おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

ソフィアになごり雪

2008-03-22 03:31:18 | まち歩き

Snowinmarch4 水曜の朝、目を覚ましてびっくり!! 窓の外は真っ白!! 3月も半ばというのに・・・ その前の日までは外のカフェでお茶が気持ちがいい、なんて思っていたのに・・・

Snowinmarch3 だから咲き始めていたお花たちもびっくり!!!

もう今年のマルテニッツァも結わえ付けてあるのに・・・

私、イルカさんの「なごり雪」、大好き。(世代がバレる?) でも、この国では3月は別れや出会いの季節ではないので、違った趣のなごり雪になりました。その日は一日寒かったぁ。

Snowinmarch2 寒さに耐えて可憐に咲くジャンキ。でも木曜日は結構暖かくって、雪はほとんど融けて、さらに夜には雨の追い討ち。全部融けちゃった。このまま春が来るのかなあ~、と思いきや

Snowinmarchdove 今日(金曜)の朝は、またもや白い世界・・・

窓辺のハトも寒そう・・・

こんな日に限って映画「八甲田山」を思わず見てしまいました・・・

でも、来週は気温が上がって20度以上になるんだって。

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7日に郵便局に行ってはイケナイ!!

2008-03-20 21:06:27 | まち歩き

数ヶ月前のこと、ペルニックでお金を引き出そうとウチのメイン・バンク、デセカ(ДСК)のバンコマット(ATMのこと)に行きました。カードを入れると・・・ アレ?何の表示も出てこない?! こういうときは窓口で聞いてみます。「お金が終わっちゃったんですよ。」 

それじゃ、別のバンコマットに行こう!! と同じペルニックの中心部にあるもう一軒のデセカへ。ここには先客あり。おねえさんがカードを入れていました。が、すぐに舌打ちしながら、「ここにもお金がないワ!!」と後ろで待っていた私に言いました。ええっ!? あとは・・・ すこし離れた住宅地モシノにもバンコマットはあったはず。と車で行ってみると・・・ 車の中からもう、人々が「ここもお金がない!!」という大きなジェスチャーをしながらバンコマットを去る姿が・・・ (ブルガリア人って分かりやすい!) 

あと一軒のデセカはもう少し先のイストック!! 急いで行くと一人のおじさんが試していました。「何だっ!? スマタ(金額)が出ないゾ!!」 今度は私が「ゴスポディーネ!(<「おじさん!」または「ダンナ!」と男性に呼びかけるときの言葉) それはお金が終わっちゃったんですよ!」「ナニ?よし、窓口で次いつお金が入るか聞いてみよう!」

何と!! ペルニック市内全部のデセカ銀行のATMのお金がなくなってしまっていたのです!! そのときふと、今日は何日だろうか?と考えたら・・・ 7日だ!! そ~かァ、忘れてた!! その数日前、友人のバーバ・マリアとイバンカに言われたっけ。「今は一番お金がなくてネ~。毎月7日にペンスィア(年金)が入るんじゃよ。」

Postoffice すべて、というわけではありませんが、かなりのペンショネーリ(年金生活者)が7日に年金を受け取るんだそうです。イバンカは普通の銀行、つまりデセカのような銀行で受け取るのですが、バーバ・マリアは郵便局!直接現金を窓口から受け取る方法だそうです。

でも、今月はそのことをまったく忘れて、たまたま7日に電気代を払いに郵便局に行ってしまいました。今回はソフィア市リューリン3丁目郵便局。行くと入り口付近で大騒ぎ!!! おじいさん、おばあさんたちが50人近く待っていて、

「何でこんなに待たせるんだ!!」

「早くしてくれ!! お金が終わってしまう!!」

「今日払わなくちゃいけないのに!!」

さらには、

「お~い!6時間も待ってるんだゾ(怒)!!」

「こんなに侮辱的なのははじめてヨ(激)!!」などと、むちゃくちゃオオゲサ発言も飛び出す始末。すると、ストラーシュ(ガードマン)の、これまた年金世代のおじちゃんたちも、

「何言ってるんだ!!」とキレるし、窓口の係の女性も

「そんなコト言ったってしょーがないでしょ!!」と叫ぶし・・・

私はソロソロとストラーシュのおじさんに近づき、「あのぉ・・・トク(電気)を払いたいんですけど。ただそれだけなんですが・・・」というと、すぐに通してくれました。公共料金の窓口はガラガラ・・・

でも、年金を受け取ったおじいちゃん、おばあちゃんたちはすぐに私の後ろにオパシュカ(=シッポ、つまり列)をつくります。ほかの事に使ってなくなってしまう前に公共料金を払わないとね。来月から電気代は25%あがるそうですが・・・ とにかく、もうゼッタイに7日には銀行、郵便局には行かないゾ!!

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庶民的なソフィア市リューリン地区

2008-03-11 19:07:57 | まち歩き

Maponthewall ソフィアに住むのは初めてではないものの、以前住んでいたムラドスト地区とは中心街をはさんで真反対にあるリューリン地区に住むことになり、すこし戸惑いが・・・ なぜかというと、また公共交通機関に関してイチからおぼえないといけないから!最新の地図を買って机の前の壁に貼り毎日じぃ~っと見てだいたいの通りの名前と目印になる目立つ建物、そしてバス、トロレイ(トロリーバス)、トランバイ(路面電車)の番号を覚えています。

で、よく見るとムラドストに比べてリューリンはブロックとブロック(建物)の間が詰まっています。リューリン地区だけで人口が約8万(前にいたペルニックよりほんの少し少ないだけ)といわれていますが、そのせいでしょうか? 友人のエミリアに聞くと

「ムラドストはね、昔、共産主義下で”模範的な市民”といわれた人たちだけに最初に供給された住宅地なの。だから地位の高かった人たちや高い教育を受けた人たちだけが住んでいたのよ。だからかしら、すこしゆったり作られているし、あそこの人たちってゴルデリーヴィ(誇り高い人たち)なのよね~。」

そうかぁ、共産主義化ではどこに誰が住むかを決められていたのネ!! そういえばムラドストではよく通りすがりに「外国人のせいでこの国は悪くなった!!」と、たぶんこっちが言葉が分からないことをいいことに怒鳴られることもしばしば・・・ でも、ちょっと待てよ!? 

最近EUからブルガリアは「その汚職体質、何とかしろ!!」とさんざん言われています。もちろんそれは昔の共産主義の「負の」遺産です。つまり、ムラドスト地区に住んでるような昔の「模範的な市民」が作り上げたのが今の「汚職体質」・・・?! ウ~ム、だから誇り高くて外国人がきらいなのかしらネ。

Oldmoskobichi Olddacia 「でも、リューリン地区はまったく違うわね。普通の人が集まってつくられているから。」 そういえばそうですね。駐車してある車もなんだか庶民的、ちょっと古めかな? ウチの前にはもう乗らなくなったラーダやトラバントもありますが、いまだに現役のカワイイ東欧クラッシクカー(?)があらゆるところに。 そしてゴミあさりさんもい~っぱい!! ロマの人たちだけでなく普通のお年寄りも子供たちもあさっています!! さらにそういう人たちがいることを当て込んで、住人たちも「使えるんだけど要らないもの」を遠慮なくごみコーナーにならべています。服、皿、家具… さらにはちょっと硬くなったパン、チーズも!!(食べ物系のものはゴミ箱の中ではなく、取りやすいように外に別にして吊り下げるという気配りも・・・) そして気がつくとなくなっている!! 誰かが持っていくんですネ~!! それから私も気兼ねなく、もらったけど着られない服を置いたり、置いてあったきれいなブルガリア民芸調のお皿を物色したりしてます。いわゆる「無料リサイクルセンター」ですね!(笑) 

でも、それだけに戸締りは気をつけなければならないリューリン地区。気さくな人もいっぱいいて住みやすそうだから、ドロボーに入られてイヤな思いをしないようにしたいな!!

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見てきました!! フィギュアスケート世界ジュニア選手権大会

2008-03-09 01:53:15 | スポーツ

同じくソフィア在住のカシミリアンクイーンさんのブログに、何と!こちらでフィギュアスケートの大会があるという情報が!! オオ~ッ!うれしいゾ!! YouTubeなどでフィギュアスケート日本選手の活躍ぶりを楽しんでいた私。ジュニアだけどナマで見れるのネ!! 明日の「真央ちゃん」や「ミキティー」が見れるということネ!! カシミリアンクイーンさん、情報ありがとう!!

この大会会場はソフィア市中心よりすこし南東にあるストゥデンスキ・グラッドという地区にあります。名前は「ズィメン・ドボレッツ・ナ・スポルト」つまり「冬のスポーツの宮殿」(何とまあ!!) 予定表を見ると日曜日にエキジビジョンがあり、ここが一番の見所のようですが、土日はすでに予定が入ってしまっていたので、金曜日の女子ショートプログラムを観ることにしました。

当日いきなり入り口に行きチケットを購入。サイトによると1日パスなるものが8レバだったはずが、当日券は5レバ(何と400円!! 安ッ!!) しかも休憩時間は出入り自由!! (じゃあ、1日パスって何なの?) ショートプログラムの日のせいか中はスカスカ。選手関係者(家族や応援団)席と一般の観客席はロープで区切られていましたが、いまいち徹底してなくて係員と観客がモメてました。ハハハっ!! まッ、ブルガリアではよく見る光景ですネ。

Spladiespractice 一つのセッションで5~6人の選手が演技を披露します。最初6分間練習時間があり、それぞれがジャンプやスピンなどの位置を確認していたようでした。キンチョーした空気がキンキン伝わってきます。オオ~!!

Spladies1 掲げられている旗を数えてみると50。インドやフィリピンもフィギュアスケートの選手を送り出してるんだ・・・ ヨーロッパ系の選手はモノスゴ~く華がありますねえ~。衣装もセクシーでメイクもばっちり、手足が長くて・・・ ホントに真央ちゃんやミキティーより年下なの?今からこSpladiesjumpんなに美しくていいのか?? アジア系の選手は・・・ なんだかホントにジュニア・・・ 見た目大人と子供ジャン?! と思ってしまうほど違う・・・ のですが、ひとたび演技が始まるとバシバシ高得点をあげています。ス、スゴイ!!Spladiesspin  

時間の都合で最終組まで観れなかったのが残念でしたが、日本人選手の演技はどうしても見たいとネバりました。二人ともがんばって結構上位に食い込んでいました! 西野友毬チャンはがんばって4位に入っていましたヨ! その日トップだったのはアメリカ生まれの日本人(だからアメリカ代表)の長洲未来ちゃん!! 彼女はホント注目ですネ!! 彼女たちの華麗な演技を写真に収めようと思ったのですが・・・ ムズカシすぎ・・・ シャッターを押したときにはもう向こうのほうに行ってたりして。

スケートがぜ~んぜん分からない私でも夢中で見てしまいました。ああ、今度は「ジュニア」じゃない世界選手権がないかな・・・ それも同じくらい安く観れないかなあ・・・

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髪質が違うから?シャンプーとリンスがない!!

2008-03-07 07:16:01 | ブログ

ブルガリアに来た当初から困っていたこと・・・ それは髪に合うシャンプー、リンス、特にリンスがない!!

ブルガリア語でリンスは「バルサム」。食器洗い用洗剤にも「ス バルサム」と書かれているものがあります。つまりリンス剤入り? でも、手を保護するものなのか、それとも早くすすげるためのものなのか・・・

Magazinnakozmetki1 シャンプーは「シャンポアン」だから、すぐに分かりました。大きなスーパーや、「1レバショップ」そして町のいたるところにある小さなお店にも、いろいろなものがそろっています。日本でもおなじみの「ダブ」「ニベア」「ハーバルエッセンス」。そして有名な「ウォッシュ&ゴー」「ヘッド&ショルダー」「ロレアル」なども所により置いています。大きなスーパーなんかにはボトルに漢字で「美」と書いてあるものも・・・ でも小ボトル(200ml)でも3~5レバ(240~400円)の価格帯で、そんなにお手頃ではありません。いいのは分かってるけど・・・ それに、日本では必ずあったポンプ式のボトル。1200円くらいから買えましたよね~!! それを考えると小ボトルしかないのはカナシイ~!!

Magazinnakozmetki2 でも、ブルガリアの会社で作られているシャンプーやリンスもあるのです!! 小ボトルで1レバ20(約100円)くらいから、大きなボトルでも2レバ!! 有名どころと比べると安い!! ので、もし使ってみてよければこっちのほうがいいや! と、いろいろ買って試してみました。 まず「アロマット」という、ソフィアの会社のもの。シャンプーはいいんだけどリンスがちょっと軽すぎました。ほかの会社のものもやはりリンスが効かない!! ず~っと使っていると髪がゴワゴワになって指も通らなくなってくる!!

と、ふと周りのブルガリア人女性の髪を見てみると、わたしの髪とは違うことに気づきました。まず細い!! 落ちている髪を見てみるとわたしの半分くらい・・・(というのはオーバーかな?) そしてやわらかくて、くせがある! さらに髪のボリュームが超少ない人が多い!! うしろ一つに束ねているのを見ると、細~い!! つまり、髪が天然パーマだったりくせがあったりするので多く見えるけど、実は細くて少ないようです。

ウワサによると、ヨーロッパの美理容室はアジア人のお客を嫌うらしい・・・ピンとハリのある直毛はハサミから逃げていくし、カタい髪だから切るとハサミのキレが悪くなる、といわれてしまう・・・ そのウワサを聞いてから、実家から送ってもらったハサミ、スキバサミで自分の髪を切ってます。頼んで切ってもらっても絶対思った通りにならないもんネ。 そう考えると髪染めやパーマ剤なんかも合わなさそう・・・ 今のところ使う予定ないけど・・・

で、結局、日本からトリートメント剤を送ってもらい、週1回使ってあわないリンスの「埋め合わせ」にしています。でも、このあわないリンス、髪質のせいなのか、単にブルガリア製品の品質の問題なのか・・・ ナゾが深まるばかり・・・

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