おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

ますますキビシイ経済事情・・・でもここはオトク!!

2014-11-29 17:45:52 | ブログ
ここのところ最低気温がマイナスになる日もあるソフィア。公共料金の値上げもあって人々の生活は大変そう・・・ この時期、特に気になるのが暖房費です。

トプロフィカツィアという温水供給システムで部屋を暖めるのは理想的でしたが、近年これにかかる費用を年金からは払えなくなっている人が続出!! とうとう、「もうムリっ!!」と、死ぬまで延滞をきめこむおじいちゃんおばあちゃんが増えているのです。国も、「年金生活者に払えるだけ年金を支給する」、もしくは「年金生活者に割引を適用する」とかしないと、逆に財政が逼迫するんじゃないかなァ~。

暖房費がキビシイときは、最近ボンボンできてるモールのフードコートに座って過ごせばいいのかもしれないけど、ソフィア市中心部の「元祖」(?)ショッピングモール的な存在だった「セントラル・ハリ」の2階、以前は年金生活者の憩いの場だったフードコートはドラッグストアーになってしまいました。そうなる前からも、お店では何も買わないでずーっとウダウダしているF3,M3層の年配の皆さんにちょっとキビしかったもんね・・・ まっ、市中心部には昔の特権階級の人が多かったせいかいろんな意味で超個性的な人も多かった・・・ 市場で買ってきた野菜を持ち込んでトイレの洗面所の水で洗い、フードコートのお店のプラスチックのお皿やフォーク、ナイフ、それに塩を無断利用、上品に(?!)ディナーを楽しむ80代女性なんていたもんねー。

そこがなくなって、もうああいう憩いの場はなくなっちゃったんだなーと思っていたら、地下1階のゴステルニッツァ(カフェテリア式の食堂)にすっごくオトクなメニューを見つけました!!

カチャマックという、とうもろこしの粉を練ってつくられた食べ物に、シレネ(白チーズ)とパプリカオイルをかけた、けっこうな満腹メニューが1レバ!! さらに、「ピレ・ス・オリス」(つまり鶏ご飯?)は2レバ!! 料理する手間と光熱費を考えるとこれはお値打ち価格と言えそうです。

他にも、サラダ類で「ツベクロ(ビーツ)とにんじんのサラダ」は1.6レバ。ムサカやラザニアなどのオーブン料理、シュケンベ・チョルバやボブ・チョルバなどのスープ類も2~4レバ!! 高級メニューはないけどボリューム満点、満足間違いなしですヨ!! 良心的でいいですが、いっつも混んでます!!
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ソフィア市外環道に出現!! ソフィア・リングモール

2014-11-28 13:40:58 | ブログ
いつもイケてない庶民行き交うリューリン・・・ と、ドアに新モールの宣伝が!! リューリンとは真反対の市東部、ヴィトシャ山のスキー場アレコに登るリフト乗り場あたり、すでにIKEAがある、そのお隣にドド~ン!! そういえばIKEAにお買い物に行くといつも隣でガンガン何かをつくってたんだよね~。超巨大な建物で、たぶん何年もかかってたと思うんだけど・・・ 

基本的には10月はじめにはオープンするはずだったのが1ヶ月以上遅れてオープンしたこのモール、でもモールと聞くと行かずにはおれない、買い物大好き女子のワタクシ!! (おカネもないのにネ~っ!!)ちょろっと行ってみました。

名前の通り、ソフィア市の周りをぐるっと囲む「オコロブルステン・プット」、訳すと「外環道」、英語だと「リングロード」?だからモールの名前は「リングモール」!! 市営交通の111番バスもまん前を通過しますから行けないことはないと思うのですが、ちーと不便・・・ ということで、ウチのポッチャリ娘ムルティプラちゃんで・・・ 駐車場にスーッと入ります。無料のようですが・・・ とにかく広~い!! 広い!広い!! そしてスキスキだーっ!! 店内入り口の近くに簡単に停め、エスカレーターで入っていきます。アレ~っ!? とにかく店内もスキスキ~っ!! お客も少ないし、まだ空き店舗も多いーっ!! H&Mだけは入ってるけど、あとはまばらー・・・

上階のフードコートに行ってみます。カフェコーナーは有名な「ネデーリャ」がケーキを売っています。そしてサンドウィッチのサブウェイ、そしておなじみKFC,あとブルガリア料理のお店と盛りのいいので人気のセルブスカ・スカラ・・・ まだ空いてるところも多く、今後に期待・・・ 


中はすっかりクリスマス気分でデコレーションに大きなツリー・・・
 
あまりにもゆとりがありすぎて(?)お母さんたちがツリーのふもとの人工芝のところに赤ちゃんたちを寝かせて自分たちものんびり横になってくつろいじゃってる・・・ 

ここまでゆったりしていていいの? 空きが多くてもソフィア市屈指のお金持ちエリアに建ってるから大丈夫なのかな? 車で来ないといけないので心置きなく飲めないのはお店側としてイタイ・・・っつーことはないかな?
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有名シェフはスーパーの顔だっ!!

2014-11-21 18:03:08 | ブログ
ここのところ、ドイツ系スーパー「りドル」のウリは、二人のシェフの料理レシピ対決!!

その週の売り出し食材を使って、それぞれのメニューを提案しています。全世界的に有名になった「料理の鉄人」方式… なのかな?
イヴァン・マンチェフ氏と、タニョ・シシコフ氏のそのウデをご家庭で!! ということらしいっス。前にも書きましたが、おいしいもの大好きで低収入の割にけっこう外食をするブルガリアなので、ウデのいいゴトヴァチ(調理師)は簡単に高収入の職に就けたりするみたいです。この二人も例にもれず、リドル広告の解説によるとマンチェフ氏は3軒のレストランを成功させたそうで、キッチンでは何事にも満足しないキビシイ人なんだとか。シシコフ氏はブルガリアグルメ協会の代表者で(そんなもんあったとは知らんかった…)「オレのキッチンに不可欠なものが2つ… それは塩とアドレナリンだ!!」と言っているそうです。
今回、この「リドルからの挑戦状」を受けて立つ理由のが、自分たちのレシピで「生活の質を変えられる」「より健康的な食生活になる」ようにすることなんだとか!! そういえばこの二人、TVでも見たことあるような気がするな~。
課題となる食材、第一回目は「仔豚」。日本ではちょっと手に入りにくいけど、たぶん普通のブタ肉でもいいかも。マンチェフ氏はワインソース、シシコフ氏はビールのソースで、それぞれオーブンで仕上げています。さらに「ウサギ肉」、「ブタ厚切り肉」、「アヒル肉」、「ブタ肩」と続いています。クリスマスが近いこともあり、パーティーに目新しい料理を、と考えているかもしれない若い主婦には興味深いかもしれません。ブルガリア語ですがリドルのサイトからご覧ください。

でも、「ブタ厚切り肉」のレシピ、シシコフ氏のレシピはパッと見、白いご飯に豚肉が乗って「豚丼」っぽっく見えるけど、薄切り肉のないブルガリアで、厚いお肉を細切りにして、なんとシナモンを使うんですよ!! どんな味なんだろう・・・

ちょっと矛盾しているようですが、どこのスーパーでも、「もうスライスしてあるハム、サラミ」「温めるだけの冷食」「お惣菜類」は主力商品となりつつあります。でもその一方で、出来合いのものばかりで体に悪い、とか、子供たちが家でママの作る温かい料理を食べる回数が減った、とかいう危惧があるようです。インタビューの中で、「”家で料理をするヒマがない!!”とお嘆きのあなたに一言!!」とか、「子供たちにおウチゴハンの大切さをどのように教えるか?」といった質問が投げかけられています。この二人も売れっ子でしょうから多忙だとは思いますけど、「家で一番よく作る、子供たちへの料理は?」との質問に、意外にも「チキンとクリームのクレープ」「スペシャルチーズホットサンド」と、そんなに手間のかかってなさそうなメニューを上げていました。そっちの方、ワタシは食べてみたいな~!!
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さすがドイツ!!7 都会だけどのんびりできる散歩コースいっぱいっ!!

2014-11-18 11:51:03 | ブログ

フランクフルト市内に宿をとったこともあり、お出かけから帰ってきたらもう夜・・・ ちょこっと夜のおさんぽ♪ マイン川沿いに行ってみました。

街灯がそんなにこうこうと明るいわけではないのでデートにはいいムード・・・っていうことかしら?と思っていたら、チリンチリ~ン!! と自転車のベル!! 暗闇をガンガンチャリでとばしている若い人、若くない(?)人たち・・・ オッとアブナイ!! かと思うと、たったかたったか走る音・・・ アディダスなどのジャージに身を包みジョギングしているこれまた老若男女・・・ ただ暗くて静かだから気にはならなかったけど、この川沿い、けっこうな人口が(笑)!! と、橋に差し掛かると、ライトが川面を照らしています。そこには白鳥やカモたち水鳥のみなさんっ!! わぁ~っ!! さわれそうな距離!! 

こっちに来ないかなぁー?と見ていると、そのワタシと水鳥たちの間をササーッと走り抜ける影!! よく見ると大ネズミ!!! ギョエーーッ!!! まぁ、いずれにしてものんびりした(?)日常といったところでしょうか?

おさんぽはやはり昼の明るいうちが気分がいいですヨねっ!! (そりゃそうだ!!) 例のマイン川にかかる鉄の橋にはまたもや錠前だらけ!!

ちょっとフランクフルト庶民の行きそうな屋内市場、クラインマルクトハレへ!! ここにはスペインやイタリアの食材もたくさんそろっています。ソーセージ屋さんには長い行列が・・・

トルコのものもいっぱいですが、こりゃまるでソフィアにいるときに見るのと同じ… (まあ名前もハレ=ドイツ語とハリ=ブルガリア語、これってトルコ語由来?)

ということでここで食べるのは今回はパス!! 少し行くとお肉屋さん、あっ!! 日本語で表記されている!! すき焼きやしゃぶしゃぶ用に肉をスライスしてくれるよう…

ブルガリアでは薄切り肉ってないもんネ~!! こういうところでつくってもらえるんだ~っ!! ここ、2階の立ち飲みコーナーやレストランは地元民でいっぱい!!



そういえば行ってみたかった「インビス」!! ドネルはブルガリアにもあるのでパス!! (カザフ出身のドイツ系ロシア人、ヴィクトルによるとトルコ料理のドネルはドイツに移住したトルコ人が作ったんだって…だからホントはドイツが本場?)じゃあ何を食べよう?! やっぱりカリーヴルスト!! ケルンでトライしてみました。

スタンドのお姉さんがソーセージを何かの機械に入れるとウィンウィンと5秒くらいで一口大にカット!! そこへケチャップとカレー粉をたっぷり。温かいパンと一緒に出てきました。まずはパクッと… うんっ、オイシイ!! まさしく期待通りの味(笑)リューリンのドイツ系スーパー、カウフランドにも同じようなスタンドはあるけど、カレー粉はないな~… 今度自分で持ってって、かけて食べてみようかなぁ?

ドイツ旅行2014のお話はとりあえずこれでおしまいです・・・ 
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きれいになったけど、らしくない? ライオン橋とジェンスキー・パザール

2014-11-13 10:52:18 | ブログ
あまりに印象的だったドイツの話は(あと何回か続きますが)少しお休みして・・・ 

ソフィア市中心部にちょこっと用事で出てみよーっと、で、地下鉄の「ロヴォフ・モスト」(ライオン橋)駅を地上に出てみると・・・ え?ええ~っ!? ここどこ?というくらいの変わりよう!! ライオン橋のロータリー化工事が完了したのでした!!

元のライオン橋は歩行者とトラム専用になり、トラムもひっきりなしに通っていきます。川の上の部分はまるで公園!! きれいなベンチに花壇!! ついでに遺跡も!! せっかくキレイにしたのを壊されないようにか、キレイに植えたお花を盗まれないように、か警備員が常駐しています(笑)。

ついでにジェンスキー・パザールのほうにも行って見ました。こっちも!! 長く続いた改装工事が終了してえらくキレイになってますーっ!!! 以前に工事中だった時に行ってドッロドロのところ歩かされたりして、もォ~っ工事終わるまで絶対来ないゾ~っ!! と思っていたのでした。そうしたら!! こうなってましたー!!!

キレイになったからか、何かの撮影もやってたりして。


その撮影に使うのかレトロな車を歩行者専用の部分に入れようとしているのでしょう。警察の人も興味津々です。中心部の2階建てになって一番変わった部分はゴステルニッツァ(カフェテリア、かなぁ)やカフェ的な感じになっていますが、お茶をするにしても何かを食べるにしても「リノ」とかいうお店が仕切ることになったみたいです。


でもこの市場、以前と違ってあの「バッタ感」がなくなってしまった・・・ 改装工事の前は、新品のジーンズやジャージを売っているのにブルガリアに来た日本人旅行者たちから「中古洋服市場」と言われたり、ロマの人たちがどこから持ってきたのかビタック(ガラクタ市)的なことをしていたりする、あのアヤしー感じが好きだったんですけどネ~。このメインの部分がきれいになった今でも、ワキの方や路地に入ると以前のあの感じがあるのですが。まっ、「ヨーロッパ」なので少しは先進国に追いつかないと、ということでしょうか。ゴミ箱も近代的~っ!!

この「リノ」、2階のほうにはピッツァリアもあって、ここは市場の喧騒の届かない落ち着いた感じ。ピザ好きのワタシの心がくすぐられます。


にしても、以前のソフィア人にとっては「ジェンスキー・・・」なんて名前、本当はなじみがなくって、「キルコフ」って言った方が通じてたんですよネ。こう大々的に「ジェンスキー・パザール」とかって書かれて・・・ ワタシよりも昔を知る地元民からすると、ますます違うところになってしまったかも・・・ とかいいつつも、つい最近行ってきたフランクフルトやケルン、そしてヨーロッパの他の国では、戦争でぶっ壊された町並みでもキレイに元に戻しているのに、ぶっ壊されてないはずのソフィアのこの辺の家はまるで「戦後」・・・のようなぼろぼろの家々は健在(?!)ですヨ!!
コメント (4)
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