おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

やっぱりここはおさえとこうっ!! 世界遺産「リラの僧院」

2016-04-24 11:10:19 | 旅行

あっちゃんのブルガリア滞在中、ちょっと天気の悪い日に当たってしまいましたが、やっぱりここは行っとかないと~ってことで、行ってみました。世界遺産!! でも実はワタクシも初めて!! だって、ちょっとベタすぎねぇ?って・・・(笑) ソフィア市からは高速も伸びていて便利!! すぐ着いちゃう~‼

途中のリラ村を過ぎると急に山深く分け入る感じに・・・ 途中の美しい景色にも目を留めて・・・ あっ滝!!

そして着きました!! いつもは門の前の駐車場に係の人がいてすぐに駐車料金を集めに来るのですが・・・ 今日は誰もおらず。係の人、お休み?という訳で無料でした。(たぶん普段は普通車4レバくらい) 山門をくぐると・・・ ドド~ン!! オオ~っ!!

その日は小学生の修学旅行の団体さんがけっこう来ていてキャーキャーと元気な声が僧院と山々にこだまします。

先生にたしなめられていますが聞く耳持たず…(笑) 

このメインの建物に入るところには壁面と天井に絵が描かれています。アダムとイヴの話から黙示録の4騎士などの聖書物語、それにこの僧院の歴史などなど・・・ 礼拝堂内に入ると子供たちがともしたろうそくの火が揺れています。

このリラの僧院の建物、実は火事で燃えていて再建されたんだそうです。でも一部は難を逃れて数百年前からこの歴史を伝えています。

この21世紀に入り、ここの観光化の加速に歯止めは効かず、教会の敷地のすぐそばにレストランやホテルがさらにどんどん建てられています。裏門を抜けてお土産屋さんの方に行くとイイにおい~っ!! 

「ポニチキ」(ドーナツ)屋さんが!! あっちゃんとちょっとつまんじゃえ~♪ とMサイズ5レバで!! 小さな機械がポコポコとドーナツの生地を自動的に油に落とし込んでミニドーナツがどんどん出来上がります・・・

「どのソースにします?」 「じゃあキャラメルで~」 

揚げたてのアツアツっ!! 前に並んで買っていた子によると、この子の学校の修学旅行は4日間の行程で、その日はバンスコのスキーリゾートに泊まるんだとか。けっこう長丁場ですね~!夜泣いてママを恋しがるコとかいそうだけど・・・

この辺の名物はマス料理!! 清流のそばにはいくつもの養魚場があり、レストランを併設しているところもあります。いくつかのレストランには大型の観光バスが!アジア人のツアー客のようでしたが、中国人かな?日本人のツアーもいたかな? 私たちは大きなクマさんのいるレストランにしてみました。どうやら古くて廃屋になりかけていた家を大改装して宿泊もできるレストランにしたみたい・・・ このレストランの旦那が炭火でマスを焼いています・・・ 

その日は雨模様で寒かったから暖炉のある地下がウレシイ!! マスは100グラム3レバ。写真のものはサイズがよく、1匹400グラムくらいでした。

「スカラ」(網焼きバーベキュー)もおいしかったけどちょっと淡白で上品な感じなので、

「ナ・ティガン」(フライパンで料理)の揚げ焼の方がワタシ的には好きかなー。

ああ、まだ雨が降るとさむい・・・ でも日が出ると暑い~っ!! あっちゃん、風邪ひかないかな?



 

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ソフィアもお散歩!! 見つけたおトク情報!!

2016-04-23 11:55:28 | まち歩き

あっちゃんとは、遠くに行くだけでなくソフィア市内も散策・・・ 市の真ん中へ・・・ ハリの温泉水が出ているところに行こうと歩くと・・・ あっ、そうだっ!! セントラルナ・バーニャ(元の温泉施設)が改装されて歴史博物館になってたんだなァ~。

その日はけっこうボチボチ人々が入っていくので常設の他に特別展でも?と思っていってみました。すると・・・ 

「無料ですよっ!!」と入口のおねえさん。へっ?! タダ? 「ええ、毎週第一第三木曜日は無料なんですよ。」とのことでした。即入場!!

写真はNG(実質的には有料。16レバ)なので中の様子はアップできませんが、このソフィア市が形成されて行った過程がよくわかる、興味深い展示!! 古代の遺跡からローマ時代、コンスタンティヌス大帝(実はセルビア生まれ)が「ここは私のはローマだ!!」って言って整備したセルディカの遺跡、そして特に多いのが、とてもハイカラでベンツを輸入したり、ブルガリア人ではじめて空を飛んだとして有名(?)なフェルディナンド公のいろいろなコレクション!! そしてソフィアに市内電車が開通したころの様子など、当時の様子が政治、風俗、交通など視覚に訴える形になっていて、「あ~、当時の人ってこうだったんだのかなっ?」と思い描きながら見ると本当にオモシロ~イ!! 特に昔のソフィアの地図があって、「今住んでるとこ、どこーっ?!」と見るのがけっこうおもしろーいっ!! そしてなによりタダかァ~っ!! (くわしくは、こちらのサイトを参照

あァ・・・でもここ、温泉として再オープンさせてくれたらホントに良かったのになァ・・・ と温泉大好き日本人としては思っちゃいます。昔の聖書などが展示されている展示室は元の浴室、女湯(写真でお見せできないのが残念!)だったんだそうです。「男湯の方はまだ改装してないのよ」と学芸員のおねえさん。資金が入って展示内容が広がればそちらも展示室になるんでしょうかね? 温泉のお湯はまさに「湯水のように」垂れ流されているんだから、せめて一部温泉施設を復活させてくれないかなァ・・・ でも、誰も入りに来ないか、ブルガリア人、お風呂嫌いだから・・・

地下鉄セルディカ駅周辺は大々的に遺跡を整備していて、ツムの前から聖ペトカ教会(半地下教会)の横を通って旧共産党本部前の地下通路まで雨に濡れずに遺跡の中を通って歩いて行けるようになりました!!(ちょっと復元感、というかやりすぎ感ハンパないけど・・・) ただの地下鉄の連絡通路というよりもちょうどよい散策コースや休憩スポットになりそうですよ!!

大統領府まで歩いてきました・・・ 衛兵のお兄さんたち、移動中? 

あっそうそう、この国の大統領府ってオープンで、その横を入っていって中の「聖ゲオルギ教会」の遺跡を見れるの、知ってました? 入口のところには「ジェンダルマリア」(憲兵隊?)まァつまり護衛についている人たちのおっかないコワソーなおにいさんたちもいるんですが、まァ大丈夫ですよ。大統領府とホテル・バルカン(元シェラトンホテル)に囲まれたここに来ると、外の喧騒がまるでウソのよう。横を見るとふつうのお店でカフェも売ってて、なんだかホッとします。

日本の八重桜も咲くアレキサンデル・ネフスキー寺院のあたりまで歩いてから元のところ、温泉水のあたりまで戻ってきたので、散歩の後は「セントラルニ・ハリ」市場の地下のカフェテリアで、ブルガリアのスイーツをあっちゃんに食してもらいました。甘いマカロニと「ムリャーコ・ス・オリス」つまりミルクライスっ!! あっちゃんいわく「マカロニはアリだけど・・・」との事。ケーキもいいけどこういうのもよかったのではないかと・・・ 

 

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王様のお気に入りの温泉~カルロフスカ・バーニャ

2016-04-22 15:31:14 | 温泉ブログ

んでもって、このカロフェフの近所に一泊したんですが、この辺にはいい温泉がいっぱい!! パベルバーニャやヒサリヤも有名なんですけど、ここにしてみました。カロフェルの隣町カルロヴォに隣接する小さな温泉町「バーニャ」(一般的には「カルロフスカ・バーニャ」とも呼ばれています)。なぜかというと、実は以前にあっちゃんのお母さんが遊びに来てくれた時・・・ もう何年も前だけど・・・ ここに泊まったんだよね~。ブルガリア広しと言えども母娘二代でウチに訪れるっていうのはなかなかない気がしますヨ!!

カロフェフの友人リックによると「ココの温泉地の高級ホテル”ツァルスカ・バーニャ”は外のプールも温泉水で入場料は6レバと格安だ!! 行ってみないか?」ということで皆で行ってみました。この町の公衆浴場は5時半が「ラストオーダー」(?)だけど、ここならもっとゆっくり入れるね。

その時はこの温水プールを使って子供たちのスイミングスクールが開催されていましたね~。アタクシも子供のころスイミング行ってたこともあってちょっとナツカシイ感じがしちゃいました。

ここのもう一つのウリはふつうの温泉、っていうか露天風呂・・・ たぶん源泉かけ流しの温度で、入ると熱めなのもあるけどすっごく効く~って感じで。すぐ子供たちの泳ぐもう少しうすめてある方へドボンっ!! ふ~っ!! でもゼータクな感じ・・・ 4月半ばに屋外のプールに入ってこんなに気持ちいいって!!

この新しいホテル「ツァルスカ・バーニャ」=ロイヤル・バス、この「カルロフスカ・バーニャ」の名物である「泥風呂」も併設しているようですねぇ・・・ 本家(公共のお風呂)の泥風呂は夏季限定で、男女日替わりだけど、ここのはどうなんだろう…

リックたちはここで自宅へ戻り、私たちはこのバーニャ村に一泊。以前、あっちゃんのお母さんと遊びに来たとき「ここ、超イイ~っ!」と思ったのが宿泊が安いということ。さっきのプールのあるホテルは新しくてキレイですがそれでもダブルの一部屋で一泊88レバ(≒6000円。booking.com調べ)。でもブルガリア在住10年選手のワタクシは貸し部屋を選択。実はここもあっちゃんのお母さんと泊まった同じところ。下のカフェで聞いてみます。


「あの~、あいてます?」 そこのオーナーのネデルチョおじさんは、「ああ!! まずは部屋を見てっ!」と2階に通されましたあっちゃんのお母さんたちと泊まった部屋とは同じではありませんでしたが、前よりもキレイに改装したオシャレな感じになっていて、「一人12レバだよっ!!」・・・一人850円くらい・・・激安!! 調理はできないけど皿やコップは備え付けのキッチンもありました。あ~、それなら調味料とか持ってくるんだった~っ!! 

やっぱりここ、超ポイント高し!! なぜかというとこのバーニャ村の唯一の弱点は、ここの人々の生活が日暮れで終了すること。7時を回ると開いているカフェもレストランもほぼありません。食料品店で買い物して戻り、キッチンでゆっくりと食事・・・ あ~、これっていいな~。これを計算に入れて食料を買い込んで次の時は来ようっ!! 

ちなみに・・・ なぜ新しい高級ホテルの名前が「ツァルスカ・バーニャ」(ロイヤル・バス)=王様のお風呂というのか・・・ その理由が朝風呂に公衆浴場に行ったときにわかりました!! 公衆浴場の壁にはこの街の温泉の歴史の写真とともにブルガリア国王「ボリス三世」がここを何度も訪れた様子が!! 自分で機関車を運転してきた? この公衆浴場、一部屋特別に王様用のお風呂が!! そのお風呂がちょうどこのホテルのすぐとなりなわけです!! そして、この王様のお風呂、入れますっ!! お二人で60レバ!! 中は大理石と金ピカっぽい・・・ どなたか、試してみます?

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ブルガリア独立の「立役者」の街~カロフェル

2016-04-21 17:51:32 | まち歩き

いっや~…!! のほほ~んと暑くなってきた田舎くささの抜けない首都のナデジュダ区なんですが、ここへ引っ越してから初めての日本からのお客さんっ!! お母さんとも仲良くさせていただいているあっちゃん!! よく来てくれたね~っ!! すごく気候のいい時に当たったからどこ行こうかァ? そうだっ!! あっちゃんとワタクシの共通の友人のリックとマリが最近住んでるカロフェルに行こうっ!! あそこの近くには温泉もあるしね~っ!!

ムルティプラちゃんでブルガリアの山の香を満喫だ~っ!! まだ萌黄色の若葉の合間に山の自然のチェレシ(桜)の薄紅色が映えています。あ~、本当にいい季節だなァ~っ!! 山の空気はキレイでとても心地よい!!

そしてまだつぼみもついていないバラ畑を抜けていくと・・・ 着きましたっ!! カロフェルといえば「フリスト・ボテフ」の生誕地。この人の名前、ブルガリアのあらゆる町の通りや街区の名前になっています。この人物、トルコからの独立を遂げるうえで重要な役割を果たした人だそうです。さらに・・・ この街ずーと昔からトルコに対しての抵抗の拠点・・・ その昔、「カロフェル・ヴォイヴォダ」という盗賊がこの街にいて、どんなにトルコ人が攻めてきてもこの街には入れず、非戦闘員のトルコ人、たとえ商人でも用事があって来たとしても、街に入ってから出るまで手錠をかけていたとか。お~コワっ!! そういう時代だったんですかねぇ~。

街の至る所からブルガリアの「誇り」みたいなものも感じます。



市庁舎の隣にはキレイな公園&小高い丘の上にボテフ像・・・ 

さらには1月6日のヨルダノフ・デンに身も凍るような冷たい川の中に十字架を投げ込んで誰が一番に取るかを競い、そのあと男たちがホロを踊る(ムシュコ・ホロ)でも有名な所です。 

でも、この街の一番のウリは何といっても「自然」!! 「エコ・プテカ」(自然遊歩道)の入口で、このあたりで一番高い「ボテフ峰」や

その途中にある滝への登山道の入口でもあります。そしてのどかな農家の暮らし・・・ 

こんな半日しかいない私たちもそこら中にいる羊やヤギ、

馬や

ウシさんたちに「キャ~♪ カワイイーッ♪」・・・ ブルガリア在住のワタシなんて、そんなにめずらしくはないはずなんだけど、でもここ、特別動物の皆さんが近いっ!! 

「遠~くの方にいっぱい」、とか「道を横切って」じゃなく、すぐそこにゴチャッといるっていう・・・ その「ムシュコ・ホロ」のところの川のそばにもすぐに手の届きそうなところに羊たち・・・ 

でも臆病だから写真を撮ろうと近づくと逃げて行っちゃう~。

一通り散歩したらちょっと高台のレストラン「パノラマ」で遅めのランチ。ここは街の上を通る国道のわきにあるのでドライブインとしてもよく利用されていて、私たちと同時にバイク乗りのグループがドドーっ!! 懐かしい日本のバイクも・・・ 

味もオイシイ!! 

お豆のスープにはキョフテが入ってるっ!! これは初めてだ~

久しぶりにの~んびり。大きく深呼吸。ありがとう!あっちゃん来てくれて!! 

おまけ:カロフェルで見つけた東欧製オフロードバイク。なかなかアジなバイクです!!
 

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春・・・を越えてもう夏?自転車の季節のはじまりだーっ!!

2016-04-09 09:20:29 | まち歩き

首都の田舎村ナデジュダ区・・・ 大家のエンチョおじさんに家賃を取りに来てもらいました。相変わらず嵐のようにやってきて嵐のように去っていく・・・ しかし、仕事のできるおじさん。今まで使っていなかった地下室をキレイにして扉を付ける算段をつけてくれました。「地下室に扉を付けたら何を入れるんだ?」

そう言われて・・・ 「う~ん、自転車かなァ・・・ 買わなきゃ今はないけど・・・」
するとおじさんは、「やめとけ!! 自転車(を地下室に入れるの)は危ない。自分の階の廊下かベランダにチェーンを付けておいたらいい」・・・ じゃあ地下室には何を?と思っているうちにサーッとおじさんは帰っていきました。エンチョおじさんのショプスキなまりは歯切れよく・・・ 

そうだ!! 自転車がほしいゾ~っ!! ここのところソフィア市内のDIYショップの宣伝には、春のレモント(改装)用工具、建材の他自転車もセール。そして大型のスーパーでも自転車を売っていたり、自転車用品を宣伝したりしています。 でも、子供用でも150レバ(≒1万円)くらいから、と、日本に比べてもそんなに安くない・・・


そんな時、昔からの市場がそのまんま主要幹線国道になっているウチの前のロムスコ・ショセは強い味方です。いろいろな中古品屋が軒を連ねている(もちろん新品を売ってる店もたくさんありますよ・・・)!! 今までは服の中古品(フトーラ・ウポトレバ)ばかり気にしていましたが、自転車を扱うところも確かあったはず・・・ それに焦点を絞ってお散歩がてら見てみました。

そうしたら、ありました~!! 徒歩10分以内に2軒も~!! 探せばもっとあるかも・・・ その1軒はバイク屋と兼業。スクーターやヘルメットと一緒にダウンヒル用の自転車のフレームや日本の「SHIMANO」のブレーキや変速機の部品・・・ なかなか本格的そう。 

もう1軒の前でちょっと立ち止まって見ていると、そこにチャリでサーッとおじさんがやってきて、カギをガチャッと開けています。どうやらこのお店の店主のよう・・・ 「あのゥ・・・ このお店の人ですか?」

「はい・・・ あァなにか?」
「あの、中古の自転車ってあるんですか?」
「あるよ!!」と店の前に並んでいる、チェーンでつないである様々な種類(?)の自転車を指し、「だいたい1台100レバ(≒7000円)くらいだよ」とのこと。若者の好みそうなMTBも、あと、ロード用(?)の自転車も。フレームに日本の「SHIMANO」のマーク。ブレーキや変速機の部品?ホントにシマノのを使ってんの?でもこの店、タイヤのパンク修理やお子ちゃまの自転車を買い求める家族連れなどお客の出入りがけっこうある・・・

もうブルガリア価格感覚のワタクシ。7000円でも即決できず・・・ ああ、でも夢の広がる感じ・・・ ちなみにブルガリアではチャリに自分でミニエンジンを付けてる人多し。改造車?これってブルガリア的にカッコイイのかなァ?(写真がなくてスミマセン・・・ 写真が撮れたらまた特集しますよ!!) 

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