おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

ブルガリアでゴーヤチャンプルー♪

2013-07-27 04:11:12 | ブログ

Goyachampruingredients
先日の記事で書いたグリーンカーテンのゴーヤ。グリーンカーテンには程遠いですが、写真に写っていた小さなゴーヤが約18cmの大きさになりました!! プランターで窓辺で作っているからこれくらいでいいでしょう!! ということで初めての収穫!! やはりゴーヤだったら「ゴーヤチャンプルー」しかないでしょうっ!!

でも、問題はやっぱり豆腐・・・ 以前に教えていただいたこの店に行けば買えるのは分かっています。そしてソレが大豆の味がするおいしいものであることも。でも、もう何年も買いに行ってない・・・ だっていつもワタシが行くころには売り切れちゃってんだモノ。

以前、どのスーパーでもダイエット食コーナーやシレネのコーナーに「トフ・ソエヴォ・シレネ」というのがあって、「あっ、ブルガリアではどこでも豆腐が売ってる♪」と思って買ったのですが・・・ とんでもないもので、豆腐としては食べられず・・・ だって中にクミンが入ってるんですよ!! 強いて言えばコレステロールの高い人がシレネの代わりにショプスカサラダに入れれば食べられないことはないかも、と言う程度。

でも、このたびスーパーを回ってみると・・・ 以前あったはずのところには全くナシ!! やっぱりダイエットの人も食べたくないほど評判が悪かったのでしょうか・・・最後の望みをかけて地元チェーンスーパー「ファンタスティコ」に行って見ると

Soevosirene
以前からあるヤツ(オリーブが入っていたり、味がついていたりするのもありましたがやっぱりプレーンでしょう)がやっと見つかりました。でも、ちょっと高いなぁ。そして・・・


オオッ!! これはパックの豆腐!! はじめて見た!! よーく見ると、「チョイスラーメン」でおなじみ韓国企業「ミスター・パーク」製でした。お値段は約4レバ・・・ 日本のお豆腐のパックに比べれば高いけど、もしおいしければ冷奴で夏のビールのお相手になれるかな?

では、ゴーヤチャンプルーを作ってみよう!! と言ってもレシピは皆さんご存知でしょうから省かせていただくとして(笑)、使える豆腐は?

例の「トフ・ソエヴォ・シレネ」・・・ パック越しにつかんでもけっこう硬い。そして開けてみると・・・ 酢酸の臭いが、ううっ・・・ 保存料なのでしょう、水にしばらくさらしておかないと日本人としては食べれるもんじゃないっす・・・ 

Mrparktofuさて、「ミスター・パーク」の方は・・・ パックの絵には冷奴が描かれています。でも、賞味期限がけっこう長いのが気になるなあ。開けてみると・・・ アレッ、けっこう普通? そのまま生で食べられないこともない。そして木綿豆腐よりも硬い。中国人が作っている豆腐もけっこう硬かったけど、こっちの方はよりしっかり大豆の味がしたんだよなぁ、でも「ミスター・パーク」のはそこまで味がないなあ・・・ まァ、煮たり炒めたりするのに使えるのと、近所で買える、と言う利点はありますが。

初物のゴーヤ、小さかったけど一口食べてワーッ、ビックリ!! 鮮烈な苦味とさわやかな青臭さ!! こんなにガツンと来るモンでしたっけ?! 小さいうちに取ったからか、久しぶりに食べたからなのか、はたまはブルガリアの太陽がそう育てたのか・・・ 今週末から来週にかけて気温がググッと上がりそうなソフィア。本格的な暑さ、これで乗り切るぞ!! 小さなゴーヤがいくつもできているのでこれからが楽しみです!!

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ユルすぎる!! まるで縁日?! お祭り気分のデモ・・・

2013-07-23 14:51:46 | まち歩き

ちょこっと用事があったのでムラドスト方面に行き、その帰り、市内中心部を抜けて地下鉄でリューリンに帰ることにしました。ムラドストからのバスは「オルロフ・モスト」(英語名でイーグル・ブリッジ)のバス停で降りて「ソフィスキ・ウニヴェルシテット(ソフィア大学)駅まで歩こうかっと・・・

あっ、けっこう警察や国旗を背負った人たちが国会方面に向かって歩いてる!!

そうでした・・・ このところ1ヶ月以上、ソフィア中心部「ツァル・オスヴォボディテル」通りのあたりはデモのため封鎖されていると聞きました。在ブル日本大使館からも「危ないところには近づかないように」って言われてた!でも、ワザと行った訳じゃなくて・・・ 「反政府」デモ、なんていうおっかないものかなァ、2月ごろのデモはけっこう過激だったけど、と思っていたのですが・・・

Protesttsarosvoboditel
国会の真正面にある「ツァル・オスヴォボディテル像」には「オスタフカ」と書かれたプラカードが下げられ、テントを張って座り込んでいる人たちも。つまり「辞任するまで止めないゾー」ってこと。内閣、国会議員の辞任要求って事ね。さらには自分の持ってきた傘の先に「純ブルガリアのエコな食べ物を!!」と書いたプラカード(というよりタダのカード)をつけて歩いているじいちゃんも。聞くところによるとこのじいちゃん、この主張をするために100km以上離れたプロブディフから何度もやってきてるんだとか・・・Protestdyado
 

日によって、またはデモの規模によってこの通りが封鎖されたりされなかったり。そしてこの辺のオフィスから仕事終わりの人々がゾロゾロゾロ・・・ そう、ちょうど仕事終わりの時間だったんですね~。で、この通りが封鎖されていると車が通らないので日本人のワタシに言わせれば「ホコ天」!?

実際デモ行進がないときは普通に車が通行しているし、デモがあってもほんとにデモっぽいのはここと、大統領府前だけ!! あとは家路を急ぐサラリーマンや公務員、そして観光客が断然多い!! 一応デモなので警察が山ほど出動しているのですが・・・ まだじっとりと暑い夕方、みーんな日陰に入って座り込んだりして休んでるぅ~!! オ~イ、仕事してんのか?帰宅途中のおばちゃんが、Protestpolice


「ねえ、ここ抜けて行きたいんだけどダメ?!」
「ダメです。迂回してください」と、休んでいる警官と小競り合い(笑)。結局許してもらえず
「モーっ!! 遠回りじゃないよヨっ!!!」とご立腹プンプン!! デモに関係ない人まで通り抜けできないところが多くなって不便ですねぇ。

Protestbusiness
ソフィアの真ん中、シャラトンホテルとツムの交差点からソフィア大までの間のこの通り、デモ参加者を見込んで国旗やホイッスル、ブブゼラを売る商売っ気たっぷりの人たちプラスメディアの車・・・ そして日によってはなぜかミュージシャンたち、グラディエーターや古代の衣装をつけた男女、さらにはフランス革命の「自由の女神」まで・・・ 「ブルガリアのデモは『クルトゥーレン』(=文化的)なので破壊活動なんてなくて平和的なのサっ!!!」だって・・・ でも、あまりに「文化的」すぎて、国会運営もユルすぎて先に進まないし、ブルガリアの一般の人々の給料も、払う側も「払えたら払うよ」というユルさ、もらう側も「文化的」すぎて、働いた分払ってもらえる保証がなくても仕事をしちゃってるんだよねぇ・・・ 

Protestcenter
ある日には旧共産党本部前にステージ!! そして「ブルガリアを救え!! コンサート」と銘打って大音響でブルガリア人大好きな踊れる音楽が始まりました!! これでみんな輪になってホロを踊りだしたら、こりゃ~もォ、昔の原宿のホコ天、まさに「竹の子族」だよネェ・・・(アラフォーだもんで。若い人にわかるかな?) なんだかお祭りみたい・・・ だったらホントに縁日みたいにキョフテやビール、パラチンキなんか売ればいいのに!! みんないったい何を主張しているのかホントに分かってるのか、それともホントに何か主張してるのか、ひな壇芸人のように目立てばいいのか、はたまた縁日のように楽しけりゃいいのか・・・ まっ、いいのか、ユルーく文化的だから!?  

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ブルガリアの原発!! inコズロドゥイ

2013-07-22 21:18:04 | ニュース

しばらく前に「ブルガリア」という名前が毎日のニュースに飛び交った時期がありました。話題は「原発の是非を問う国民投票」。新しい原発を造るかどうか国民投票にかけたのに投票率が低すぎて無効になってしまった・・・ でも、ブルガリアにはすでに原発はあるんですよ。

ヨーロッパ人の考えには、「放射能は大ドクだ!! 原発はアブナイ!! 政府は情報を隠している!!」と心のどこかで思っているように感じるのですが、もちろんその原因は例の「チェルノブイリ原発事故」でしょう。あの時はソ連が原発を運営していたわけですから今の状況とはずいぶん違っていたと思いますが、たぶん、あれにコりて原発への疑いの目が向く原因になっているのでしょう。 さらに放射能は目に見えないのに、場合によっては身体に悪影響を及ぼすのでみんな神経質になっているのかも。

そんな中、EU加盟国にそのソ連製の発電技術を採用している原発があるとしたら? それがドナウ川沿いにあるコズロドゥイ原子力発電所です。1~6号機まであるのですが、現在稼働中なのは5,6号機。1,2号機はもう古くて停止、3,4号機は「EUに加盟したかったら停止しろっ!!」と言われEU加盟の前日で停止・・・ ちなみに1~6号機全部ソ連式(もちろんチェルノブイリと同じ型ではありませんヨ)・・・

近頃の、このドナウ川沿いに行く機会に、このコズロドゥイ原発、見てみたいな~、と思って行って見ました。日本だとけっこう最近までオープンだった電力会社サンたち!! 中高生の社会科見学の人気コースだったような・・・ でも今はどうかな?

コズロドゥイは田舎町ですが、やはり原発マネーのおかげなのか、そんなにビンボーっぽくありません。ブロコベ(住居棟)も田舎にしてはいっぱいあるし、町の中や近隣のセロ(村)の家もキチンとキレイに手入れされています。小さな町なのに路線バスも走っていて近隣のセロからも原発に働きに来る人を運んでいるようです。と、町のメインの通りをソフィアに帰るためにヴラッツァ方向に行く道と信じて抜けていくと・・・ あれあれ~、ゲートがあって警察の人が立ってる・・・ 見学って雰囲気じゃあないなァ・・・ それで、 

「ヴラッツァにはこの道を抜けて行けないんですか?」と、ソフィアナンバーのムルティプラちゃんから警察官に聞くと、

「ここは一般の人の通り抜けはできないので手前のガソリンスタンドのところから迂回してください」との事。この原発を抱える田舎町はメイン通りが原発に通じる道なのです。で、迂回中に遠くから原発をパチリ。(ちなみにこの写真、町の名前に赤い線がナナメに引いてあるけど、原発反対とは全く関係なく、タダ単に「コズロドゥイ市街地終わり」の意味です・・・)

Kozloduinpp
ブルガリアはこの原発から経済的に大きな恩恵を受けてきたよう(はず!!)です。だってつい最近までこの原発でできた電気を近隣諸国に売ってたみたいだし、たった2基になった今でも30%台の原発依存率だそうです。だからEU加盟の条件として3,4号機の停止を宣告されたとき、かなり大きな反発が・・・ いまでも「あれは本当はヨーロッパ一安全な原子炉だったんだ!!」と言っている人もいます。まァ、確かに津波は来ないところですが・・・

友人のダニエラによると、「弟があそこで働いていてネ!! 年二回オープンデーがあるのヨ!! 私も見学にいったわ!!」との事。この日は入り口で止められることはなく、気軽に中を見せてくれるみたいです。情報があったら行って見ようか?

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思えば遠くへ来たもんだ・・・ 東欧の端まで・・・

2013-07-17 01:52:43 | ブログ

山陽地方に住んでいたことがあるのですが・・・ 朝早く仕事に出かける時に線路沿いを走ることがあったのですが、その時、今は亡きブルートレインを見ると、「あっ、やばっ!! 遅刻する~ぅ!!」と思うのと同時に、「嗚呼・・・ この線路は故郷までつながっているんだ・・・」と、ホンのちょっとセンチになったものでした。

Internationaltrain
東欧の小国、もう隣はトルコ、と中東の入り口でもあるブルガリア・・・ 日本への直行便さえもない(最近、中国への直行便ができる、と言う話はあるようですが・・・)この国で、そんな望郷の念に浸って、海援隊のあの歌を口ずさんでしまうスポットがワタシの中に(たぶんそう思うのはワタシだけ・・・と思うけど)あります。それは・・・Sofiatomoscow


まだ日の長いソフィアの午後7時前、下水の臭いと怪しい雰囲気の漂う地下道を通らずに行ける、比較的まともなソフィア駅1番ホームに、大柄なグレーの列車が止まっています。この車両、寝台車で、前の方につながっているブルガリアの客車より一回りデカイ!!Bulgarianukrainianrussian


行き先はモスクワ!! 何両かの青い車両はウクライナのキエフまで・・・Sofiatokiev
 

このホームのこの時間だけはロシア語が飛び交います。人々はこれからの長旅に備え、たくさんの重そうな荷物を引っ張り車両に乗り込んだり、しばらくは吸えないであろう外の空気をいっぱい吸い込むためにノンビリと時間を過ごしています。Sofiabeforeleaving


この乗客たちは終点のモスクワまで行くのでしょうか? モスクワまで行けばそこからシベリア鉄道に乗ってウラジオストックまで行けます。また、ウランウデで分かれてモンゴル経由で北京に、そして乗り換えて上海やチンタオに行けば・・・ 飛行機に乗らずに日本まで・・・

でも、時間もお金も、どれくらいかかるのかな? ロシア人の貫禄のある女性車掌さんに尋ねてみました。「モスクワまでどれくらいかかるの?」

「2日よ。」

「それから何日あったら日本に行けるかな?」(もちろん列車で、という含みで尋ねたのですが・・・)

「モスクワからは飛行機ね・・・」 ・・・ま、そうなるよネ・・・ もし本当に飛行機を使わなければモスクワまで2日、ウラジオストックまで約10日、そして日本までのフェリーが2,3日、最低2週間・・・ う~む、ホントに「思えば遠くへ来たもんだ・・・」 そして「故郷未だ忘れ難く」・・・

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今年もオープンエアで初夏を楽しむ!! 近所に「ネデーリャ」が!!

2013-07-15 04:26:39 | まち歩き

Nedelyalyulin2
今日も老若男女アカ抜けない、だけど元気な庶民の街リューリン・・・ こんなところにソフィア市内でもオシャレでハイソ(?)なスイーツのチェーン、「ネデーリャ」が、何とコーペラティヴニヤ・パザール(公設市場)にお店を開いたのです!! 店舗はつい最近までカジノだったところ!! これが外席を含む健全なお店になったので、人の動きがだいぶ変わった気がします。そのあたりで不法タバコを売っていた人たちはなんとなくワキへ追いやられ、小さな子供を連れたパパ・ママやデートの待ち合わせに利用するカップル、またご年配の、リューリンではイケてるほうのおばあちゃんたちがお茶とケーキを楽しみながらワイワイ、キャッキャッ!!Kidsplayingatnedelya


この「ネデーリャ」、メニューがユニークでちょっとお高めなんです。だから、お客を選ぶ感じがして、パザールの中にこれまでにあったスラドカルニッツァとは少し客層が違ってちょっと敷居が高くなるんですよねぇ・・・ さらには甘いケーキだけでなくカクテルや「甘くないケーキ」と言っては変ですがキッシュなどの軽食系にも力を入れているようです。Cocktailofferatnedelya


Solenaparachinkovatorta
今回ワタシが頼んでみたのはそんな新メニューの中から「ソレナ・パラチンコヴァ・トルタ」、日本で言うところのミルクレープですがクレープの段々の中はブルガリアで前菜として並びそうな「ルスカ・サラタ」(ポテトサラダ)、「スネジャンカ」(ヨーグルト、にんにく入りのきゅうりのサラダ)、「リューテニッツァ」(トマト、赤ピーマン入りソース)などなどとともにゆで卵とマヨネーズでできていて、これはもうビールのおつまみケーキ!! そして手作りの「ツィトロナーダ」!! 甘味ゼロのヘルシーさでさっぱり、ウレシーっ!! よく見ると、ストローが四角でロゴ入り!! さりげなくオシャレ~Limonadaatnedelya


でも、ネデーリャでワタシが「お祝い食い」(笑・タチバナじゃあるまいし。あ、どっちかというと甘味部?)で食べたかったのは・・・ 「ストイチコフ」!! 日本人にもおなじみのブルガリア人の名前ですよね!! あの、Jリーグ柏レイソルにいたフリスト・ストイチコフ・・・ 彼の名前から取られたのかどうかは定かではありませんが、このケーキ、サッカーボールに見えないこともない・・・ ちょうど彼がソフィアの名門サッカーチームЦСКА(CSKA)ソフィアの監督に就任した・・・のに、1ヶ月で辞任、って何なのソレ?! 彼はこちらでもお騒がせですが人気者なんですかネ~

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