時々このブログに登場する、ブルガリア国鉄職員のおっさん、トシュコ。先日、突然ワタシに「ホラッ」と何かを手渡しました。何だ何だ?
「パレン・ロコモティヴ(蒸気機関車のこと)、好きだったろ?」と、くれたものは「鉄道交通マガジン」・・・ 雪の中を煙を吐きながら走るSLが表紙を飾っています。結構列車を使って田舎町ラドミルにいっていた私に、毎年ブルガリア国鉄のダイヤが変わると新しい時刻表をくれるトシュコ。日本でも鉄道趣味の雑誌はいろいろありますが、ブルガリアにも「鉄」雑誌があることにある意味驚き・・・
パラパラとめくってみると・・・ 新しい機関車の話や、世界の物流の話はありますが・・・ まぁ、何よりブルガリア語で読むのがめんどくさくなってしまいました。日本の鉄道雑誌のように、趣味としての鉄道、鉄道を使って旅行する、とかいう感じではなく、なんとも「鉄道職員による、鉄道職員のための」雑誌みたい・・・表紙には「英語の記事もあるヨ!」って書いてあったりするけど。国鉄職員によるエッセイは「ブルガリア国鉄職員で、あるべきか、あらざるべきか・・・」なんてタイトルだったり(笑)。 日本の読者の方で定期購読してみたい方、おられますぅ?
でも、この雑誌の中で目を引いた記事。ブルガリアでも、動かなかったSLをレストアして走らせているみたい。日本でも最近、わたしが小さいときに遠足に行った公園のSLを運び出して修理し、そして先日とうとうさいたまの鉄道博物館の横で試運転した、というニュースが!! 日本の黒くて大きなSL、迫力があってかっこいいけど、ブルガリアの、緑や赤を使った、赤い車輪に白い縁取りをした機関車もオシャレでいいな~。 この機関車が疾走するところ、見てみたいなーっ!! トシュコにまた聞かなくっちゃ!! お客を乗せて走るのかなあ?ワタシも乗れる?
鉄ネタにちなんでオマケ。昔、「SLやまぐち」号をデジカメで録画していたのが見つかりました!! その日はC56とC57の重連で、マイテを一番後ろに引っ張っていました!! 汽笛と煙、スゴイ迫力でした。