おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

「スルブスカ・スカラ」 古くて新しいファストフード!!

2013-12-22 05:45:28 | まち歩き

今日も相変わらず、アカ抜けないリューリン区のパザール・・・ コレダ(クリスマス)前の最後の週末で、もう故郷やセロ(田舎)に向かう人々と、この土曜日を仕事日にしてより長い休暇にしようとあくせく働く人たちで「区役所前」バス停はいつも以上に人がいっぱいです。と、何だかとってもケムい・・・ でも超イイにおい♪ クンクン、何だろう、これ・・・ とその方向を見ると、持ち帰り専用の軽食スタンド!! しばらく前まで市場の入り口のお店を改装して新たな店舗を作っていたところが開店したんだ~!! 

Srabskaskara スルブスカ・スカラ・ナ・ドゥルベニ・ブグリシュタと書かれています。訳すと、炭火焼セルビア風バーベキュー!! オオ~!! 聞いただけで「間違いない!!」と思えてしまいますヨ~!! このにおいに誘われて、ガタイのイイおっさん、おにいさんたちが列を作ります。ワタシが並んだ後にあっという間に行列が・・・(笑)

最近、ブルガリアのファストフード界は、マック、KFCなどの外資系と、ドネルなどのトルコ系、ピザやトステル(ホットサンド、つまりパニーニ)などのイタリア系が盛り上がっていたのですが、モールのフードコートなどを中心にこの「スルブスカ・スカラ」のお店が必ず入るようになってきています。特徴は、お手頃価格でボリュームたっぷりな肉料理!! 男の人のハートをワシづかみ(?)にするあの、肉の焼けるにおいと音!! ガッツリ行きたい時にはもってこい!! です。いささか40代のワタシの胃にはすでに重すぎる感じもしてしまいますが、忙しいときなど腹持ちもよく、スタミナもつきそうです。

セルビア風だなあ~と思うのは、この手のお店の看板ともいえるメニュー「プレスカヴィッツァ」、つまりはブルガリアのキョフテ(ひき肉でできたハンバーグのようなもの)と似ていますが、まず、もっと大きい!! そして味付けもちょっと違う!! 大き目のパンも炭火で少し焼き目をつけて、ソースを塗ってからこの大きくて平べったい、つなぎの少ない肉団子(どういう表現? 実物の感じは写真でネ!)をはさんでくれます。 おっいしーっ!! 肉肉しいのにジューシー!! ちなみにこのセットで3レバ=210円で、とってもお手頃です。かぶりつくと炭火のこげが口の周りに黒くついちゃいますが、気にしないで夢中でかぶりついちゃうーっ!Pleskavitsaburger

Srabskaskarasmoke そしてワタシが気になったのが、炭火のグリルの上でグツグツ煮立っている一人用のギュヴェチ・・・ 何だろう・・・ とよく見てみると、豆の煮物!! でも、一人用の陶器で煮立っているのをどうして食べるのかな? 器ごと持ち帰りできるの?と思っていたら、どうやらプラスティック製の容器に移し替えて売っているようです。グツグツ煮える様子を見ているととても試してみたいけど、熱いままプラスティックに入れるのは大丈夫なのかなあ・・・

お隣の国セルビアの料理、同じバルカンで似ているけど、なんだか違う、でもとても親しめるファストフード!! 炭火に肉汁がしたたるすさまじい煙とおいしそうなにおいがあたりに充満して、近所のお店の人たちも、「一日中この食欲そそる煙のにおいを嗅げってか?!」と悩ましげ・・・ ワタシもパザールに行く度に、そしてバスやトロレイで通るたびに気になっちゃいそうです!! 


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