おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

ブルガリアで免許を取るゾ!! ~総括・・・ホントになんだかムダ・・・

2019-01-11 00:55:23 | 

実技試験に向かう車の中で教習の先生が、「あとは健康診断と赤十字だ。それが終わったらディプロマ(卒業証明)原本とコピー2枚を加えて出すように。」・・・

健康診断はリーチェン・レカル(ホームドクター)のところに行って視力検査や色覚検査をしてもらいます。診察室に座って「はい、これ読んで」と壁に貼ってある検査表の文字が・・・ あァ、見えない・・・ 「じゃあオーチン・レカル(眼科医)のところに行ってディオプテル(度数)を測ってきてね~」 ああああ、それじゃまた行列に並んで待たないといけないじゃないの! それはぜひとも避けたいと、先生に「メガネはあるんですよ!」「じゃあそれもってまた来てね!今日の後からでもいいし・・・」結局次の日に再検査の予約を入れました。眼鏡をかけたらハイOK!!だったのですが・・・ でも免許に「眼鏡等」の限定がついちゃう・・・ 日本で先回更新した時はどうにか回避できたけど、もう無理かなァ・・・この診察と証明の発行に20レバかかります。

赤十字・・・ ここは救急救命の講習会です。ソフィアではドンドコフ通りにある、何とも由緒正しい建物・・・の裏にこじんまりとした教室が。6時間の講習で人工呼吸+心臓マッサージや包帯を巻く実技もあり。そして最後に試験。15問中12問以上正解すると合格・・・ 「こんなもんだれも落ちないゾ」と言われてプレッシャーをかけられますが、ホントに誰も落ちませんでした。落ちてもその場ですぐ再試験してくれます。これが54レバ・・・

ここですべての書類がそろったところでKAT(カット=交通警察、または陸運局みたいなところ)に提出。

リチュナカルタを出すともうすべてのデータが警察のコンピュータに入っているようで書類にいくつか記入して、サインして、1週間で発行されるブルゾならば57レバ払うと受け取りの日付を書いた紙切れをくれます・・・

とにかく・・・いろいろな所に行かないといけない上に行った先では待たされること、またどうしていいかわからないことがあまりにも多く時間がかかりすぎる・・・やっぱり役所ってなんだかやさしくないっていうか・・・ 

それに何よりこのブルガリアの免許、ホントにとる必要があったのか? だって警察に停められた時、「日本の免許に翻訳をつけて運転してます」と言うと、だいたいイチャモンをつけられるけど、その中で必ず聞かれるのが「パスポートは?」・・・ 普段リチュナカルタを持っているので要らないはずですが、警察官によっていうことが違うけど最後に入国してから半年(もしくは3か月)以内であることを証明すればOK、と言う話もあります。だからブルガリア国境を出入りすれば結局はブルガリアの免許を取らなくてもいいのかも・・・

その他にもこの免許を取るくだり、ホントに無駄だったんじゃないかと思うことがありまして・・・ でもその件はまたの機会に。

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ブルガリアで免許を取るゾ!!~実技編

2019-01-03 14:38:32 | 

学科試験、受かったけど、お金はどうするんだろう?1回の試験が60レバっていったけど・・・と隣のヴホッドの先生に電話すると。。。

「チェスティート!! 受かったらしいなァ!どうせ運転してたんだから何回か乗れば大丈夫だろう?! 試験は19日だ。その前にこっちからいつ路上に出るか連絡するから・・・」 あぁ、またいつになるのかよくわかんない放置プレー・・・でも待つしかないしなァ。そうこうしていると週の真ん中くらいに電話がかかってきて、「金曜日の午後3時にウチの下の駐車場で」・・・

先生の車はシトロエン。けっこう 古い型です・・・だけどさすがに教習の先生だけあってきちんと整備されているようで、そう簡単にエンストしないようになっているらしく、クラッチをつなぐとアクセルを踏まなくても進んでいきます。これまで長い間運転して着いたクセで、ついアクセルを踏み込んだり・・・ すると、
「教習車なんだから!! もっとゆっくり!! タクシーの運ちゃんじゃないんだぞ!!」ええェ~?! そんなにスピード出してないよ~(T0T)
試験は25分、長くても30分だ!! ゆっくり走れば走るだけ距離が短くなって、それだけ減点される危険も減るんだから!! ほらっ!! 信号が赤なんだからなんで加速する必要があるんだ?! ここはもっとゆっくり!!

日曜日の朝にもう一回乗せてもらうことに。するとあと二人モミーチェたちが一緒に乗るように先生が決めていたらしく、4人でシトロエンに乗り込みました。最初はエンジンを開けて点検項目が4つ、そしてバガジュニック(後ろのトランク)に入れておかなければならないものが4つ・・・ それからファロベ(前照灯)のつけ方、ワイパーのつけ方、リアウインドウのヒーターやアバリアのランプ(ハザード)のボタン・・・ それから出発しましたが・・・ アタシの番になるとやっぱり「速すぎるっ!!(怒)タクシーの試験じゃないんだから!!」えええええーっ、一回も速度違反するほど出してない、50km(街の中の制限速度)だってだしてないのに~

試験の日は雪!! 試験を受けるのが3人だったのでアタシは先に二人が終わるのを道端でず~っと待ってて・・・ 小一時間待ってると先生のシトロエンが帰ってきました。試験官が助手席に座って、フロントガラスには試験を録画するカメラ。カメラに向かって自分の名前を言わされて、さァ実技試験に出発・・・ けど、落ちちゃったァァ~・・・ 理由は縦列駐車する時に歩道にタイヤが当たったから・・・ 「これПТП(ペーテーペー=事故のこと)だゾ!! 30年以上のドライバー歴なんだろ~、信じらんない。」アタシだって信じらんないヨ・・・orz

それからこちらの事情と、先生からまた放置されたのとでもうほとんど年末。もう一度先生から呼び出しがかかり、試験の日取りが決まりました。何と!! 試験の日はまた雪!! そして何とおんなじ試験官!! 今回は縦列ではなく車庫入れ、それもスーパー「カウフランド」の駐車場で(笑)けっこうぐるぐるグ~ルグル走ったような気がしていると試験官から「はい、そこを曲がって。道なりに停めて。」と言われ、先回と同じように縦列しなきゃいけないのかな?とおもってハザードを点けると、「先回それで落ちただろ? わかってるから、それやらなくていい。」あ~、ありがとうございま~す。ということで試験官のタブレットに電子的にポッピス(サイン)して試験終了・・・ どうやら受かったようです。で、これからどうしたら免許証がもらえるの?(つづく)




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ブルガリアで免許を取るゾ!! ~学科編

2019-01-02 07:46:31 | 


新年早々からワタクシ事のネタで申し訳ないのですが・・・免許の話のつづきを・・・

隣のヴホッドに住む教習の先生に連れられて向かった教習所のオフィス・・・ ここに水曜日の夕方5時に来るように言われました。このオフィス、住居棟の1階の部屋を改築したもので裏の住居棟の入り口側がオフィスに、そして大通りに面した側は小さな教室になっています。夕方この教室で学科の授業があるらしい・・・

夕方5時に行ってみると、すでに髪がピンクのおねーさんが外でタバコを吸いながら待っていました。その後派手なジャケットを着た女の子、ちょっと大柄なお兄さん、そしてこの子、どっかで見たことある、あっカウフランドで働いてる・・・というモミーチェが別の教習者に乗っている先生と一緒に・・・ ここでこの先生がおもむろに授業を開始・・・

「とにかく交通法規をよく読め!交通標識は制限、警告等々と違う形だからそれぞれをきっちり覚えろ!何よりもここに来てできるだけ多く「リストフキ」(紙、つまりペーパーテストのこと)の数をこなして問題をおぼえるように!テオリア(学科)に受かるメドが立つまでそれを繰り返すように!!」 ・・・日本では見たことのない道路標識もいくつかあります。黄色い◇の優先道路の表示、制限解除のマーク・・・あと路面電車が優先とか、レゴリロフチック(交通整理の警察官)がいるときの動きとか・・・ う~む、自動車の免許取ったの、もう30年前だからただでさえ怪しいのにこんな新しいことをおぼえるのは・・・ でも、先生が言うのに一番大切なのは交差点での優先順位!! 優先マークのある交差点、路面電車、歩行者、それに「右方優先」(日本とは逆ですねぇ。そりゃ道の反対側を通行してるからねェ・・・)

生徒たちの何人かはすでに路上で車を運転しているようで、その時どうだったかを交えながら先生が説明します。おにいさんはまだ運転してないらしく「こんなかったりィ~・・・実技で覚えればいいのに・・・」って態度をありありと見せていますが、そうすると先生が、「交通法規を覚えてないと実技もなんもないでしょ~がー(怒)」的な感じで、お兄さんはしぶしぶ模擬試験を解いていきます・・・ アタシもとにかく数をこなさないと!! だって何よりブルガリア語で試験を受けるわけだから!! 英語でも受験できるけど、模擬試験が結局ブルガリア語なので、なるだけブルガリア語で練習しますが・・・ 同じ問題をこのサイトで練習することができます!! が・・・どうしてもうからない・・・ ブルガリア語の意味が分からない言葉、同じような問題でも意味が反対の質問、正解が3つあるのに1つしか選んでいなかった・・・などなど・・・ 赤い✖で、ブブぅ~・・・ でも、模擬試験もこのサイトの問題も、何回か繰り返すと見たことのある問題が何度も出てきて少しずつ慣れてきます。

最初の授業から2週間くらいで教室に7回くらい通い、うちでもサイトで練習して、どうにか行けるかな?まだ自信ないけど、えいやっと試験を受けてみることに。まずはオフィスで本当に受かりそうかチェック!! 同じサイトで先生と事務所のおねえさんの前で試験を受けると・・・87点!! ぎりぎりセーフっ!! ふ~うあと1点間違うとアウトでした!! ここで確認したうえで「ダイ」という試験場に行く予約をオフィスから入れます。

この「ダイ」(自動車協会?見たいなところ)、空港の裏側の「レフスキー」地区の、大きなスポーツ用品店の裏側にあります。


ちなみに、ですが、ブルガリアの学科試験はタッチパネル式のスクリーンで入力する方式。(試験も基本前述のサイトと同じで、その問題がタッチスクリーンに表示される形)15人くらいの受験者が一度にウケるのですが、40分の試験時間、みんなけっこう早く出て行く感じ。アタシは時間をしっかりかけて・・・でも先生から「見直ししすぎて後からやり直すとかえって間違うぞ」と言われていたので、一度確認して「提出」のボタンを押すと・・・ あっ!! 受かってた!! 93点!!ふ~っ・・・ (実技編につづく)


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ブルガリアで免許を取るゾ!! ~準備編

2018-12-29 17:17:59 | 

もし誰か、ブルガリアで運転免許を取る必要が生じる場合に何か参考になれば・・・
以前に「ブルガリアでは免許の翻訳をつければ日本の運転免許で運転できる…」と書きました。日本に一時帰国して免許を更新し、その免許をもって日本大使館に行き、「翻訳をつけたいんですけど・・・」(正式には「運転免許抜粋証明」を発行してもらう)と言うと、

しばらく領事さんとツベタン君(例の)が中に引っ込んでしまって・・・「え~とですねェ、ブルガリアの法律が今度変わって、リチュナカルタの発行から1年を過ぎるとこの「抜粋証明」では運転できなくて、ブルガリアの免許を取らなくちゃならないんですよ」と領事さんに言われました・・・ とりあえずは日本で取ってきた国際免許で運転できますが・・・ う~む、そもそも、住んでる日本人が少ないから、ほかのヨーロッパ諸国のように日本の免許を書き換えて地元の免許にしてくれる、なんてことないんだよねェ、この国は・・・ それに何より法律がコロコロ変わるし、何より法律を運用している警察の皆さんがちゃんとこの事を分かっているのか・・・ だけど、文句言われるのもイヤだし、ヨーロッパ全体で有効な免許を持っとくのもいいかなァ、ということで、ブルガリアで運転免許を取ってみよ~!!

なんとラッキーなことに!! ウチの同じ住居棟の隣のヴホッドにはいつも「У」マークのついた車が停まっている!!つまり自動車教習の先生が住んでいるのです!! その先生に「ブルガリアの免許を取りたいんだけど、どうしたらいい?」と尋ねると、

「まず卒業証明がいる!」ええ~⁉ 日本でそんなの聞いたことないヨ~!! 18歳になったら取れるんじゃないの?と思ったのですが、どうやら学校に最後まで行かなかった人たちが「袖の下」を払って免許を「買う」ということが横行していたブルガリアで(昔はじいちゃんが「孫へのプレゼントに免許を買ってやるんじゃ」なんて話がいっぱいだった…)それを防止するための方法として最低「スレドノ・オブラゾバーニエ」(中等教育?日本でいう高校生くらい)の卒業証書を提出することが求められているようです。

さて、日本大使館のサイトで運転免許の事を調べると「地下鉄ГМ(ゲーメー)ディミトロフ駅」のすぐ近くにあるオフィスで日本の書類をリーガライズしてくれる」と書いてあったので、日本から取り寄せた高校の卒業証書に翻訳をつけて持っていくと・・・

「ここは大学のディプロマしかリーガライズできません。高校のはソフィア市の教育課(?)に行ってください」とけっこう丁寧に言われました・・・う~む・・・ 調べてみるとソフィア市の中心部、スタンボリスキ通りの「ブズラジュダネ広場」のところ

この建物の4階(0階があるから5階?)にオフィスが・・・パッと見どこにあるか分からないところですが、入口の警備の人が教えてくれました。

まだウチに近いからいいけど、めんどくせーな~・・・ で、翻訳事務所で翻訳してもらった高校の卒業証書を出すと・・・

「これ、アポスティーユ証明が付いてないじゃない!アポスティーユを付けてノタリウス(公証役場)で証明してもらってから持ってきなさい!」えええ~~、じゃあもう一回卒業証明を取り直して、それから日本の外務省に送らないといけないの?! とまあ、実家の母にずいぶんと迷惑をかけて、EMSで特急で送ってもらって・・・ あああメンドクサイ・・・ 

実家の母が高校の卒業証明を外務省のアポスティーユ認証の部署に送って申請してくれたのですが、そしたら速攻で外務省から母に質問の電話が!! 「なぜこのような書類にアポスティーユ証明が必要なのか」と尋ねるので、「ブルガリアなので・・・」と言うと、電話の向こうで係の人が「(あ~あの国ならねェ…という感じで)しょうがないですね、分かりました」とすぐに発行してくれたようです。

いばらの道の第一歩なのねェ・・・ 結局このやり取りと高校の卒業証明のリーガライズに1か月以上!夏前に始めた準備が免許を取る参算を始めたのは秋になってしまいました。書類がそろったところで隣のヴホッドの先生にこの書類を見せると、「今からオフィスに行くゾ!15分くらいで終わるから!」

このオフィスで座学と筆記試験の準備をして、そして先生が路上教習をしてくれます・・・ 次のステップはいつになることやら・・・


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交通事故!! ブルガリアの道路はかなりヤバい!!

2018-09-15 15:45:22 | 

今日も田舎区ナデジュダ・・・ 用事でペルニック方面に行きます。出来てまだ数年の高速道路なのにもうボロボロで、土砂崩れを繰り返し、今は片側は閉じられ、対面通行しなければならない状態です。この高速道路「リューリン」(ストゥルーマ高速につながる)はギリシャ方面に向かう道路ですが、ヴァルナ方面行の高速道路「ヘムス」も、まるで永遠に続くかに見える工事、工事・・・ 夏休みも終わり、土日のソフィア民は出るのにも帰るのにも大渋滞を耐えなければなりません。

この国の道路行政は今のところどうもウマくいっていないようです。何十年もの懸案である道路の穴ぼこを埋めるかどうか、も危うい!! あと、運転してると思う、ヘ~ンなカーブ。理由の分からないキツいアールに危険な逆バンク。もう事故を起こしてほしくて仕方がないようです。そういうこともあって先日、ソフィア郊外のスボゲという町でバスが道路から転落するという事故がおきました。ここは有名な危険道路で、市当局も改善してほしいと何カ月も前から言っていたんだそうです。あたしもついこないだ通ったけど、まァまァヤバイところで、あっぶないなァ~と思いながら走ったところでした。(もっとヤバい所はブルガリア中にもっとあるけど・・・)死傷者を出したのですが、バスの運転手はかなりのベテランで、ブルガリアにありがちな乱暴な運転手ではなく、常連の乗客たちは「彼のせいじゃないっ!彼に罪はないから早く釈放してあげてっ!!」と口をそろえています。このことがきっかけで都市間を運行するバスはシートベルト着用を義務付けられました。

な~んてある日、友人のターニャと一緒に市営交通のバスを降りると、バスの前から通りに出てきた車を、バスを追い越してすんごい勢いで突っ込んできたタクシーがガッシャ~ン!!! 乗降客み~んなの目の前。すごい音のわりに、運転手、同乗者全員無事。わらわらとメチャメチャに壊れた車から出てきました。これは道路のせいじゃないけどネ。

とにかくソフィア市内ではこんな事故をしょっちゅう見ます・・・ ホントにも~、「ぼーっと運転してんじゃね~よッ!!」 歩く時もとにかく気をつけよう!!

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