おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

今年の「初物」ビーツはおいしいゾ!!

2017-05-27 18:58:43 | 食・レシピ

今、体にいいと日本で話題のビーツ。ブルガリア語で(そしておそらく他のスラブ系言語でも)「ツベクロ」と言います。血液力を高めるってヤツですヨ!!

冬の間、スーパーでこの根菜のコロコロしたミ(?)の部分だけとってもお安く売られているので買っていたのですが、近頃、葉付きのツベクロが出て来ました!! へぇ~っ!! こんな葉っぱなんだね~っ!!

この葉っぱ、食べられるかな?ちょこっとレシピサイトをいくつか見てみると・・・あるある~!! よく考えるとビーツって「赤かぶ」ともいうもんネ。かぶの葉はおいしいゾ!! ただ塩もみだけだとちょこっとエグい気がしたので、ごま油、砂糖、しょうゆ、おかかで炒めてみました。すると、ウマ~い!! ごはんドロボーだ~っ!!

さて、本体(?実?)の方ですが、冬のものよりもみずみずしく、サラダでもいけるかなぁ~?と思ったりするのですが、あえて茹でてみました。皮つきで丸ごと茹でると茹で水も真っ赤になります。

うまく茹でたらスーッと皮がむけます。切ってオリーブオイルとレモン汁、塩とシンプルにいただくと・・・ これがおいしい~っ!! あんまぁ~いっ!! サラダにすると1コでサラダボウル1杯分になり一回じゃ食べ切れないけど、こうすると2コあっという間にペロリです!! 冬場はさらにボルシチみたいなあったまる料理もアリですネ!!

それでも2コいっぺんに食べると・・・ その後体の中が全部あの赤い色に染まってしまったかのような現象が起きます・・・ でも、体にいいんだよネ? そう考えると効果を実感(?)したような気がしますなァ~!!

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オトクなの?でもイイよ!「イヴァノヴァ・メハナ」

2017-05-26 10:00:09 | グルメ

仕事の都合で久しぶりに降りた・・・ ブルガリアに来てはじめてアパート借りて住んだムラドスト1丁目・・・ 地下鉄の駅の真ん前で便利なためか、ほんの小さな隙間にも新しい建物が立っています。以前は建てかけで骨組みだけだった建物ももう新しいきれいな住居棟になっています。

う~む、会合の時間までまだしばらくあるし、おなかも減ったし、どうしよ~かなぁ・・・ そうそう、最近「スパ・ナ・トプチェタ」が食べたかったんだァ~、自分でそんなネタ書いちゃったし!どこに行ったらあるかな?

むかしのおなじみの店「セブンセンス」は少し規模を広げて「グラディナ」(=ガーデン、つまりお庭に面した外席)もつくっちゃったみたい。だけど、前にも増してビルに取り囲まれて入りにくくなっちゃった感が・・・ 

今日のランチに「スパ・ナ・トプチェタ」ありますかァ?と聞くと、「ないヨ。シュケンベならあるけど」 う~む、シュケンベも魅力的だけど、あとから仕事だからニンニク臭いのはちょっとねぇ・・・

あ、そうそう、少し通りを「ツァリグラツコ・ショセ」(高速につながるメイン道路)方向に行ったらスーパー「ピカデリー」の横にピザ屋とメハナがあったよな!! 試してみよう!!

ピザ屋の横を入って2階に上がるメハナ、「イヴァノヴァ・メハナ」!! ここならランチメニュー、あるよねっ!! でも「スパ・ナ・トプチェタ」があるかな?と入ってのぞいてみると、中はかなり広いけどけっこうがら~ん・・・ 数組のお客さんがいます。近所には結構オフィスがあるんだけどねぇ・・・ セルビチョールに、「スパ・ナ・トプチェタ、ありますか?」と尋ねると、

「ありますよ!スープだけ?オベドノメニュー(ランチメニュー)だったら「シュヴェツカ・マサ」(スウェーデン式食卓つまりバイキング形式!)で、スープにサラダ、メインとデザート付きで6レバですよ!」 おお~、6レバ、普通のランチメニューなら少しお高めになるけど、お替り自由でいろんなものが食べれるならオトク?

席を決めるとセルビチョールがスープを持ってきてくれます。調理場のカウンターの前のテーブルにはサラダ(というか野菜のメニュー。1つはコプリバ=イラクサだし・・・)にお米料理が2種、メインは4種類!! キョフテ・ポ・チルパンスキ(トマトソース肉団子)やドロップ・ポ・セルスキ(レバーの田舎風煮)も!!

デザートはおなじみ甘いマカロニ!! 典型的なブルガリア料理!! 

内装はブルガリアの民俗調。BGMはなぜかニワトリをはじめブルガリアのセロの家にいそうな家畜の鳴き声(もちろん録音。でもなんで?) ここならお客さんにブルガリア料理を手軽に、そして代表的なのをちょっとずつ何種類も楽しんでもらえそう。貸切にしてパーティーにも使えそうだし、夜には時には歌手が来たりしそう・・・

なかなか使えそうなメハナ、いかかでしょう?
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

緑のトラムはバビチキの希望の星☆彡

2017-05-22 19:54:44 | 鉄道

まだ寒くて雪が降っていた頃にやってきた緑色の路面電車・・・ もちろん最新式ではなく、れっきとした中古・・・ つまりどこかのおさがりなのですが、なかなかシュッとしてかっこいいゾっ!!

ワタシが見たのは2編成を運び込むところ。ウチの近所でも試運転で走ってるっ!! 何か特別なイベント列車にでもするのかなぁ、と思っていると、首都の田舎村、我がナデジュダ区に住む友人のおばあちゃんたち(つまりバビチキ)が、

「あの緑のトランバイ、なんでも「シュヴェツァリア」から持ってきたらしいわよ。6番線を走るんだって!! 早く来ないかしら!!」・・・へぇ?! シュヴェツァリア?つまりスイス・・・ 調べてみるとスイスはバーゼルからやって来たようです。環境大国で先進国の電車。すごいなぁ・・・ 

シンプルなデザインでスッキリしてるのもいいっ!! でもなぜおばあちゃんたちが期待しているのか、それは・・・

ソフィアの路面電車、ほとんどのが古くて、しかも段が高いっ!! 

路面から1段、2段、そしてもう一つ昇って床面・・・ まだまだ足はちゃんと動く(肩の方は五十肩でアヤシいけど)アラフィフのワタシでも、それこそ手すりにつかまって「エイヤー!!」っとよじ登らないと乗れません。たまに「ロㇳカ」(舟 「コラブ」(船のこと。低床式中間車の窓がそう見えるから、なのかな?おばあちゃんたちはそう呼んでいます・・・)が来ればいいのですが、いつも来るわけではなく・・・ 足が痛くて「アフ・オフ!レレレレ・・・」(アイタタ、オイタタ、まったくもう・・・の意)といつも言っているおばあちゃんたちは路面電車に乗れないがために年金をもらいに行ったり、薬を買いに行ったりするために外出するのもおっくうになっていたのです。

そしてこの(比較的。笑)新しいトラム、低床式の車両が真ん中に付いているだけでなく、低床式じゃない車両にもステップが付いてる!! それも半自動式のドアのボタンを押すと「ウィ~ん」と出てきちゃう!! こりゃ、カッコいーヤっ!! すっごーいっ!!

でも、いつまでたっても首都の田舎村ナデジュダ区から場末の一大新興住宅地オベーリャ区に行く6番電車には姿を現さず。その代りに庶民の街、ワタシが前に住んでいたリューリン区の方に行く8番電車で限定運用みたい・・・ バビチキ、残念・・・ 

もっとスイスからたくさん車両を譲ってもらって早く我らの6番トラムに来てくれないかな、バビチキのためにネっ!!

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カロヤンがんばれ!! 新「鳴戸」部屋

2017-05-19 17:45:07 | 食・レシピ

梅雨入りまでのこの季節、日本は・・・晴れれば気候のいい、心地のいい日になるかな? 

そういえば大相撲は夏場所、ブルガリア出身の元大関琴欧洲が相撲部屋をもったってつい最近知りました! ブルガリアでもニュースで取り上げられてたみたい。日体大で学位ももらい、弟子たちの体と心の管理もするとか。もうすでに一人ブルガリアから入ってるコ(ベンツィだったかな?)もいるし・・・ 文化も環境も違うから大変だろうな~・・・って今までも大変だったろーなー!!

なにせ食べ物!! 日本はガスコンロで「沸かす」系のものか、「炒め」系のものしかないもんねー!ブルガリアじゃ米は食材の一つではあるけれど主食じゃないし、パンも日本のとブルガリアの、ちょっと違うもんねー!! シレネも、リューテニッツァも、バーニッツァ用のゴトビコリもないし・・・ 一体新生「鳴戸」部屋ではどんなちゃんこ料理を作るのかな?

ブルガリアの料理必須アイテムの一つ、それはオーブン!! 鳴戸部屋に一コ業務用のものでもあったらいいけどネ~!大きな「タヴァ」(オーブン用プレート、バット)に米、野菜、肉をどんっと入れて、味付&サラダ油をして180℃~200℃で1時間放っておけると、まーまー間違いなくおいしい料理になるもんネ!! そしてギュベチ!! オーブン用土鍋です。これもいい具合に具材の味がしまり、かつジューシーなのができます。 マカロニなんかのパスタ類もブルガリアじゃよくオーブンで料理、だもんネ!! 早く新生「鳴戸部屋」に後援会がついてこんな料理道具一式を買ってあげたらいいのにネ!! 

しばらく前どこかで「相撲メシ」をマツコが食べる、というのが番組であってその中で、琴欧洲が現役の時所属してた名門、それも大きな部屋の佐渡ヶ嶽部屋は食費が月に5万円、って言ってたけど、それってやっぱりタニマチがついて提供してくれてるからだよね・・・ 鳴戸親方は部屋の弟子たちと一緒に近所でも評判の安いお店でお手頃価格の食材を買い物してましたが、そのシーンの中に「明治ブルガリアヨーグルト」を大量に購入している様子が!! あァ~・・・ 琴欧州の化粧まわし、「明治ブルガリア」だったよねぇ?! 明治さん、おねがいだから「明治ブルガリアヨーグルト」、部屋で必要な分全面バックアップしてあげてー!! それから他の明治製品も・・・ そしてできれば「シレネ」、カロヤンと部屋のためにつくってくれないかなァ、明治さん?!

カロヤンは角界では超少数派のヨーロッパ出身、しかも引き継いだ部屋の名前が・・・あんまりよいイメージではないんだよね・・・もちろん大相撲のシステム上、部屋の名前と親方やその部屋の力士たちが直接関係ない場合があるけど。いろいろ大変なスタートだけど、「だから違うのは仕方ないじゃんっ!!」っていうノリでがんばってほしいものです。

ちゃんこ鍋にしたらおいしいかなーって思うブルガリアのメニューは「スパ・ナ・トプチェタ」、肉団子のスープです。味付けはヨーグルトと卵黄を仕上げに火を止めてから固まらないように素早く混ぜて!! 具は「フィデ」(細いパスタの砕いたやつ)もお忘れなく。でもちゃんこに会うようにもっとボリュームのあるパスタにしたりお米にしたりして「鳴戸部屋特製ブルガリアちゃんこ」にアレンジするのはどうでしょう?! 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

創立80周年のブルガリア・フォークロアアンサンブル「スレデッツ」

2017-05-10 08:07:28 | アート・文化

「ダンスとか音楽とか好きでしょ? 次の日曜日、チケットあるから行くわヨ~!!」と70代のリリーおばちゃん。このおばちゃんは何でもブルガリア伝統舞踊のダンスチームに所属していたんだとか・・・若い時に、ね。その時の話を約1000回(?)聞かされていた(笑)のですぐにそのジャンルのコンサートだとわかりました。

ソフィア市中心部のオペラ座・・・とにかくすごい人、人、人・・・今まで何回か行ったオペラの時とは比べ物にならない人出!! へぇ~人気なんだなァ~!! リリーと、さらに友人のナディとライナ・・・ チケットをもらってオペラ座の3階席に登ります。

ここの劇場、何回か来てるけど今までで一番上の席に座ったような気がする・・・

幕が上がり、いつものスゴいダンス !! その辺のピクニックや結婚式のシロウトダンスとは違い、一糸乱れぬステップ!! 


美しい衣装!! 

さらにジュニアクラスやおこちゃまチームもあるようで、


小さなおこちゃまたちもがんばってダンス発表会的な感じ・・・


今回はこのダンスアンサンブル「スレデッツ」の創立80周年記念だったそうで、ダンスの間に映像でチームの歴史が紹介されていました。リリーおばさん自身の話がこれを見てようやく分かった!! 

この「スレデッツ」はソフィア市のアンサンブルで、とても美しく踊るので有名で、厳しく監視されていた共産体制下でも外国に行ってコンテストに参加するほどの特権を与えられていて、さらにリリーおばさんはそのチームのトップダンサーで、行った先のダンス競技大会でいくつもメダルを取っていたんだとか・・・(そのくだりはもう何千回も写真付きで聞かされている。笑)

体制が変わった後の20年前(60周年)の頃には少し衰退してフォークロアダンスでしたが、今はまた盛り返してきているようです。練習風景には厳しい一面も!! もうアスリートのように鍛えてる、って感じです。

アイリッシュともコサックとも違う独特のリズムとステップ・・・ そして激しい有酸素ダンス!!

3階に座ってたから、アンサンブルのフォーメションが手に取るようにわかる・・・ 

広い舞台を端から端まで使い、そして大人数で踊る!まさに圧巻!! リリーによると昔はなかったような振付やフォーメーションが取り入れられているそうです


一緒に行ったナディはダンス大好き!! 見てたらノリノリでついには自分も踊りだし~♪ 後ろに座ってるリリーに「見えないでしょーっ!!」と怒られるぅ~(笑)

80周年のお祝いにたくさんのお花が贈られていましたが、そのうち一つは日本から!! フォークロアアンサンブル「デテリナ」・・・日本とも交流があるんですね!! 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする