やっと買いました~!! ソフィア市営交通共通パス!!

2012-02-29 16:06:01 | まち歩き

最近ちょくちょく壊れるうちのシュコーダ・フェリシアちゃん。長距離の平地の高速走行、特に寒さにはなぜかめっぽう強いのですが、渋滞が多くなってきたソフィア市内では少し息切れ気味になりがち・・・

Ek そういうわけで思い切ってソフィア市版「Suica」を手に入れちゃいました。

各区にある大きな市営交通局の窓口。リューリン地区はウチから歩いて15分のところ、パザールの裏の方にあります。

「ドーバルデン!! エレクトロンナ・カルタ(つまりSuica式パス)が欲しいんですけど・・・」

「あ~、1枚3レバよ。1ヶ月50レバからザレジュダ(=チャージ)できるけど」

「う~んと・・・ 3ヶ月の市内フリーパスは130レバで、ちょっとおトクになりますよね」

「分かったワ。3か月分ね。」 と、アッサリと売ってくれました。以前に買ってみようと思ったときにはなんだか書類に記入しないといけなかったりしてメンドくさいなあ、と思って買わなかったのでしたが。今回はまったく何も記入することもなく・・・

3ヶ月パスとして購入した場合、有効期限が切れる10日前から、前もってチャージすることができるそうです。日本のSuicaと違う所は、3か月分チャージしてしまうとこの期間の間はいくら乗ってもOK!! 逆に思ったほどあまり使わなかったとしても期限が切れるとおしまいになってしまいます。(ちなみに日本の「Suica」などのようにプリペイドカードとしての使い道もあります。「タロンチェ」と呼ばれている5回分、10回分連番のキップを電子的にチャージすることもできます) フリーパスとして買った場合、1日2回以上市営交通のどれかを利用すればモトがとれる計算。ちょこっと買い物に行くにも便利です。

使ってみると、まァ~便利!! 何で今まで買わなかったの!?

Cardreaderintram もっとユニークなのが、電動式の交通機関、つまり地下鉄、トラム、トロリーバスには、タッチセンサーの付いた機械が設置されていて、ピッ!! とタッチしなければなりません。でもバスにはそれは付いていません。そのときはそのパスをただ持っていさえすれば良い、ということだそうです。

Touchandgoticketcards 日本で使用していたSuica用のカードホルダー!! Suicaを抜いてソフィア市営交通パスを入れてみました。ちょうどいい!! このケースごとピッ!! (ちょっとうれしがって日本はJR東日本のスイカと、イギリスはロンドンのオイスターカードと一緒に撮ってみました・・・笑。そういえばエリザベス女王即位60年とかロンドンオリンピックとかイベント目白押しのロンドン!記念のオイスターカード、出ないかな? それからJR東日本のスイカのCMがカワイイ~ww)

ブルガリア人たちはこのカードをパスケースじゃなくて、サイフやバック、ジャケットのポケットに入れている人が多い!! そしてあまりしっかりタッチしなかったり、カバンをタッチしたり、それこそカードリーダーに体当たりするようにしてジャケットごとタッチする人が多い!! だからしょっちゅう「ボーー・ボッボッボップ!!(読み取り失敗の音)」がしていますが、気にしてない・・・ ある日地下鉄の改札でおばさんが大きなトートバッグをセンサーの上に 「ドスン! ドスン!!」と押し付けています。が、センサーは反応なし・・・ チッ!!と舌打ちしてその大きなトートバッグからパスカードそのものを取り出してセンサーにたたきつけて「ピッ!!」と通って行きました。最初っからせめてカードホルダー越しくらいでタッチすればいいのに・・・ まだイマイチこういうものの扱いに慣れないのかな~?!

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日本食材がそろってきたナ~♪

2012-02-25 02:19:07 | ブログ

ブルガリア各都市どこにもできてる「カウフランド」・・・ドイツ系スーパーマーケット。安くて接客もヨロシイのでワタシのお気に入りです。ここが最近仕入れ始めたのがSoumen

Soba 「そうめん」と「そば」!!

乾麺で、日本でも「辛ラーメン」でおなじみの韓国の会社製で、輸入している会社もブルガリアに支社がある韓国企業です。だけど表示は「友白髪」なんて日本っぽい名前が!! よーし!! 買ってみるぞーっ!! そうめんもそばも4レバくらい(約240円?)で、けっこう入っています。

毎日おお~さむッな2月に買ったので、温かい汁でいただく「にゅーめん」「かけそば」にしてみました。一度湯がいて水でしめ、温かい汁に入れてみました。結果・・・

う~む、コシがないかなぁ~。胃腸に優しい・・・というか・・・ でも、これは何かと聞かれれば立派に「そうめん」、「そば」ですね~。で、寒さに耐えつつ試しにキリッと冷水でしめてそのまま辛目の漬け汁でいただいてみました。すると、こっちの方がイケる!? コシはやっぱり日本のものよりは弱い気がするけど、今日本からは放射能のせい(?)で食品を送ってもらうことに大変な手間がかかるし、何よりこの値段でブルガリアでいつも手に入るのならたいしたもんだ!! ちなみにこの「カウフランド」にはベトナムの麺「フォー」やタイの「たまご麺」の乾麺もあります。

そういえば最近市内のどのスーパーにも、中国製、韓国製の食材が置かれるようになりました。先日フランス系スーパー「カルフール」にはエキゾチック食材(?!)があるのですが、そこで見つけたのがこちら↓。Sansaimix

「山菜ミックス」!! 中国製ですが、日本の福岡県は八女市の会社が日本に輸入しているもの、つまり日本で販売されているものと同じものをソフィア中心部にある中華食材店が輸入(横流し?笑)しているわけです。説明書きも日本語!!Sansaimixback  

Yakinori オーストリア系スーパー「ビラ」には何と「焼き海苔」が!! 実は販売している場所は違うけど、生産者と輸入業者はどちらも「そうめん」や「そば」と同じです。海くさいものが大嫌いなブルガリア人にウケてるのか? まぁ、最近ブルガリアでも流行っている「お寿司」にはマストアイテムですけどね。

小さなスーパーにもキッコーマンの調味料シリーズが入るようになってきたブルガリア・・・ しょうゆだけでなくテリヤキソース、すし酢などなど・・・ ウチのしょうゆさしは最近やっと買ったキッコーマン。日本でも使ってたナー、しょうゆを使い終わったら洗って新しいのを注ぎ足して(笑) これで日本のスーパーみたいにキッコーマンの1リットルペットボトルとか、ウスター、中濃、お好みソースなどが入ってくるといいなあ。でも、そういう日も来るかも!! と思えてしまいます。

Wasabichips スナック類にも「わさび味ポテチ」「柿の種」「わさび豆」はもう結構メジャー!! どこでもだいたい売られています。でも、売れてるのかな? ホントは「みりん」や「味噌」、「調味用酒」があるといいんだけどなあ~、あと「だしの素」!! 欲しいな~、ソフィアに入るといいな~!!

 

コメント (7)
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貧しくって鼻血も出せませーん!!

2012-02-23 19:10:35 | まち歩き

友人のテメヌシュカ。御年70歳で立派に糖尿、高血圧!! でも、この年ですでにひ孫もいますヨ。で、先日は孫の話になりました・・・

実はこの孫娘ちゃんはある男性と同棲中だそうですが、この男性、若い頃親から見捨てられた後、悲惨な人生を送り、その無理がたたって重症の肝臓障害を負ったのだとか。そのほかにもいろいろテメヌシュカは話していましたが全部は分からず・・・ つまり、もうその孫ちゃんの彼氏は”病気のデパート”状態のようです。で、この孫ちゃん、おばあちゃんであるテメヌシュカに

「ねぇ、彼、手術しなくちゃいけないの。”クラボダリーテル”になってくれない?」

Blooddonationcenter 「クラボダリーテル」とは、輸血用血液をタダで提供してくれる直接の近親者などの人、ということです。素性の知れた人から自己責任で自分の手術のために輸血用血液を集めて来い、というわけです。病院側としてはその「クラボダリーテル」の医療上の履歴をあまり考慮する必要がなく、また費用も少なくて済むので、患者共々メリットがある、というわけです。う~む、ビンボーなブルガリアらしいなあ。でも70歳でそれこそ「成人病のデパート」的なテメヌシュカにその役を頼もうって言うの?結局その孫ちゃんにせがまれてソフィア中央駅前にそびえ立つ日本人にもおなじみ「ホテル・プリンセス」の裏にある「クラボダリャバネ」の病院(НЦТХというところらしい・・・)に行ってきたそうです。Blooddonationamburance

案の定、テメヌシュカの血は使い物にならず・・・ ちなみに基本65歳を過ぎたら「クラボダリーテル」(献血者)はできないそうです。さらにその孫ちゃんはそのとき生理中だったそうで、これもダメ。さらに一緒に行った彼氏の友人らしき2人は合格(?)だったそうで、その2人が提供者になったそうです。でも、この二人の病気の履歴とか、ちゃんと調べたのかなぁ?そのときの検査で特に問題がなければOK、ってこと?

Atthecornerofblooddonationcenter 「あそこはロマの男の人たちでいっぱいだったワ~」と、テメヌシュカ。仕事もお金もない、となると、売れるものを売らないと・・・ と、自分の血を売っているらしい。確かにそのあたりを通ってみると男の人たちがウダウダと手持ち無沙汰げに立っている一角が・・・ もっと高値で自分の血を売ろうと、そういう病院には入口で

「クラボダリーテルになりますからお金をください」という人もけっこういるそうで・・・ 素性の知れない人からもらうのはチョットいくらなんでもネ~、と、ブルガリア人も思っているようですが・・・ 「ケツの毛も抜かれて鼻血も出ねえや」ってポルコ・ロッソが言ってましたが、なんとも「鼻血」だってモッタイナイ!!って感じです・・・

日本から来たワタシから見ると、売血所に長蛇の列とは、もう大昔の話のように思えますけど、ブルガリアにはこういう一面もあるんですね~。まさか、ここで売られた血液って他の国に輸出されたりしてるのかな?・・・(汗) 

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ワッ!! ブルガリア南部で大洪水・・・

2012-02-08 15:31:30 | ニュース

24chasa23pages ソフィアでは、この寒さで上から降ってくるものは雪・雪・雪・・・ だからソフィアに住んでいる、しかも日本人のワタシには訳のわからない、このブルガリアの災害のニュースがブルガリアの新聞各紙に・・・ 何と、ダム決壊による大洪水!! いくつかの「ヤゾビル」つまりダム湖で、とどめられなくなった水がハスコヴォ地方の村々を埋め尽くしました。2月3,4日あたり、そういえば少し温かかったな~。気温が、2日まではマイナス10度くらいだったのが、プラスに転じて・・・ えっ?それが原因? ソフィアは雪で真っ白なのに確かに写真を見るとこの地方にあまり雪は残っていないみたい。大雪の後に大雨でも降ったんでしょうか? (写真は買ってきた新聞”24時間”紙より)

とにかくこの地方の、特に「ビセル」村は、とんでもないことになり、10人余の人々がすでに亡くなったそうです。新聞やインターネットのニュースサイトの写真を見ると、1年近く前の東日本の津波の被害のあとのような光景にア然・・・

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YouTube: Unique footage! Rescued animals in flood - Svilengrad (Bulgaria) 06.02.2012

 

24chasadangerlist さらにいくつものダムが危険な状態だそうで、その地方の人々は避難せざるを得ないんだそう・・・ そしてこの惨劇に8日は国民が喪に服する日になってしまいました。

「凍っているはずなのに大水」?? って思えてしまう・・・ しかもこんな大洪水がこんな冬に起きると・・・ 濡れてしまったら避難しようにもたちまち冷えて凍えてしまい、体力を奪われてしまいそうです。

今回の大水の被害、首都ソフィアからは離れたトルコとの国境が近い地方ですが、たしかに春先、ソフィアでもビトシャ山の麓あたりの川が増水し集落が水に浸かることがあります。特にソフィアでも上流っぽい人々の住む「クニャジェヴォ」、そこから「ヴラダヤ」という町に向かう国道(キュステンディルやギリシャ方面への幹線国道です)は、山から下の川に向けてドドーッと水が道を横切ります。車高の低い車だと通行できない!! しかもドロ水の中の見えない所は穴だらけです。

な~んだかこの国の治水事業って、どーなってるの?って感じです。おいしい雪解け水を飲用にできるのはいいけど・・・ 何とかうまく管理してほしいけど・・・

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ワンホールくらいいけそうなくらいにおいしい!!

2012-02-07 14:57:02 | まち歩き

近、ソフィア市内で特に元気そうなビジネスは、子供を対象にしたものでしょう!! オモチャやベビーウェア、乳母車などとベビー用品、子供用品を取り揃えた「ヒッポ」、「ジャンボ」などの大型チェーン店、そして個人経営の店・・・ どこもまァまァ繁盛してそうです。

そしてケーキ屋さんも!! 以前にも書きましたが、ブルガリアでは最近の親の習慣として「子供の誕生日にケーキ」が先進国並みに定着しつつあるようです。だから、おいしいケーキ屋さんにはけっこうお客さんが!!

Pchelalyulin ケーキなどを扱う甘味処は、ブルガリア語では「スラドカルニッツァ」。街中どこでもありますが、このところワタクシ的にヒットなのが、リューリン6丁目にある「プチェラ」です。この店名、訳すと「みつばち」。ここはショーケースにいつもパーティー用のケーキがホールでいろいろ・・・ たぶん常時20種くらいはならんでいます。さらにトルコスィーツやパイ、手軽につまめる菓子類(ブルガリア語で「パスタ」という、チョコでコーティングされたパウンドケーキの小さいの)などなど、さらにはチーズトーストやサンドイッチなどの軽食もあります。ここでコーヒーをいただくとき、ブルガリアのカフェには珍しく完全分煙(喫煙席は外のテント(?)の部分。もちろんヒーターは点いてるので寒い冬も大丈夫ですが・・・)で、タバコを吸わないワタシにはとてもうれしい!! 先日、友人たちとちょっとパーティーというときに、ここのケーキをホールで買って「おもたせ」用にしました。甘いものにはウルサイ ブルガリア人の女の子達~おばちゃんたちは、Tortiotpchela_2 

「おししい~っ!! クリームがフレッシュだね~!!」と大好評!! このとき買ったのは「グラツィア」というケーキで、中にリキュールのしみたフルーツが入っていて、チョコスポンジと生クリームとよく合っていました。ここのは全般的に甘さ控えめですよ!!

Tortaotnikai そういう上品な感じのスラドカルニッツァとは逆に、どっしり甘い、満足感いっぱいのケーキを売りにしているのは「ニカイ」という別のお店です。ここは実はパン屋で、普通のパン(特にここのフランスパンはおいしい♪)やブルガリア伝統のお祝いの席に出される特別なバーニッツァやピトカ(飾りのついたパン)、そしてコズナック(パネトーネに似た、卵の入った甘いパンだそうです)も注文できます。ここのケーキは常時置いてあるわけではないので、「ポルチカ」つまり前もって注文しておくことをおススメします。クリームはバタークリームのものが多くて、満足感のわりにお手頃価格!!

「甘いものは別バラ~♪」とおっしゃる女子のみなさん、こちらのケーキはホールで10レバからです。「”夢の”ワンホールをおひとりさまで」も実現できますヨ!!

コメント (4)
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