おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

渡良瀬遊水地のコウノトリ2024

2024-05-24 10:13:45 | コウノトリ

といっても、日本に帰って渡良瀬遊水地まで行けたわけではないので・・・遠くの土地からリモートで(笑)。自前の画像もなくてすみません・・・

今年も「オバケ沼」の、小山市のほうの巣塔では3羽のコウノトリのヒナたちが育っています。おとうさんは「ひかる君」、おかあさんは「レイちゃん」。ひかる君にとっては5年連続です。そして何より、わたしにとってうれしいのは今年は「3羽」育ったこと!! 去年、おととしと、3羽ひながかえったのに途中で1羽、育ちが悪く間引きされるという、自然の悲しさを目の当たりにさせられたので・・・ 今年はすこし時期か遅いからか、エサが豊富にあったんでしょうかね?3羽とも大きく育ち、ニュースでは昨日、ヒナたちに足環がつけられたそうですよ!これからこの子たちに名前が付けられることになるんでしょうが、どんな名前になるのかな?
コウノトリひなに足輪装着 小山 渡良瀬遊水地
コウノトリたちの名前といえば、この巣から巣立って行った子供たちの歴代の名前・・・ 最初、2020年の、「ひかる君」と今は亡き「歌ちゃん」の子供たちの名前が「わたる君」と「ゆうちゃん」、これは見ての通り「渡良瀬遊水地」の中から一文字・・・ そして2021年が「りょう君」と「のぞみちゃん」。りょうはやっぱり渡良瀬遊水地の中の一文字ですが、のぞみはそのころのコロナ禍を反映した名前になってます。2022年は「ひなたちゃん」と「セラ君」。ひなた、ってそのころの朝ドラのイメージがあったのかなぁ?まだコロナが続いてたそのころ日本で見てたな・・・それから2023年が「小白ちゃん」と「千歳ちゃん」。少し名前の雰囲気が変わってきましたね。今年は小山市の小学生たちが提案した名前から一般公募で決選投票するらしいですが。

さて、この中の「りょうくん」(2021年生まれ)は、同じ渡良瀬遊水地の別の巣塔で、「淡夢ちゃん」と暮らしていました。ここ、去年までは「カズ君」と「Uちゃん(仮)」が住んでたとこ。「カズ君」は今年初めくらいまでは渡良瀬遊水地の近くにいたはずなんだけど・・・どうしたでしょうねぇ? そして「りょう君」と「淡夢ちゃん」はここで抱卵までしていたのですが、ヒナは孵らず、そして「淡夢ちゃん」は「りょう君」を置いてどっか遠くへ行ってしまったみたい、どうも新しく新幹線が開通したあたりに・・・「りょう君」はブロークンハートなんでしょうか、そして「淡夢ちゃん」はまたオバケ沼に帰ってきてくれるんでしょうか・・・?

「オバケ沼」周辺のコウノトリのコミュニティー、なかなか興味深いです。ホントに「あたし、『オバケ沼』出身なのよ~」っていう子たちが増えているのは事実。日本中のいろんなところでコウノトリが繁殖して、オバケ沼の子たちと行き来ができたらいいですね。そしてこの周りに増えたコウノトリたちを養うだけの食べ物が豊富にある、豊かな土地になってほしい・・・

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渡良瀬遊水地のコウノトリ2022

2022-04-30 13:07:36 | コウノトリ


今年も気になっていた「オバケ沼」のコウノトリたち・・・3年連続で「ひかる」君が、昨年からのパートナー「レイ」ちゃんと子育てに励んでいます。今年も去年同様、かなり早いまだ寒い季節に巣の修理をはじめ、ヒナたちがかえったようです。

でもやっぱり今年も子育て環境は厳しかったのでしょうか、3羽かえったヒナのうちの1羽はうまく育たず間引かれたらしい・・・ 寒かった時期は子供たちだけでなく親たち自身の食べ物を探すのも大変だったようですが、暖かくなって動物も増えてきたようで、田植えの始まるこの時期、トラクターの後をついてエサを探す、というブルガリアでよく見た風景が見られることもあるそうです。

急に30度近くまで気温が上がり、その次の日には16℃までしか気温が上がらず寒い・・・また1日ごとに晴れと雨が入れ替わる、なんて変な天気を繰り返す今日この頃ですが、気温がそこまで上がらずしかも雨が降らない、というロングライドには絶好(?)な日にロードちゃり子ちゃんで出かけてみました。でも、G県K市からT県の栃木市や小山市まで、渡良瀬川沿いのサイクリングロードは通らず。だってなんだか工事中のところも多いし何せ途中休憩できるコンビニがないから、なるべく直線的に走りやすそうな県道を選んで、オバケ沼に藤岡大橋側から入ります。

今までコウノトリを見に行ったときには開いていなかった「コウノトリ交流館」、今回初めて営業日にあたったので、オープンと同時に訪ねてみました。「ひかる」君は最初はデコイで遊んでいたのですが、

ここがホントに気に入ったらしく生まれ故郷の野田からお友達を連れてきました。その中に最初の奥さん「歌」ちゃん

(出身は徳島ですがその時は野田にいたらしい。いまでは「死して皮を残す」ではないですが、交流館で剥製として「羽を残し」ています・・・ちょっと悲しい・・・)、そして後添えの「レイ」ちゃん、それに後ほど触れる「カズ」君も含まれています。「交流館」の係の方によると、「(今住んでいる)巣塔に絶対に住むんだ!と心に決めていたんではないか?」とのこと・・・(ひかる君にインタビューでもしたのかな?笑) オバケ沼にコウノトリが定着したのはこの「ひかる」君によるとこ大だったんだねぇ!そしてここで「コウノトリ見守りライブカメラ」の映像が見られましたが、これ、小山市がYouTubeでも配信してるので、どこからでもライブでコウノトリ家族の様子が観察できますね!

さて、今年のオバケ沼のコウノトリたちの大きな話題が、「新しいペア誕生」。

前に述べた野田生まれの「カズ」君と、足環のつけられていない、「足環なし」ちゃんとか「わっかない」ちゃんと呼ばれているコ。アタシがいつもチェックしてる「コウノトリ市民科学」というサイトでは「U」と表示されています。名前もないし性別もわからないけど、カズ君と一緒にいるということは女の子なんでしょう。渡良瀬遊水地北エントランスからすぐに見えるところに、こちらは栃木市が建てた新しい人工巣塔(ひかる君とレイちゃんの巣があるのは小山市)をマイホームに決めたようです。今度は栃木市が「特別住民票」、発行するのかな?そうなると奥さんの名前はどう登録されるんだろう・・・?(笑) 二人で巣を居心地のよいところになるよう鋭意作業中!

1羽が時々巣の周りに降りて巣の材料を探しているようです。

多分柔らかい草を運んでるんでしょう。

はじめは巣の周りでしたが、しばらくすると・・・あれれ、なんだか人間がいる方向に少しずつ近寄ってくるよ⁈ 

「あたしのこと、写真にお撮りになるの?じゃぁ、もう少し近づいてあげようかしら?上手に撮ってねっ♡」って感じなのかなぁ・・・? そして、ふゎあ~と飛び立つと、

何と!アタシの前を飛んで、50メートルくらい先、車も通る道路からほんの数メートルのところにある大きな朽ち木(多分…岩じゃないだろうし)に着地!!

この時と同じくらいの近さ!! この時とは直線距離では同じくらい? ブルガリアでのコウノトリとの距離に匹敵するくらいの距離に飛んできてくれるなんてアタシ、感激~!! 

この朽ち木の長い枝が欲しかったのか、それともこの中に何か食べ物があるのか、しばらくここに留まってくれました。アイドルの撮影会みたい(行ったことないけど、こんな感じなのかなぁ)? でっかくて長い望遠レンズがない悲しいコンデジローディーのアタシにも撮影の機会を与えてくれました。ああぁ、こんなに近くに来てくれるなんて~!! 超ウレシい~~っ!(ってアタシのために来たんじゃないだろうけど。そう思わせといてネ!) 

写真を確認するとこのコには足環がない・・・ 野田や兵庫、徳島で人間にかかわって育ったコではないのでしょうか?人との距離感にも少しずつ慣れていってくれるといいなぁ。この新しい「アベック」(というかペア)、居心地のよい巣が完成して、そこで卵を産んでヒナをかえしカップルとして子育てをはじめるでしょうか?最初にひかる君が歌ちゃんと子育てしたのは5月もずいぶん経ってからだったから、まだまだ期待できそうですが・・・ これからも見守っていきたいです。


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コウノトリ・ベース・シティ(?)へライド!

2022-02-12 15:55:28 | コウノトリ

小山駅のきそばを食べた帰りに立ち寄った通称「オバケ沼」こと「渡良瀬遊水地」。冷たい雨のそぼ降る中立ち寄ってみましたがコウノトリの姿はなく・・・ でも、今年もこの巣塔の主「ひかる」君と「レイ」ちゃんは巣作りに励んでいるようで、今年も産卵、子育てに期待が高まってます。それにしても去年、そして一昨年にオバケ沼から育っていった子たちは今どうしているんでしょう・・・? しばらく前までそのうちの何羽かと別の数羽がオバケ沼周辺にはいたらしいのですが・・・

そんなある日、ニュースをチェックしていると「鴻巣市のコウノトリ飼育施設の公開が開始された」というニュースが。鴻巣・・・言われてみればその名の通り、だねぇ。なにせコウノトリの巣、って名前だから!この街には「コウノトリ伝説」なるものもあり、市のシンボルや通りの名前などいろいろなところで市民になじみ深いらしいコウノトリですが、実際にコウノトリはいるって聞いたことなかった。その鴻巣市がSDG’sの取り組みのシンボルとしてコウノトリ飼育施設を造って野生復帰活動を始める、という・・・

大きな鳥Love!なアタシとしてはコウノトリを間近で見れるなんて!! ぜひ行ってみたいっ!ということで地図を調べると、「荒川にコウノトリを」というだけに鴻巣市は「利根川」を渡ったさらに先の「荒川」沿い!! G県K市からだと片道約40kmの道のり・・・ロードバイクである程度のロングライドにいい距離ではありますね~。ちょうど「オバケ沼」往復と同じくらいの距離になります。でも、そのどちらも「行きはよいよい、帰りはコワい!!」何せ必ず帰りのヘタッた足に酷な、上毛三山方面からの「からっ風」。(;´д`)トホホ・・・

K市からまずは、アタシの利根川最下流到達点「赤岩渡船」のところを通って「利根大堰」へ!

それにしてもすごい風っ!! 堰を通って流れてくる川の水も波立って水しぶきを上げています!! 遠くには上毛三山や日光の山が白く光って・・・ 

川の水があまりに冷たいのか、バンたちは岸に上がってお休み中。

G県の対岸のここからは「彩の国』!! とにかく「武蔵用水」沿いを走って荒川へ!! ここまでは基本追い風なのでス~イスイっ!! でも、荒川の土手道に入ったとたん、ドっ!!と向かい風!! でも途中、「オオハクチョウ渡来地」(でも白鳥さんはいなかった・・・グOグルマップではそう書いてあったゾ。怒)や「鴻巣のウィスキー蒸留所」(まだウイスキーできてないみたい・・・)を横目に見つつ遠くの富士山や浅間山に励まされ(?)ながら走ると、着いた~~!!

中に入るとドーンと大きな窓で仕切られたケージに2羽のコウノトリ・・・

最近埼玉の別の動物園から越してきた「アベック」(笑。この言葉、最近朝ドラで久しぶりに聞いた・・・)

最初から立ってたのが「花」ちゃんで、

座り込んでたのが「空」君。でも、その日は風が強くて寒かったせいか、くちばしをポワポワの胸毛(?)に、そして片足を羽の中に隠してあまり動かず・・・ 

近くで飛ぶ姿や、ガラスの近くまで来て人間を観察するところ、それにエサを食べてるところなんて見てみたかったのですが・・・

ケージの反対側の壁にはコウノトリについて説明するパネルと水槽・・・つまりはコウノトリのエサ、です。小魚たちは元気に泳いでいましたが、アオダイショウは絶賛冬眠中(笑)。

この新しい施設でこの春、このカップルは産卵、子育てをするのでしょうか?そしてここで育ったヒナたちが大きくなって北関東の空を飛ぶ日が来るのでしょうか?そしてオバケ沼のコウノトリと交流したり、ほかの地方からもコウノトリがやって来たり・・・ この街が本当の「コウノトリの里」になるかどうかがとっても気になります。荒川土手が桜でいっぱいになるころにまたロードちゃり子ちゃんで見に来ようかな・・・

帰りには武蔵野うどんでカーボローディング!! さすがゴリゴリの剛麺!つゆによく絡んで食べ応え抜群!うまいっ!!

それにしても、帰りの向かい風はつらかった・・・

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