おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

もりあがったのかなァ~?クリスマス

2006-12-29 17:14:37 | まち歩き

クリスマス、ブルガリア語でコレダ・・・ この時期はユウウツです。なぜかというとスーパー「ビラ」や「Tマーケット」がお客でい~っぱいになってしまうから!! チョッと1つ2つ商品を手につかんでレジに行っても、コリチカ(カート)いっぱいに買い物をして並んでいる家族がズラズラズラ~ッ!!! 20分近くレジに並ばなければなりません。

「ビラ」にはペルニックでもお金持ちが来ます。見ていると1回の買い物に100レバ札を何枚も出しています。オオ~ッ、日本人の私も100レバ札なんて最近お目にかかっていないですね~。その人たちの買っているものといえばボンボニ(キャンディーやチョコレートの総称)を何箱も。そしてウィスキー、ジン、ウォッカ、ラキアなどの強いお酒、そしてお肉!!

そうそう、お肉売り場も今頃はチョッとコワい!! 丸鶏(これはいつも売っている。)だけでなく丸七面鳥、丸子ブタの遺体が・・・ こちらに住んでから生きた七面鳥や子ブタ(「シャーロットのおくりもの」や「ベイブ」に出てくるあのサイズの・・・)が遊びまわっているのをよく見かけるので、それが毛抜き処理をされただけでそのままの形で陳列棚に置かれていると、けっこう・・・ヨヨヨョ(涙) でも、切り身になってると平気というのも矛盾しているなあ~と自分でも思います。

「Tマーケット」のほうは客層も庶民的ですが、客だけでなく、商品も通路にあふれていて(売り出し商品を廊下に山積み・・・)中を通り抜けるだけでも大変です。カートはもうムリ! かごを持って「中央突破!」の覚悟がいります。

にしても、いつも「ニャーマ パリ!、ニャーマ パリ!!」(お金が無い!、お金が無い!!)と言っている年金生活者たちもボンボニなどを手にしてレジに並んでいます。擦り切れた靴、擦り切れたヤケ(ジャケット)・・・ 寒そう。若い人たちの「モデルノ」(=最新)な服装やケータイとは対照的です。友人のバーバ・マリアは「この時期、孫たちにプレゼントやお金を上げないといけないけど、そうすると電気代が払えない・・・」と嘆いていました。20代でも30代でも親や祖父母にプレゼントを要求する、くれないと責める、というのは私の周りでは本当によく聞きます。日本だと、もう10代後半くらいからは友人同士や、カレシ、カノジョと・・・ という方が重要で、親や、ましてや祖父母からのプレゼントをそこまで期待したりしてたかなあ~?してないよね~。 

それにもともと共産体制下ではクリスマスは一応無かったはず(クリスマスよりも新年のほうに重点が置かれていたらしい)なのに、こんなときに金儲けと、お金やプレゼントをもらうことだけはしっかり取り入れるんだもんなあ・・・ さすがプラズニッツィ(祝日)大好き国民、ブルガリア人!!

Koledapatriarthevtimov  チョッとソフィアに出かけてみました。クリスマス時Koledabulvito6a期、街はイルミネーションできれいなはず!! (ペルニックのイルミネーションは暗すぎて・・・)でも、来年から原子力発電所が使えなくなるから電力不足の問題がどうなるかな・・・ う~ん、やっぱり日本各地のイルミネーションを見ちゃうとずいぶんさみしく感じるかも。でも、これ、イッパイイッパイですよ。だって去年よりもきれいな気がするもんね。新しい年はどうなるのかなァ・・・ 

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今度こそズドラーバ(?)な車を買うゾ④

2006-12-20 19:00:36 | ブログ

悪徳ディーラーと、地元民の無理解を克服(?)しつつ、シュコーダ・フェリシアに絞って車を探す私。トホホ・・・ブルガリア人のように車を自分で直せないのがこんなにツラいこととは・・・(涙)

車の部品屋(特に日本車の部品を扱う)に勤める友人の日本車愛好家ルーメンにその話をすると、

「ハハハ!! だろうね。ぼくのニッサン・サニー(日本ではパルサー)、ぜんぜん壊れないもんネ。日本じゃ、車を直す必要がないんだろう!」

じゃあ、スバラーの私としては気になるスバルはどお?

「だめだ。」「えっ?どうして?」

「部品が無い!!」「少しはあるでしょ?」「いや、全然。」

汎用部品が利用できないそうで純正部品となると日本と同じかそれ以上かかりしかも注文しないといけないらしい。これはツラいなあ~。

Bpemennanomera あと大変だったのが、仮ナンバーのついた車を見つけなければならなかった事。これはいいという車を見つけたらマエストル(整備士)イヴァンが働いているセルビズ(整備工場)まで見せに行かなければならないのですが、仮ナンバーがついていない車は公道を自走できないのです。仮ナンバーがついていなければ「パトノ・ポモシュト」という車両運搬会社に80レバくらい払って持って行ってもらわなければなりません。ああ、私のフェリシアちゃんはいったい何処に・・・ (この写真のナンバーが仮ナンバーです。右の赤いところに期限年月が書かれています)

そうしているある日、今日のディーラー巡りに出かける前にインターネットの中古車サイト「ギョベチ」で調べてみると・・・ 1件ありました!! ペルニックからマロ・ブチュノという山沿いの村を抜けてソフィアに入ったところにあるアフト・クシュタ(中古車販売店)にシュコーダ・フェリシア’98年式、4ドア、ガソリンエンジン、アルミホイール、クーラー付きで4900レバ!! オオ~ッ、けっこう新しいので大丈夫そう~♪

ディーラーのボイコはものすごい親日派。それもそのはず、空手の師範代だそうです。このウェブサイト上のフェリシアはイタリアから輸入したばかり。このボイコが自分でイタリアに買い付けに行ってきたそうです。200レバ値引きしてくれるとのことです。’98年式・・・今まで82年式の車に乗っていたものとしてはミリョク的。走行メーターはどの車もたいがいいじってあるそうでアテになりません。さらにこの車には仮ナンバーと自賠責保険がついているのでイヴァンのところまで見せに行くことができました。

Volvoandskoda 「ん~、4気筒のうち1気筒の圧がチョッと低いけど・・・まあ、いいんじゃない、擦った跡はあるけど事故歴はないみたいだし。それにアルミホイール、ここじゃ1個100レバするからね。」 オオ~ッ!!! イヴァンのOKがでました。(喜)(ちなみにチェック1回に20レバかかるのであまりひんぱんに見せなくて済んでよかった・・・)

 ということで、ウチにやってきたシュコーダ・フェリシア!! まずはボロボと記念撮影です。乗ってみるとデフロスタの効きが悪くすぐにガラスが曇ったりなどなど、いろいろ作りこみの甘さもありますが、よく走ります。燃費も1Lあたり15~6Km走る!

オオ~ッと、事故や盗難に備えて保険もかけなきゃ!! どこの会社にしようかな!?

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ヒゲの華麗なる生活はつづく・・・

2006-12-19 17:30:15 | ネコ

Higenikukyu 朝晩の冷え込みがきびしくなってきた田舎町ペルニック。我が家はアパートの1階。ゆえに下の階から上がってくる暖かさなど無く、寒さが身にしみます。そんなしんしんと冷える夜に、生きたカイロ、ヒゲは重宝します。

Higeleaving ヒゲのほうも暖かい人間の部屋でおいしいクレンビルシ(ソーセージ)の切れ端などをもらってぬくぬく過ごすのは大好きなようで、1日のほとんどをウチで寝て過ごすようになってしまいました。時々思い出したように(1日1回くらい)出て行きます。たぶんトイレ?

そんなある晩、1時になっても3時になってもヒゲは帰ってきませんでした。頭によぎるイヤな予感・・・ 近所には大きなノラ犬がいっぱいいます。もしかして襲われてたりして・・・ または、ウチよりももっとおいしいえさをくれる家にくら替えしたのかなあ(悲)・・・ 近所には往来の激しい道は無いので轢かれてはいないと思うけど。

と、2日たった昼過ぎ、なんだかいつもよりびくびくした感じでヒゲは帰ってきました。生きててよかった!! でも、前のように「ゴロゴロ、スリスリ」来ません。どうしたんだろう・・・ ヒゲの身に何が・・・ 少しだけカリカリを食べて水を飲んだらすぐに出て行ってしまいました。

その日の晩、窓の外を見ると近所で一番大きなオレンジ(茶トラ)猫がウチの車の上でこちらを見ています。ああっ、こいつはヒゲを追い掛け回していたヤツだ!そのすぐあと、窓の外で「ニャー(ガリガリ)」。あ、ヒゲが帰ってきた。入れてあげよう! と窓を開けようとした瞬間、

「ギャオ、ギイヤオウ~」

ヒゲは背後から茶トラに襲われ、すっ飛んでいってしまいました。これが原因だったのかな?

Higeaomuke Higeonenne この日の夜、ヒゲはまた帰ってきませんでしたが、次の日の朝帰ってきて1日中寝っぱなし。でも、なんだかかわいそうなので大好きなクレンビルシをあげて猫ジャラシで遊んであげて、そのあとは寝たいだけ寝かせてあげました・・・ すると少し落ち着きを取り戻したようで、おなかを上にしてむにゃむにゃ寝言を言いながら寝ていました。体を伸ばして、仰向けで・・・ ネコってこんな寝かたするんでしたっけ?

 数日いない間に少しやせたかな?でも、またいつもの華麗なる生活に戻って、華麗なるお腹に戻ってしまいました。

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近所のレストラン・・・いいかげんだゾ!!

2006-12-18 01:54:13 | まち歩き

ド田舎ペルニック市。その中心部に程近い「トバルディ・リバディ」という町内に我が家があります。ここは今、ペルニックで最も「ホット」(?)なところ。先日アップしたように、スーパー「ビラ」がオープンし、さらに噂ではフランス系大型スーパー「カルフール」もブルガリアで初めて(!)出来るらしい・・・ (ぜ~ったいにトンザしないでくれーっ!!!)

うちから徒歩5分のビラまでの間に、けっこういろいろな小さな店があります。クルーチャル(カギ屋)、カフェ、フラニンスキ・ストキ(食料品店)などなど・・・ そして1軒、レストランも!!

Restaurantradar1  このレストラン、おいしくって安い!! ランチなどはメイン+ガルネトゥーラ(付け合せ=サラダ、フライドポテトなどから選べます)で2レバ(=140円)以下!!! ビールとパンを追加しても日本円に換算して300円しません! メインも日替わりで、キョフテ、ケバブチェなどのひき肉料理、パルジョーラ・パネという、コロモをつけてあげた鶏肉や豚肉料理、ナデニッツァという大きなソーセージとボブ(豆)の煮物、グビ・スス・オリス(オーブンで調理されたマッシュルームのピラフ)などなどバラエティーも豊富です! メニューも豊富だし、セルビチョルカ(ウェイトレス)もほどほどキャリアを積んだ人なので居心地はけっこういいです。 「はあ~、疲れたから料理するのヤだな~」という時にはサンダル履きで3,4分歩いてこのレストランに行きます。

「オフチャルスカ・サラタ」という、トマト、きゅうり、キャベツ、シレネ(白チーズ)、シュンカ(ハム)、ルカンカ(サラミの一種?)、オリーブなどの超大盛りサラダがお気に入り!! しかも2レバ70ストティンキ(=200円以下!!)。 ナレブナ・ビラ(ジョッキのビール)は大で90ストティンキ(63円くらいかな?)!!! お酒のメニューも豊富で一本買って飲むほどではなくてもチョッと試してみたい物があればおトクですよね。ラキヤ50mlで一番安いものは70ストティンキ(50円以下)、一番高かったスコッチ・ウィスキー(12年もの)でも3レバ(200円くらい)です。地元のおじさんたちはよくビールをチェーサーにして強いお酒を飲んでいます。

地元民にも愛されるこのレストラン。前はテラスのようになっていたところを壊して増築中です。最近ではエアコンを導入して、夏も冬も快適! しょっちゅうズバッパ(結婚式)やアビトレントカ(卒業の打ち上げパーティー)で貸切になります。今日もビラからの帰り道、通りかかったらロマの人のスバッパが行われていました。ダンスの音楽もボリューム最大!!! オオ~ッ、ロマの人もキレイな人が多いけど花嫁さんはやっぱりきれいでした。

Restaurantradar2  にしても時々困るのがこのレストランの営業のいいかげんさです。ドアには22:00までと書いてあるのに19:00くらいで終了の日もあります。営業時間中のはずなのに、中に電気がついているのに、入り口のドアが閉まっていれば営業していない!!のです。(写真は開いている状態。) 日曜日がスバッパで貸切だと、平日が突然休みになったりして。夏のある日、ひさびさにツァツァ(小魚のから揚げ)が食べたくなっていってみたら閉まっていました。裏口から出てきた顔なじみのセルビチョルカとゴトバチカ(コックの女性)に「今日は終わりよ~っ!!」と言われてしまいました。ええ~っ!? ツァツァとビールは黄金の組み合わせなのに~!! 夏場だと夜は10時まで明るいのに・・・ 何でこんなに早く閉めちゃうの? 食べたいときに食べられないとチョッとストレス!!! でも、安くておいしいから許してあげよう。 

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今度こそズドラーバな車を買うゾ!!③

2006-12-06 19:14:00 | ブログ

「よ~し、今度こそ!」と一念発起してアフトクシュティ(中古車販売店)めぐりを開始!頻出のロザンやヒゲおじさんのバリュに一緒について来てくれるように頼んでみました。

でも、まずはこの二人に日本人の私が欲しいレベルの車についてわかってもらうのが大変!! 探し始めるとすぐにロザンは息子の友人から「700レバ(4万8千円くらい?)のアウディ100があったぞ、ガゾバ・ウレドバ(LPガスシステム)も付いているぞ!」と見つけてきました。

「年式は?」 「わかんない。」

でも、そんなに人気車種でもなかったうちのボルボ340(通称ボロボ)’82年式は買ったときには1300レバでした。じゃあ、人気車種のアウディ100がその半額くらいということは・・・ (汗)いくらコネがあっても、この値段じゃ相当古いなあ・・・ 

「そうじゃなくて、年式の新しい、壊れにくい車がいいの!!」

Cartown ペルニックの地元情報誌や、地元民の口コミではやはり数が少ないので、いつものウェブサイト「ギョベチ」をみたり、ソフィア、ペルニック周辺のアフトクシュティを実際にまわって探してみて、これは、というものがあったらおじさんたちについてきてもらうことにしました。ソフィアの東の端、「ゴルブリャネ」(高速道路をプロブディフ方向に行って「メトロ」を過ぎてもう少しいったところ)の、高速道路の下にはたくさん中古車販売店が並んでいます。(高速道路の高架橋にまで「アフトパザール(自動車市場?)・ゴルブリャネ」とていねいに書かれています。

ドイツ車、特にVWのゴルフが欲しかったのですが、これが人気車種で盗難にも遭いやすいということで、この車と同じパーツを使っている(らしい・・・)シュコーダ・フェリシアに絞って探すことにしました。予算の範囲と4ドア、またはコンビ(日本でいうところのステーション・ワゴン?)、できればガゾバ・ウレドバかクーラー付きと条件を入力して「トゥルスィ」(検索)をクリック! すると、お手ごろなフェリシアが予算内でたくさん出てきました。

まずは手当たり次第に見に行ってみることに。ボロボの老体にムチ打ってソフィア中を駆け回りました。一番条件にあったのは’97年式、後付でガゾバ・ウレドバが付いています。どこのアフトクシュタかな?と見てみると、ムラドスト1丁目!以前に住んでいたところのすぐ近所です!! 早速いってみると・・・

「あ~、あれ売れちゃったよ。」 ガ~ン! でも、

「フェリシアがよければ、これ、どう?」と見せてくれたのはフェリシア・コンビ、やはり’97年式でディーゼル。ヨーロッパでは燃費のいいディーゼル車も人気です。

その日、仕事が休みだったマエストル(自動車修理工)のイヴァンが一緒に見てくれました。車を見ながら彼に、「タイミング・ベルトは絶対に交換しないといけないね。それから少しエンジンに問題があるので修理に300レバはかかるな。その分だけマケてもらうということで買うのならいいけどね・・・」と言われてしまいました。う~む、それじゃあねえ・・・ あとで彼は「この車がどうしても欲しいんだったらいいけど、同じくらいの予算でもっと状態のいいフェリシアは見つかるから、別のにしたら?」と電話してきました。そりゃそうだ。

でも、今回はイヴァンという強い味方がいて本当に助かります。ここでは悪質なディーラーも多いそうで、注意深く見ると事故車を修理して見た目はピカピカにして売られている車がたくさんあります。以前もイヴァンは私のように車のことに明るくない友人の車探しに付き合ったとき、そんなディーラーから「この(事故歴のある)車を君の友人に(まったく問題がないと言って)勧めてくれたら300レバあげる。それなら君の儲けになるだろう?」といわれたそうです。ア、アコギな・・・(怒) ブルガリアで中古車を買うときには必ず車のことが分かるブルガリア人と行きましょう!!!

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