ベトナムエアラインのトランジット「おまけ」ツアー・・・ どうせおまけだしたいしたことないんでしょ?と思っていたら・・・
ハノイ、ノイバイ空港に到着して、入国審査する前のところに係のグランドスタッフさんが待ち構えていて、ていねいにシールをぺたっ!!ww 入国審査を優先レーンで通り、出てきたところでまた別の係の人&ドライバー。「ご案内しま~す!」この人がツアーコンダクターのようです。
ノイバイ空港から市内中心部までは少し距離がありますが、ドライバーさんがホテルまで連れてってくれるのでこれは便利!ホテルも、「おまけツアーだからどれくらいのレベルのホテルになるんだろう・・・」とけっこうタカをくくっていましたが、欧米系や中国系の観光客があふれるけっこう高級ホテルだ!!
朝食も込み、朝からフォーが食べれる!!! 部屋もバスタブがついてゆったり・・・ 普通に泊ろうとするといくらするのかなぁ、と最近何かと話題のホテルサイト(でもあたしもいつも使ってる・・・)で調べてみたら・・・!!!
朝、時間通りにツアーコンダクターが来てくれました。なんでも彼女の説明によると、このトランジットツアー、ベトナムエアラインの「親方」つまりベトナム政府の方針みたい。で、外国からもっと観光に来てほしい、ベトナムエアラインを使ってベトナム以遠に行ってほしい、そのためにベトナムをよく知ってほしい、ということらしいです。だから、このツアー、ベトナムを知るためのコース。
(1)で書いたように、まずは建国の父ホーチミン氏のお墓、彼の住んでいた家、そして、国の道徳基準や教育に大きな影響を与えた儒教の大学・・・
そういやここ、今でも一応「共産主義国」。ブルガリアとの共通点もありますな。とは言いつつも
日本企業とのつながりはムチャ強そうです。
有名なホアンキエム湖の近く、ハノイの中心繁華街を「サイクルリキシャ」(でも、インドのと違ってこっちはお客さんが前!)での~んびりゆ~ったり音や風を感じながら回るツアー。映えスポットで写真もパチリ!
その後、ランチは歴史あるフォー屋さんで・・・
おいしかった~!! 見学した場所の入場券に、サイクルリキシャもお昼ごはんも「おまけ」ツアーにぜ~んぶ「込み」ですよ!!! ベトナムだけ観光旅行に行く気はなくても、このツアー、ホントに太っ腹で、とってもお得です!
ベトナムエアラインのトランジットでも、どのチケットでもついてくるわけではないこのツアー・・・ トランジットの時間が長い便で、そしてチケットのクラスによるらしい・・・ いろんな質問や確認のためにベトナムエアラインの日本支社と何回かメールでやり取りをしましたが、日本支社の対応も親切。できたら次にインドに行くときも使いたい!! でも、同じところをツアーで回るのはねぇ・・・絶対にホーチミン廟にお参りするのは外せないとしても、「別の名所に連れてって」ってリクエストしたり、それか「ホテルでずっと寝てる」なんてオプションもあったらいいのになぁ・・・ってムチャなお願いかな。
今回なぜベトナムはハノイにいたのか、それは、トランジットのため。
ベトナム航空(ベトナムエアライン?)でたまたまインド行きの安いチケットを見つけて、旅行代理店サイトからではなく直接航空会社のサイトからチケットをとったのですが、そのサイトの中に「乗り継ぎサービス」というところが。そしてそこを見ると「トランジットツアー」を無料で提供してる!!
何でもベトナム航空としては、ベトナムで乗り継いでベトナム以遠、たとえばヨーロッパなんかに行く人たちの需要を取り込みたいらしい・・・ 2007年くらいからこのサービスあるらしいけど、あまり話題になってるの聞いたことなかった・・・ もちろん、ベトナム近隣、カンボジアやラオスなんかに行く人たちにとってベトナム航空はいいオプションでしょうが、そっちの方はベトジェットっていうLCCも競争相手になっちゃうだろうしなぁ・・・
以前からタイ航空やマレーシア航空なんかの「南回り」でヨーロッパに行くという選択はありました(かくいうアタシも最初にブルガリアに行くときはそうだった・・・)が、安くてもあの2014年以来マレーシア航空はなんだかちょっとヤになっちゃった・・・
羽田からデリーまで総旅行時間はなんと33時間、そしてハノイでのストップオーバーは22時間!! その22時間で食事、宿泊、そして1日市内ツアーを無料でつけてくれる!! さすがは「フラッグキャリア」で政府系エアライン!なんとも太っ腹!! そのツアーの様子に前の記事で触れたわけですが、次の機会により詳しくお伝えするとして・・・
ベトナム航空自体はどんな感じ?って聞かれると、羽田からハノイまではB787で、まあまあ快適。ホントはA350を期待してたんだけど、成田便じゃないからかなぁ?・・・ 羽田を出発するのが夕方で、ハノイに夜到着するパターンです。機内食もおいしかったです
(スイーツは特に!!)し、
ベトナムのビールも飲めるし、あと、ワインのお代わりを勧めにCAさんがまわってくるのも好印象・・・
ただ、ひじ掛けにオーディオのコントローラがあって、知らないうちにさわっててCAさんを呼び出してることがあるので要注意!! (これ、2回くらいやった…笑)
びっくりしたのはハノイからデリーまで!古い機体でパーソナルディスプレイなし(久しぶりに頭の上に小さなスクリーンがウィーンって出て来るの、国際線で見ました。インドの国内線LCCでは最近見たけど・・・)で、そしてシートピッチ狭っ!!!
LCC並みに狭いぞ!そしてその狭さで機内食が出て来るから食べるのけっこう大変!たまたま後ろの席に座っておられた日本人のお客さんたちもかなりびっくりしてました!(その方々、福岡からのツアーで、ベトナムメインだけどそれプラス、インド有名観光地3か所を3日で回るツアーなんだって!! すごいなぁ、スケジュール、タイトじゃないかなぁ・・・おなかを壊さないでよい旅を!)でも、ベトナム航空にとってインド線はドル箱路線で、乗客は日本人が1,2割でほんの少しベトナム人。あとはみんなインド人!! だからか機内食のメニューはインド人に合わせたいわゆる「ベジ」メニューで、
「ダル」(豆)でした。日本の航空会社もインド線、少なくともインド行はそうすればいいのに!日本人も「ヘルシーなベジメニューはいかがですか?」ってCAさんに言われたら、「意識高い」と思われたくてみんな選んじゃう、かもよ~(笑)。ANAさん、JALさん、考えません?
中国からのツアー客がコロナ後まだ伸び悩んでいる(といってもハノイは町中、中国のツアー客だらけでしたが。そのことはまた書きます)なかで、いまベトナムに来る観光客第一位はインド人!! だからこちらの路線に新しいA350を入れるんだって!! 次にベトナム航空を使ってインドから出るときには、もしかしたら新しいきれいな飛行機にあたるのかナぁ⁈
でも、比較的安いチケットが手に入る割にサービスがよくていい航空会社です!若い男の子のCAさんも多いから安心。こういうご時勢だからネ!!
そうだった・・・ブルガリアで春を告げるこの日、街がお花であふれる日・・・
その日をたまたま過ごすことになったベトナムはハノイ。ベトナムと言えば天秤棒で商品をいっぱい積んだ売り子さんがいっぱいいる雰囲気がありますよね。ここはお花を売る売り子さんたちが特に多いのかなぁ、と思っていました。
ツアーガイドさんが「今日は女性の日だからいっぱいお花を売っているんですよ」・・・あ、そうだった!ベトナムも共産主義国家だった!今はEUに入っているブルアリアでも旧共産体制からの伝統(?)で「国際女性デー」の3月8日は道端でお花を売る人たちや花束を持った女性たちであふれる日だったんでした。
ブルガリアでもベトナム人にけっこう会ったなぁ・・・ ソフィアはナデジュダ区でバインミーを売るお店によく通ったり、ペルニックやラドミルで「ベトナムスキ・ブロコベ」があったのを思い出します。そして一度日本で、ブルガリアに住んでたというベトナム人とブルガリア語でお話ししたなぁ。なんだかなつかしいブルガリアを感じます。
「ブルガリアを感じる」といえば、ツアーガイドさんが連れて行ってくれたハノイの観光名所、「ホーチミン廟」。共産体制あるあるですよね。
ソ連が「お兄さん」の国々で、ファシズムや植民地支配から国を解放して共産体制を確立した著名な指導者が亡くなったら建てられる・・・ もちろんロシアは「レーニン廟」、ブルガリアでは「ゲオルギ・ディミトロフ廟」でした。今は民俗博物館になっている「王宮」のすぐ前にあった「ゲオルギ・ディミトロフ廟」、アタシがブルガリアにいたころはもうすでに無くなっていました。共産体制が崩壊した後、爆破されたんだって。今は公園になっていて、チェスをする人たちや、冬にはクリスマスマーケットが立つのでよく行ったなぁ・・・ ガイドさんによるとホーチミン廟はレーニン廟の設計をもとにして建てられたんだとか。
街の中に、共産国でよく見たタイプの像もあって、なんだかなつかしく感じます・・・
その日は金曜日で廟自体には入れませんでしたが、3月8日の「国際女性デー」で、アオザイなどの民族衣装や素敵なドレスで着飾った女性たちの団体さんたちが廟を背景にいっぱい写真を撮っていました。
なぜその日にアタシがベトナムにいたのか、ツアーガイドさんがついてたのはなぜ?そしてハノイではどこに行ったか、それは・・・
相変わらず魅力度ランキング下位に低迷するG県。某県知事も吠えてた・・・ でも首都圏からはちょうどよいドライブコースの距離ですよね?結構みんな来てるはずなんだけど、それでも印象うすいのかな?
今回は前々から絶対訪れたかった所へ!! テーマは「廃線」♪
まずは渋川市に最近できた新道を通って東吾妻町へ。もう高速道路みたいな道!ダム建設に住民が払った代償なのかな・・・ そこから目指すのは、
「アガッタン」!! JR吾妻線の八ッ場ダムに沈んだ区間。その残った部分を利用してレールサイクルでダムのすぐ下まで行けるアトラクションです。ネット予約の時スケジュール表を見ると結構埋まってて、朝イチしか空きがない日が多いですね。
このアガッタン、2台の自転車をつなげたような構造です。
電動アシスト付きで快適!! すっごく気持ちよく走り、
山々の紅葉とひんやりした風を楽しみながらあっという間にダム下についてしまいました。
ダム下から見上げると・・・
とにかくデカーい!! ダムってすごいな~!! エレベータでダムの上まで上がれます。
もう一度ダム下へエレベータで下りて、帰りは渓谷沿いにゆっくりと、某J毛かるたの「や」で大分県にケンカを売っていることで有名(?)な吾妻峡の美しい景色を見つつ、2.7Kmほどゆっくりと、遊歩道となった旧国道を歩きます。
あっ!樽沢トンネル!! 一番短か「かった」トンネルとして有名です。外から見ると・・・ あれってトンネルか?
アガッタンで通った時はアッという間に通過しちゃって・・・
さァ~、アクティビティの後はランチ!! 道の駅で
「ダムカレー」&季節の味「きのこうどん」♪ おなかペコペコだったからこれじゃなりない!! で、
ソフトクリームと
八ッ場ダム焼? クリームとキャベツベーコンマヨ味をゲット!!
もう一つの廃線跡は旧六合村の太子(おおし)駅です。
ここも50年くらい前まで国鉄があったんだって。廃線跡はもう道路になっていて、でもトンネルは残ってました。(行ったときは改修工事中で通れませんでしたが。)もっと山奥で掘った鉄をここから運びだしていたそうです。
そぼ降る雨に幻想的なこの建物ですが、これは貨車に積み込む施設の遺跡。
お客さんをのせるディーゼルカーも。駅はこんな感じだったらしい・・・
そこから四万方面に「ロマンチック街道」を抜け、途中のこれもずっと行って見たかった「沢渡温泉」へ!! なんか身近にいる温泉中は皆、沢渡の泉質のよさをほめてます。入ってみると・・・
あー確かに。
沢渡の公共浴場のシンプルかつ少しひなびた感じが何ともいいですね!! 温泉から上がってみると、受付の窓の下にはちょこんと待ちネコちゃんが・・・
まだまだいいとこあるな~、G県!! 次はどこ行こう?それにしても、なんでこんなに魅力度ランキング、いつも低いんだろう、こんなにいいところ、行きたくなるところ、いっぱいあるのに・・・
今年も大雨のニュース、よく聞きますねぇ・・・線状降水帯に、何十年に一度の大雨・・・ そういえば「日本屈指の秘境路線」として有名な只見線が不通になったのも大雨、考えてみるとそれから11年になるんですねぇ。青春18きっぷがまだ手元にあるからつかっちゃおう!!
先回と同じルートでG県を脱出して、今回もモグラ駅を通過してスキーの聖地へ!と言ってもこの時期は緑の山ですが。
越後湯沢、高原の避暑地のはずですが、ちょうど猛暑が続いている時で・・・ 暑い・・・ でも、便を前倒ししてこの駅で下車したのは、
越後湯沢駅が一大フードコート!? 何せここ、利き酒施設に酒風呂!! なにせコメどころですからねっ!! でも朝早起きしてごはん食べてなかったからすきっ腹。このままお酒はまずいなぁ、ということで、開店早々、これ!!
麹でおなかを落ち着けたところで利き酒に挑戦!!
朝から呑むぞ~っ!!
100以上の新潟県の日本酒に、焼酎やワインまで!! 1コインで呑めるものもいっぱい!!
おつまみは「塩」っ!! 藻塩なんか面白い組み合わせになりましたよ。
人気ランキングのいつも上位に入るものから、ちょっと変わったものまで・・・ その中でアタシにとって一番面白かったのは
ホントに呑んだらスパイス感が口の中に広がるんですよ!! ホントに不思議!
もう一回コインを買って飲みたそうかな、と思ったけど、その後の旅行のことを考えるとここで〆とこ。そして〆は魚沼産のお米のおにぎり!!
デカっ!! 大きな爆弾おにぎりの中には九州のエッセンス、明太子と辛子高菜のミックス・・・ でも純粋にお米のおいしさを楽しむには塩むすびもよかったかも。
長大ローカル線只見線を全線走破して会津若松駅を通り郡山へ。すべての乗り換えがあまりにスムーズで途中の街を楽しむことができなかったのが残念でしたが・・・ 郡山でまた呑み鉄活動!!
駅ビルの中にある福島を「まるっと」フィーチャーした「もりっしゅ」さんへ!! ここの呑みくらべセットもやってみたかったんだ~!!
「地ビール呑みくらべ」にしようかと悩んだんですが、やっぱりここも「日本酒」で!!
新潟のお酒ともまた違う感じ・・・福島もたくさんのおいしいお酒がありますね!!
地元の山ぶどうのワインも頼んでみましたよ。
そういえば、井之頭五郎も郡山に来てたなっ!! そん時、「郡山と言えば鯉」!っていってなかったっけ?それ、「居酒屋新幹線」だったかも?郡山で買ってた「大七」箕輪門!! あまりに高級すぎて手が出ませんでしたが・・・ 郡山から新白河、黒磯、そして宇都宮から大宮行き上り最終列車で小山・・・小山駅の東北本線から遠く離れたホームの両毛線に、乗り換えが4分しかなかったからちょっと焦りましたが、結構おんなじ乗り換えの人多かった! 無事に終電に乗れてよかった!!