おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

プロヴディフ~冬の雨の日においしいレストラン!!

2009-12-24 16:25:45 | まち歩き

皆さん、間寛平さんの「アースマラソン」って知ってます? 吉本新喜劇で一時代を築いた彼の念願の夢は「自分の足で世界一周」!! バシュッ!とブルガリアを通過しました!! セルビアからトルコに向けてブルガリアを横切る高速道路を特別に許可を取って走って通り抜けていきました。

このとき、首都ソフィアの次に通る大きな都市プロヴディフからトルコ国境にかけて、寛平さんとその一行はブルガリアのメディアによる取材攻勢にあったとか。なにせ車や大きなトラックがビュンビュン走る高速道路をタッタカ走ってるんだからそりゃー目立ってニュースのネタになるワ!! ホントに「ヒーロー」です!! ソフィアはあっという間に通り過ぎてしまったので私は応援できずじまいだったけど、プロヴディフより東のほうの皆さんは走ってる寛平さん本人、見た人いる?

Plovdivmomotaro 関係があるのかどうかは分からないけど、プロヴディフはこれまた親日!! 真ん中の公園には桃太郎がいます!! 岡山市と姉妹都市なんだそうですね~。

Plovdivcentralpark 「日本から来た友人たちにこの美しい街を見せたい」と思い、またもや遊びに行ったのですが・・・ その日はあいにくの冷たい雨・・・ だから真ん中の公園のあたりだけしか歩き回れず・・・ でも、ここでプロヴディフ在住の友人ルーチョ&マリアと合流!! その桃太郎像のすぐ後ろに二人のお勧めのレストラン、「セントラルパーク」。みんなで入りました。セルビチョールカ(ウェイトレス)が笑顔で「メニューは英語のがいりますか?」 オオッ!さすが観光都市!! でもブルガリア語でOKですヨん!!

このレストラン、「オベドノ・メニュー」(ランチメニュー)が充実!! よ~し、みんなで1つずつちがうのとろうヨ!!

Plovdivdrobsarmaandsalmonsoup ココのオリジナルかな?「スパ・ナ・スョムガ」!! スョムガは鮭だ!! 鮭のアラを使っているのかコクのあるおいしいスープ。日本人の私にはなんだかホッとする味!! 

オベドノ・メニューで書いてあるの、「野菜の・・・」、「羊の・・・」、「鶏の・・・」と書いてあるけど・・・ 出てきたのを見ると、「ムサカ」、「ドロップサルマ」(羊の内臓入り炊き込みご飯)、そして「ピレ・ス・ゼレ」(キャベツの漬物と鶏肉の煮物)・・・ 普通のブルガリア料理のメニューじゃん・・・ でも、おいしいし、ブルガリアの季節の味だし、ゲストの方々には良かったみたい!Plovdivcentralparkmusaka

Plovdivcentralparksweets シメはデザート!! 「ドマーシュナ・トルタ」は文字通りには「自家製ケーキ」だけど、聞くといわゆる、よくおウチで作るお手軽なケーキで、スポンジの代わりにビスケット、生クリームの代わりにニシェステ(コーンスターチ)のクリームが使ってある、ブルガリア人のところでよくご馳走になるタイプのケーキです。これはあんまり甘すぎず、おいしかったけど・・・デカいな~。(写真がボケボケですみません・・・)

Plovdivcentralparkinside Plovdivcentralparkpechka コーヒーを飲んでレストランを出たところでルーチョとマリアとはお別れ。雨のせいでほんの少ししかプロヴディフの名所を見れなかったけど、ログハウス調の建物に暖かい暖炉のあるホッとするレストランでたくさんおしゃべりできて楽しかった!!

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冬将軍到来!のソフィア・・・ 車のバッテリーが・・・

2009-12-16 03:06:31 | ニュース

つい最近まで「あれっ?今年、暖冬?」って感じの天気が続いていたのに、先週の半ばから急に寒~くなってしまったソフィア・・・。人間としては、帽子、手袋、厚いコート、タイツ、ブーツ・・・ と、全力で防寒対策!! 「サぶ~い!」と思ったらカフェに駆け込み、あったかいカフェやチャイ(茶)をすすっておなかを温めて・・・ 寒いのはツラいけど、休憩しやすくなるのはうれしい♪

さてさて、今日は車でちょっとラドミルへ!! と、朝、愛車シュコーダ・フェリシアちゃんのエンジンをかけようとすると・・・

「ウン、ウ~ン・・・カシッカシッ・・・ シーン」 かからない・・・

防犯アラームやパワーウィンドーはどうにか動いているところを見るとアクムラートル(バッテリー)がまったく死亡したわけではないけど・・・ 買ったときのままのバッテリーだったし、去年からもう替えなきゃ、と思っていたから新しいのを買わないといけないのは分かってる・・・

「どうした?ん?」と近所のおじさんが!! 助かった~!! これはもう、いわゆる「ルマン式スタート」!!(ってゆーか、タダの押しがけ・・・) おじさん!! 車押して~!!

Batterylessstart 「おーっ!じゃあ右にハンドル切って!」と言われます。あれ?左のほうが広いよ?! でも、言われた通りに右に切ると・・・ ビミョーに下り坂!! そーか?! 押すほうはそのほうがラクだもんね!! サードに入れるとすぐに「んーぶ~っ」とエンジンがかかりました。「ありがとーッ!!」

車に問題があったり、よく壊れたりするブルガリアでは、いろんなところで押しがけしている人を見ます。そして人々はどっちが下り坂になっているのかをホントによく知っているようです。バッテリーのヤバイ車はわざと坂の上に停めておいて、坂を下りながら「ブーン!」とエンジンをかけたり・・・ 

ただ、冬のヨーロッパ、昼間でも100%点灯が義務付けられていてバッテリーがヤバイままにするのはマズいな~!ということで、ソフィアのDIYショップ、「プラクティケル」へ!!

Batterybosch 車のバッテリー、できれば信頼できるメーカーのがいいなあ~! 日本ではあまり見ない、F1のスポンサーもしているイタリアの「MagnetiMarelli(マグネティマレリ)」のもあったけど・・・ やっぱりココはドイツのメーカー!! 「Bosch(ボッシュ)」!! 3年保証がついています。が、ボッシュの提携セルビズに行って「ザベルカ(チェック)」を1週間以内に受けないと保証が有効にならないそうで・・・ 面倒だけど、確か、ですね。

Batterymonbat ちなみにシュコーダ・フェリシアちゃん、今まで付いていたのはブルガリア製のバッテリー、「モンバット」!! ブルガリアの中堅都市「モンタナ」(何かアメリカの町みたい・・・何年か前の「地球のXき方」では昔の名前・ミハイロフグラッドのままだった)で作られていて、メーカー名はその町の名前から取られています。買ったときからずっと付いていたので・・・ そう考えると結構長くもったな~。ブルガリア製だけどいいバッテリーだった?

さっそく新バッテリーを入れて、古いほうはゴミ置き場において・・・と、5分も経たずにロマのおじさんが持っていってしまいました。ウチの近所の廃品回収屋に持って行って売った模様・・・ しっかりとリサイクルです。 「下り坂を利用して押しがけ」といい、「バッテリーのリサイクル」といい、ある意味エコなブルガリア!! でも、寒い日にセル1ッパツで出発できる安心には替えがたい・・・

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大きなケーキにワクワクしよう!!

2009-12-06 16:24:38 | うんちく・小ネタ

ブルガリア人はだれでも甘いものに目がない!!

Keksove これは私の個人的な確信!! 甘いものを勧めてブルガリア人が断る場合、それは、ドクターストップがかかっているから!!

大家のエンカは糖が出ているにもかかわらず、「でも、少しくらいはいいのよ~」と、甘~いケーキを焼いている!! いいのか? どうもやめられないらしい・・・

ソフィア市内にどこでもある「スラドカルニッツァ」!! 甘味屋さんです。最近はいろいろなところにあらゆるお店が支店を出しています。 メインの商品は・・・ トルコの蜜シミシミのお菓子やパン菓子などもありますが、やはりホールのケーキ!! 利幅が大きいからでしょうかね? 2~3人用のミニサイズで10~20レバ(700円から1400円くらい)、6人前以上の大きなものは15レバ以上!! 

特に「ポルチカ」と書いてあるケーキ屋さんはスゴい!! 「ポルチカ」とは"オーダーメイド"的な意味合いの言葉です。といってもフルオーダーではないんですが、だいたいそんなお店にはカタログがあって(なんとケーキだけで20ページ分もある!!)、めくると30~50レバ(2000円から3500円くらい)で、子供の誕生日用、コレダ(クリスマス)用、新年用(!?)、ウェディング用などから選べます。

子供用(?)の最近の流行は、丸型ではなく四角で、上にプリント!! ディズニーなどのアニメのキャラクターが・・・ ど~やって印刷してるの? それより、著作権のほうは大丈夫?!

上に字もクリームで書いてくれますが、仕事はかなり雑・・・ 新年パーティー用にはたった3文字!! 「ЧНГ」 これは「チェスティータ・ノヴァ・ゴディナ」の略で、「新年おめでとう」の意味。クリスマスはもっと少なくなって2文字!! 「ЧК」、=チェスティータ・コレダで、クリスマスおめでとうの意。キリル文字が分からないと何のことやら・・・

そんなある日、友人のところにケーキを買っていくことになり、どうせならホールで!! と考えていたとき、甘いもの大好きな友人のエルザに会う機会があったので聞いてみました。

「お勧めのスラドカルニッツァ、ある?」

「そ~ね~。スボヴォダ地区にある”ニカイ”かな~?」

そのスラドカルニッツァ、値段は良心的で、いろいろなバリエーションがあり、2日前には「ポルチカ」も受け付けてくれるとのこと。フムフム・・・ でも、まずは味でしょーっ!! ということで、小さいパルチェを2つ、「ザ・フクシュティ」(お持ち帰り)に包んでもらいました。たった2つ、そのうちの一つはエルザが「これ、サッパリしてるわよ!」といったヤツ。だったんだけど・・・ 家に帰って一口パクリ・・・ んんん~~、あ、甘っ! を通り越して、激甘ぁぁ・・・ す、すごい・・・ ブルガリア人全員がこんなに甘いケーキを好むわけじゃないとは思うけど・・・ スゴい!! 一口でノックアウト寸前・・・ とにかく激甘のホイップクリームが、お口いっぱい、だけじゃなくて体中に行き巡っちゃった感じ・・・ でも、残すわけにはいかないし・・・ 必死で食べきりました。ふ~、久々に死ぬかと思った、甘いもので・・・

この甘さでホール・・・(汗)・・・ ということで結局は別の店で買ったケーキ。でも、甘いもの大好きなブルガリア人の友人たちは、この激甘ケーキをいっぱい食べれる!! と幸せな気持ちになるんだろうな~。

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ブルガリアでカモネギ!?

2009-12-01 00:08:27 | ブログ

アメリカでこの時期大量に食べられてしまうのは七面鳥。感謝祭のごちそうですね。大統領から「恩赦」された七面鳥はそれから丸焼きにされる心配から解放され幸せな余生を送るんだとか・・・ ブルガリアでは感謝祭のお祝いはありません(ちなみに同じカボチャつながりのハロウィーンは少しずつ浸透しているらしい・・・ あんなにアメリカやカトリック教会を受け入れない国民性なのに・・・)が、七面鳥はよく食べられています。ブルガリア語では「プイカ」。それからニワトリ以外でよく食べられる鳥ではアヒル(パティッツァ)、そして下の写真のようなガチョウ(グスカ)もいます。

Kamoguski よく田舎に行くと「グアッグアッグアッ」と集団で道を横切る!! ブルガリアでこの類の鳥は放し飼いが一般的です。「最近野犬が増えて困るのよね~」とラドミルに住む友人のボビーは言いますが、彼女の家のまわりは相変わらずグアッ、グアッとアヒルたちの散歩道・・・ 犬に襲われないのかなぁ?

見た目アヒル・・・ですが、ホントのところどうなの? 白いヤツだけじゃなくて緑の、カモのような柄のあるやつも多い!! スーパーで(もちろん元は何色だったか分かりませんよ・・・)「パテシュキ・ドロップ」つまり、レバー!! えっ?! もしかして、それってフォアグラ? でも、本当のフランス料理のフォアグラって食べたことあったっけ?

Kamokamo 季節的にはやっぱり鍋にしよう!! と思ったとき、スーパーにこのアヒル系肉のコーナーがあるのを見つけました。アヒル・・・って言うとなんだか食欲わかないな~ でも、日本で言う「鴨」に近いはずだから・・・

鴨ならネギと一緒に!!

いいお出汁が出るよう、あえてモモ肉だけでなく首の肉も!! う~ん!! 濃い~っ!オイシ~!! ネギはブルガリアで今が旬の「プラス」、たぶんポロ葱。火を通すと日本のネギよりも甘い感じが!! そしてコクのある味なので赤ワインで・・・ 優しいねぎの甘味とお肉から出た深い味わいのブルガリア風鴨鍋!! 〆はおそばを茹でてみました。Kamonabe

ちなみにブルガリアではこのアヒル系のお肉、結構お値打ち価格で手に入りますよ!!

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