おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

今も昔も「標準」なソフトクリーム屋さん

2009-06-22 18:39:01 | まち歩き

Softstandcenter ソフィアの公園やちょっとしたパザールに行くと必ずある!!ソフトクリーム屋さん!!特に乾燥した夏のこの時期、小さな子供からお年寄りまでアイスクリーム大好きなブルガリアでよく見る風景です。

特に最近、アイスクリームを売る所は増えているように見えます。あんまり原価率が低くないはずだけど、冷凍だから賞味期限が長いのかな? ウチの近所の「ザクースカ」屋さんも売り始めました。「ザクースカ」、字義的には「朝ごはん」、白チーズのパイ「バーニッツァ」、パンなんかを売っている横にアイスのショーケース…ちょっと違和感…でも、遠くに行かなくてもいいから便利だ!!

でもショーケースに入っているアイスクリームにはないトキメキ♪がソフトクリーム屋さんにはあります!!なんででしょうね~?やっぱりソフトクリームって何か特別な時だけに食べていたような…アラフォー世代の私はそんな風に思ってしまいます。

Softstandlyulin ソフィアのソフトクリーム屋さんも基本的には「昭和」の日本と同じ。「スメタノフ」「ショコラッド」「スメス」… 順に「クリーム(つまり日本で言うバニラ)」「チョコ」「ミックス」の意味です。さらにお楽しみはたいがいどこのソフトクリーム屋さんもいろいろな「ソソベ」、つまりソース類を用意していて好きなのをかけてもらえます。(たいがい2種までOK!) 「スメタノフ」+「ヤゴダ(イチゴ)」+「キヴィ(キウイ)」とか、「スメス」+「カラメル(キャラメル)」とか、自分の好きな味にしてもらえます。入れるのは「ヴァフレナ・チャシャ」つまりウェハース・カップです。

Softsmes このウェハース・カップ、つい最近までどこでも一般的に見られたのが大きさも形も昔の共産体制下から同じ標準型。なんでもすごい勢いで変化しつつあるブルガリアで、おじいちゃん、おばあちゃんと今の子供たちが同じ物を食べれるっていうのはなんか面白いですネ~!! それでもほんのつい数週間前からソフィアの真ん中にあるソフトクリーム・スタンドからは急激にいなくなって、日本でもよく見る普通のコーンばっかりになっちゃった… でも、田舎町ペルニックではまだまだ現役です!!

Softmac ちなみに、日本のマックで今「2時からセール」なるものでストロベリーサンデーとチョコサンデーをだしているようですが、ブルガリアのマクドナルドでもソフトクリームが大人気!! 夏の間は1コ49ストティンキ(35円くらい)に値下げしてます。昔(といっても数年前ですが…)はこのアイス、29ストティンキ!!だから20円くらい!!でも去年くらいからこの値段…「クリザタ」前のユーロが強かった時期は40円くらいしたことに。日本人の私の貨幣価値で言えば1~2年で値段が倍… でも、まだまだ安い!! 日本じゃセールで半額の100円だからネ! こっちのマックで私のイチオシはキャラメル・サンデー!! バニラソフトの上にトロ~っとかかったちょっと温かいキャラメルソースが濃厚で、ちょっと塩キャラメルっぽくてすご~くオイシイ~!! これと濃い目のエスプレッソをいただくのが大好きです。日本のマクドナルドのホームページを見ると、このキャラメルサンデー、日本のメニューにはありません! ブルガリアにきたらお試しあれ!!

でも、パザールのソフトも捨てがたい… よ~し!!今度は「スメタノフ」+「ボロビンカ(カシス)」を試してみよう!! ちなみにソフィアではこのソフトクリーム、1コ80ストティンキ(約60円)くらいからです。

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暑くて寒い町・プレーヴェン・・・またまたちょっとドライブ

2009-06-19 16:39:33 | まち歩き

友人のラファルとオーラが以前から「ウチに遊びにおいでヨ!!」と誘ってくれていたプレーヴェンという町。こちらも友人のボビと一緒に出かけることにしました。

Billapleven プレーヴェン・・・ ソフィアからヴァルナやヴェリコ・タルノヴォに向かう幹線道路からちょっと北上するとある中堅都市。ソフィアからルセに行く道の途中にあります。前にロヴェチに行くときに通過したことはあったけど、どんな街だろう・・・ 車でソフィアから2時間半で着きました。ラファルとオーラと待ち合わせしたのは町の中心部にあるスーパー「ビラ」!! ビラがあるということは結構暮らしやすそう・・・ ビラの周りの道では露店でいろいろな物が売られています。結構住みやすい町かな? なんて思ったりして。にしても暑い!! ソフィアも晴れてたけどプレーヴェンのほうがねっとりと暑い感じがします。その日は少し強い風があったからよかったけど、無風だったら汗だくになりそう。

やってきたラファルとオーラにその話をすると、「そ~なのヨ!! プレーヴェンはブルガリアの最高気温をよく出す都市なのよね~!! ちなみに冬は最低気温をよく出すよ!!」 ええーっ!? 暑くて寒い!? 日本でいうと熊谷みたいなトコなのかな?

Yazovirpleven ランチのあと、「ちょっとヤゾビルに行ってみよう!!」 ヤゾビルとは湖のこと。いくつかの湖が連なっていてその周りが公園になっていたり、ちょっと高級そうなホテルがあったり・・・その中でも上流に近いほうに二つの湖が連なっているところがあります。なんとなく自然の湖というよりも人工的に作られたダムみたい・・・ 2つの湖をへだてるところがあって、そこも通れるようです。

Winemuseumpleven 車を停めて歩いていってみると・・・ 湖の周りの道路沿いは木々が生い茂り、涼しい木陰を作り出しています。子供たちが自転車で湖の周りをサイクリング♪ 車も少ないし、イイよね~!! 周りは結構切り立ったガケで、ロッククライミングの訓練をしてる人も! そしてそんなガケが切れ込んだところに・・・ 何と「ワイン・ミュージアム」!!! こんなガケの洞窟で作られて保存されたワインはさぞオイシイだろうなあ・・・ でも、着いた時間が閉館より30分遅くて入れず。 「もうちょっと早く着いてたら入って試飲もできたのにね~」とラファル。ザンネン・・・

Yazovirplevenskara Swallowsmansion 歩きながら見てみると、たくさん食堂やバーベキュー設備があった跡が。ガケを切り掘って食堂にしてたところも・・・いわゆる「ヒジャ」つまり保養所としてしっかり整備されたところだったようですが・・・ 今あるのは「スカラ」屋さん、つまりキョフテなどのグリル料理をビールなどと出す店が1軒のみ・・・ 以前は滝(といっても上の湖の水をトンネルで引いてきてるだけみたいだけど・・・)の下の涼しげでおしゃれなカフェだったであろう所は、水びたしに・・・ つわものどもが夢の跡、みたいな。今はツバメたちの「リゾートマンション」です。

Oldmanandpond 湖の周りにはたくさんの太公望が! 一人のおじさんに「釣れますか?」と聞くと、ブアイソにあごでバケツを指します。見ると・・・ フナやら何やら魚が・・・ 結構釣れてる!! ラファルによると、「釣りのシーズンになったらプレーヴェン市民みんなが釣りに行っちゃって、市内には誰もいなくなるんだよ!」 プレーヴェン市民、総釣りキチ!? どんだけ釣りが好きやネン!!! で、釣るのはフナ? ブルガリアでは鯉もフナもフライにして食べるのですが、ちょっと泥くさそう。でも、アウトドア用品をそろえて湖のそばで涼しく日がなのんびり、というのも悪くなさそうですね~。

 

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初夏のドライブ③ 高速道路だけが道じゃないよっ!!

2009-06-05 14:38:06 | まち歩き

この時期だいたいみんなの考えることは同じ・・・ 学校で、職場で、また友人同志でピクニックに出掛けることが多い!! ソフィアからパザルジックに向けて高速道路をひた走ると目的地パナギュルシテ方面に曲がる手前にマクドナルドがあります。少し休憩しようと入ると、すごい数の子供たち!! 学校が休みになる前の遠足、というか学校の旅行みたい。ワーワーギャーギャー大にぎわいでハンバーガー、ジュース、ポテトなどを受け取り店内のテーブルにつき、パクっ!! 日本と同じく「イケてる」子達の華やかなグループと「地味」なグループにキチッとわかれてなんとも分かりやすっ!! ・・・てな具合に、いつもどこでもせわしくて騒々しいので、なるべく高速道路を避けて行ってみることにした今回のドライブ。おかげでなかなかいい新しいスポットを見つけられたし・・・

Narrowgaugerailway ベリングラッドでは温泉が見つけられなかったので(でもその日は、一回すでに入ってるからいいか・・・) 早々帰途につきました。日が長くて気づかなかったけどもうその時点で5時半すぎ・・・ ベリングラッドからソフィアに帰る道は渓谷沿いの道。線路と寄り添いながらくねくねと川沿いを下っていきます。列車でこの路線を旅行するのいいだろうな~。ベリングラッドの先はこれまたブルガリアの高原リゾート「バンスコ」まで線路がつながっていて、まさに高原列車の旅!! あっ!! 踏切が下りてる!! 列車が来るゾ!! と、カメラを急いで取り出し待っていると、やってきたのがこの列車!! 客車はまるでマッチ箱みたい! 踏切を渡ると・・・ 線路が細い! (というか、狭い!) ナローゲージ、ってヤツです。ああ~、次はぜったい「全線走破」するぞ!! と、鉄心をくすぐられたのでした。

Bdz1 セプテンブリという街からソフィアへは高速にものれますが、あえて旧道で・・・ こっちの道はソフィア・プロヴディフ間の鉄道とほぼ同じところを通っています。あっ、電車だ!! ここでは併走写真をパチリ。ブルガリア国鉄もドイツ製の新しい列車が増えました! 途中、道沿いにやたらとトイレットペーパーを山積みにして売っている店が並んでいる町が・・・ 阿蘇山を登る道でとうもろこしを売っている、あの感じでトイレットペーパーを売ってる(笑)! なぜ? そこは「ベロヴォ」という町で大きな工場「ベラーナ」・・・有名な製紙工場だ!! (ちなみにここ製の「ピンクの」トイレットペーパーや紙ナプキンを使っているレストランとかドネル屋などけっこうあるので見たことある方もおられるかと思いますが、使っていると時々「字」が混じってる・・・再利用した紙に書いてあった文字がそのまま残ってることがしょっちゅう・・・) こっちの道はほとんど車がいなくてのんびりスイスイ!!Bdz2

メインロードを避けたおかげでいろいろおもしろい物を発見した!! イヒヒ~ッ!!! と、イフティマンという町を通り過ぎたとたんにいきなり道が穴だらけ!! 日本でもないのに左側通行したり、ジグザグに穴よけスラローム!それでもドゴッ!ガタッ!! 避けれない!!! ド、どうしたんだ!? どうも、ほとんどの人が高速を使ってしまうので並走する旧道は修理をしていないらしい・・・ あまりの悪路に最後に高速にのることに・・・(泣) 旧道もちゃんと直しとけ~っ!!(怒)

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初夏のドライブ② 「お風呂」という街とお風呂の街

2009-06-03 21:27:21 | まち歩き

ストレルチャでバラを見た後、さて、どこにいこうかな?一山越えて「歴史景観都市」コプリフシュティッツァに行こうかな? でも、そのルートは去年行ったな~。 今回はまだ行ってないところにいきたい!! ということで来た道を戻り始めましたが、メインルートから少し離れてみることに。なぜかというとここにも町名が「バーニャ」!! つまり「お風呂」!! 温泉があるのかな? 

Banyaentrance Banyathroughwoods 静かな街に入りしばらくいくと突き当たりに。そこにある建物、なんとも療養所のようですが、なんだかやってないような・・・ でも、森の中を下りていく道があるぞ・・・ と、入っていくと・・・ ありました!! 一人1レバ50(約90円)で天然温泉!! 温度がやや低いので初夏のこの暑い日にはぴったり!! 気持ちよくってずーっと入っていたい。昼間のこの時間、ほかのお客さんはゼロで、大~きなお風呂に私一人!! 泳げる~!!(笑)Banyapazardzhik

さらに、さっき来た高速道路を通らずに、そこを突っ切ってベリングラッド方面に行ってみることにしました。なにせベリングラッドはブルガリア随一の温泉保養地・・・ 中規模都市パザルジックを通り抜け、ペシュテラという小さな街を通ります。「ペシュテラ」とは「洞窟」という意味。その名の通り、この町の郊外には「スネジャンカ」という洞窟があって観光客が来ているようですが・・・ 入口から続く道があまりにボコボコなのでパス・・・ さらに山を登っていくと・・・ 

Lakebatak1 パッと開けたところへ・・・ あっ!! すごい湖だ!! キレ~!! バタック湖畔の「ツィゴフ・チャルク」というキャンプもできる保養地で、結構よさげなリゾートマンション(?)、カフェ、ピッツェリアなどが。Lakebatakcafe ちょっとカフェで一休み・・・Lakebatak2  Batakcat1 ネコがお店の棚の下でお昼寝中・・・ ちょうどお客のいない時間帯のようで、外の席に厨房のおニイさんたちがウダウダしていました。Batakcat2

「どーだい? この湖畔、いいだろ~?」と(自分の物でもないのに)自慢され、

「ホントね~!! 私ソフィアに住んでるんだけど、ソフィアって”ウジャス”よね~!!」(ウジャス=最低)と返すと、おニイさんたちは大ウケ!! ブルガリア国民ほぼ全員が同意する言葉、「ソフィアってサイテー!!」を日本人が言ったので爆笑してました。そんな間に寝てたところが日陰になって寒くなったのかネコは日向に移動・・・ それにしてもここは美しくて静かで、ホントにいいとこだ!! また来たいな~。Lakebatak3

そこからベリングラッドはすぐでした。が、これが意外に大きな町で・・・ どこに温泉(公衆浴場)があるか分からず・・・ 今度行くときはこの町に住んでる友人のリュボに、どこにお風呂があるのか尋ねてから行かなくちゃ・・・ ちなみに今回通ったペシュテラ、ベリングラッドには結構キレイなホテルがたくさんありました。日本からの観光客の皆さんにも結構お勧めかも!

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