おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

ブルガリアの「鉄」マガジン!!

2011-03-22 15:19:32 | うんちく・小ネタ

時々このブログに登場する、ブルガリア国鉄職員のおっさん、トシュコ。先日、突然ワタシに「ホラッ」と何かを手渡しました。何だ何だ?

Cover 「パレン・ロコモティヴ(蒸気機関車のこと)、好きだったろ?」と、くれたものは「鉄道交通マガジン」・・・ 雪の中を煙を吐きながら走るSLが表紙を飾っています。結構列車を使って田舎町ラドミルにいっていた私に、毎年ブルガリア国鉄のダイヤが変わると新しい時刻表をくれるトシュコ。日本でも鉄道趣味の雑誌はいろいろありますが、ブルガリアにも「鉄」雑誌があることにある意味驚き・・・ 

Newdl パラパラとめくってみると・・・ 新しい機関車の話や、世界の物流の話はありますが・・・ まぁ、何よりブルガリア語で読むのがめんどくさくなってしまいました。日本の鉄道雑誌のように、趣味としての鉄道、鉄道を使って旅行する、とかいう感じではなく、なんとも「鉄道職員による、鉄道職員のための」雑誌みたい・・・表紙には「英語の記事もあるヨ!」って書いてあったりするけど。国鉄職員によるエッセイは「ブルガリア国鉄職員で、あるべきか、あらざるべきか・・・」なんてタイトルだったり(笑)。 日本の読者の方で定期購読してみたい方、おられますぅ?

Slrestorearticleandback でも、この雑誌の中で目を引いた記事。ブルガリアでも、動かなかったSLをレストアして走らせているみたい。日本でも最近、わたしが小さいときに遠足に行った公園のSLを運び出して修理し、そして先日とうとうさいたまの鉄道博物館の横で試運転した、というニュースが!! 日本の黒くて大きなSL、迫力があってかっこいいけど、ブルガリアの、緑や赤を使った、赤い車輪に白い縁取りをした機関車もオシャレでいいな~。 この機関車が疾走するところ、見てみたいなーっ!! トシュコにまた聞かなくっちゃ!! お客を乗せて走るのかなあ?ワタシも乗れる?

鉄ネタにちなんでオマケ。昔、「SLやまぐち」号をデジカメで録画していたのが見つかりました!! その日はC56とC57の重連で、マイテを一番後ろに引っ張っていました!! 汽笛と煙、スゴイ迫力でした。

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ブリヨン・・・ お手軽カップスープ?

2011-03-21 01:44:09 | まち歩き

サンドヴィチキ(といってもサンドイッチじゃないよ。パンの上にチーズと、ハムやひき肉を乗せて焼いたもの)やブルゲル(ハンバーガー)、トステル(こっちがサンドウィッチ。ホットサンドのこと)も売っている町のパビリオナや田舎のカフェ。もちろんコーヒーもカフェマシンでエスプレッソを入れてくれます。でも、そんなお店によく置かれているのが、レモン汁とコショウ・・・ 「何に使うんだろう?」と最初は思ったものでしたが・・・

寒くなったころにそんなカフェに入ったとき、友人がたのんだメニュー、それが「ブリヨン」。その注文を受けた店の人は・・・Soupstock

コンソメスープの素を「ポリっ」と半分に折ってプラスチックのコップに入れ、それにカフェマシンのカプチーノ用の蒸気を使って溶かし、ちょうど1杯分のスープにします。友人はそのカップを受け取り、くるくるとかき回しながらそこにレモン汁を数滴、そしてコショウをパラパラ・・・ そ~か、それでカフェマシンのそばにいつもレモン汁とコショウが置いてあったのね・・・

日本ではあまりそんな使い方、しなかったな~、「コンソメスープの素」。でも、考えてみればこれが一番正しい使い方、というか一番手軽なカップスープかも。ワタシも、寒い日は特に、パクッと食べれるお手軽ランチのお供がほしいけど、コーヒーやチャイ(お茶)って気分じゃないな、っていうときによくやります。これが意外と!お腹も温まるし、パン系のものとよく合うんですよ!!

ブルガリアだけでなくてヨーロッパ中だと思うけど、スープの素、コンソメだけでなく、チキン、ビーフ、そしてキノコ味などが、「マギー」や「カルフール」ブランドのものをはじめとして売られています。

そして最近ブルガリアの会社が売り出したスープの素、それには「野菜スープの素」、「チキンスープの素」などの普通のものから、何と「トマトスープの素」や「クリームスープの素」まであります!!

これで簡単にカップスープができるのかな?と思って、カップに入れて熱湯を入れてみたのですが・・・ クリームスープの素は薄~い白いスープ、そしてトマトスープの素はトマト、というよりは何ともストロベリーミルクのような、この世のものとは思えない色に・・・ そして、ギョエッツ!! とってもショッパイ!! ブルガリアのスープ、何か血圧が高くなるほどとても塩辛いのは何でだろう?

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東日本大震災・・・被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます

2011-03-13 17:08:38 | ニュース

Earthquakenews ブルガリアに住んでいてもビックリするほど日本の地震のニュースが流れています。特に11日の夕方頃からニュースを見たブルガリア人や在ブル外国人の友人たちが電話やメールで、「家族や友人たちは大丈夫か? みんなの無事を祈っているよ」と気遣いを知らせてくれました。12日の新聞はほとんどが一面に大きく写真を載せています。「地獄」だって・・・ テレビやYoutubeでの映像を見ると、その津波の威力たるや!!!

ブルガリア人は・・・ こういう自然災害がほとんどない地域なので、普通は他国のこの手の問題には基本、関心がありません。何なら「ブルガリアのほうがお金がなくってタイヘンなんだゾ!!」くらいな勢いです。でも今回は、何と、このビンボーで年金も凍結しようかと言うこの国も、いの一番に(?)「日本の被災地を援助します!!」と手を挙げました。ブルガリア政府のこの対応に友人たちは、「今回の政府の決定はいいじゃん?!」とのこと。Earthquakenews2

ブルガリアの友人たちが一番心配している日本の状況・・・ 一つは原発の事故です。ブルガリアはチェルノブイリ原発事故の影響をかなり受けた国。当時のソ連やブルガリア政府は事実をギリギリまで隠し、そのために被害が拡大してしまった経緯があります。またEU加盟に際して、ブルガリアにもあったチェルノブイリと同型の原発を、当時は一応問題なく稼動していたのですが閉鎖しました。その後ブルガリア中で起きた電力不足&電気代の上昇!! 友人の一人が、「日本の電力もかなり原発に頼ってたんでしょ?」と・・・ 以外にもブルガリア人は原発と放射能漏れにはビンカンなんです。

Earthquakenews1 そしてもう一つ!! 「ネエ、日本が10cmうごいたって、ホント?」 う~む。そうかもしれないけど、私は知らんゾ!!

それにしてもあの大津波・・・ 実は親戚が宮城県南部、常磐線よりも浜側にいるんですが日本のウチの実家からいくら電話してもかからず、安否が分からないでいます。どうしたかな・・・ 元気だといいけど・・・

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古い共産時代からの団地・・・改造(悪)しまくりです!?

2011-03-11 04:28:22 | まち歩き

ある日、ふと天井を見ると・・・

Remont1 アアーっ!! シミができてる!! 築40年近いウチの団地。上下の構造は同じなのでシミの位置から大体何が原因なのかを知ることが出来ます。ウチのシミは上の階のバスルームとリビングの間の壁から!! でも、臭わないところを見ると上水道がもれているのか?

この手の問題は、このブルガリアでは建物の新旧を問わずどこでも起こります。原因は、ブルガリア人の趣味(!?)、無計画な改築!!! 標準の形態のアパートの壁をブチ抜くような大工事を行なってるのがソモソモの間違いだ~っ!! ベランダにブロックを積んで窓をつけ、水道、電気を引いてきてキッチンにしたり、暖房のための配管や煙突を中途階にもかかわらずブッた切ったり・・・ とにかくメチャクチャ!!

友人のエミリアはそのせいで裁判沙汰に!上階に住む女性は長きに渡り水漏れを放置。それを認めず、修理もしなかったのでとうとう「スデヴェノ・デロ」(恐らく裁判所が間に入った民事上の合意、もしくは示談)になってしまいました。その女性、今もエミリアのアパートの上の階に住んでいます。何せ自分の所有ですから。「きっとあの女、私を見たらぶつわね!!」と、エミリア・・・ それってコワくないスか?

Remont2 ウチの天井のシミ・・・ 大家のエンカに話してみるとさらに絶望的な事実が判明!!(笑) 

「上の階のセルギ(隣人の名前)は”ヴェーイカー”のマエストルなのよ。今のアパート、彼に頼んでキッチンを入口のところにしてもらったの。」 「ヴェーイカー(ВиК)」とはつまり、上下水道。セルギは何と!! 配管工なのです。ウチのアパートのチョー雑(笑)な配管は彼の仕業でした!! 当人が配管工だったら、他のもっと上手な配管工がいても助けを呼ぶことはしないだろうしなあ~。どぉ~しよぉ~。(T0T)

よく見ていると、上の階から洗濯機の音が聞こえたあとシミが出てきます。それにここ数ヶ月、ずーっと上からドリルの音が・・・ さすがは趣味がレモント(改装)のブルガリア人の上に、仕事が配管工のセルギだけに、改築がずっと進行中・・・ というわけで、彼の改装工事のせいでお風呂や台所の水まわりから水が下に漏れて来ているという訳です。う~む、セルギの改築がうまく行けばもう下にシミは出ないと思うんだけどネ~。

Remont3 EU加盟国ブルガリア。この分野でも改革の風が・・・ 不法改造されたベランダ、テラス。指定建築士の検査を受け、合格しないと、自分で積み上げたレンガや窓を撤去されるんだとか。でも、ソフィアだけでも何万もあるそういう不法改造・・・ いつになったらその検査自体が終わるのか、というより、その検査も始まったんだかなんだか・・・

家で風邪をひいて寝込んでいると上の階から、そして横のアパートからも「ガガガガァーっ、ゴゴゴゴッ!!」と、工事の音が・・・ 寝入りばなにそれはナイよっ!!! 第一、昼の1時から4時までは昼寝の習慣のあるブルガリア、そんな音をさせちゃいけないのがキマリじゃなかったの(怒)!! 早く終わってくれ~っ!! やめてくれ~っ!! 工事そのものが不法かどうか以前にこの騒音を止める方法はないかな~っ!!

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