おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

スケート大好き!!! ペルニックの野外スケートリンク

2007-12-31 16:59:05 | まち歩き

ブルガリアの都市はどこでも、中心部に車両進入禁止区域があり、そこは公園兼広場になっています。共産主義時代にはここで記念日にパレードやマスゲーム、それにホロ(ブルガリアのフォークダンス)が行われていたそうです。周囲にはお店やカフェ、露天が並び、ちょっと散歩するには手頃な所。ペルニックにも例に漏れずそういう場所があります。「モンテカルロ」というんですが・・・--); 冬のはじめごろ、そこになにやら囲いができて下にゴムのシートが敷かれ、トラックが大きな機械を持ち込み、なにかはじめました。何つくってんだろう??

Pernikskate1 それは、野外スケートリンク!!! でした!! 2年以上この町に住んでてこれは初めて!! ウレシィ~!! だって、スケート大好きなんだもん!ど下手だけど・・・ スキーもそうですがああいう、キャーキャー騒ぎながら転びそうになるスポーツ(?)はストレス解消にもってこい!! YouTubeなどで浅田真央ちゃんの活躍を見るにつけ、小学校に入ったばかりのころ近所のスケート場に毎週末通ったことを思い出していました。それにブルガリアはアイスダンスのチャンピオン・カップルを出してるんだったっけ。 ああ・・・また日頃の雑務を忘れて大騒ぎしながら滑りたいなぁ~、というか、滑れるかなぁ・・・かなりご無沙汰なので・・・

入場券売り場を見ると料金は2レバ(約160円)、貸靴が1レバ。リンクは1時間毎の総入れ替え制で、つまり3レバで1時間ということです。まあ、このトシで久々に滑るんだからちょうどいいですね、1時間で。

Pernikskate2 夕方暗くなって通りの人々が少なくなってから出掛けました。何せ、このド田舎ペルニックで日本人は目立つ目立つ!その上スケートなんてしたらみんなに注目されて心置きなく滑れそうにないしなぁ・・・ まして転んだりしたら・・・ 外の気温がマイナスの寒い日の19:30からリンクに入りました。貸靴はホッケー用とフィギュア用があり、私はフィギュア用を選択。久々に氷に乗ると、最初は「あわわわ・・・」と歩くのも大変でしたが、少ししたら「昔取った杵柄」で前後に進むくらいは何とか思い出しました。元気にホッケー靴でビュンビュンとばしているガキンチョたちもいます。ウマイな~。前の回もこの子達滑ってたなあ・・・ でも「今日がはじめて」ッぽい女の子がお姉ちゃんや母親と一緒に来ていました。7,8歳くらいのその子は立っているのも大変。このリンクには指導員のおじさんがいて(すごく上手!)その子も教えてもらってました。が、結構スパルタ!!

「ハイデ!! サマ カーライ!!」(ほら、一人で滑りな!!)

「マモ~(半泣)」(ママぁ~) と、女の子が母親に助けを求めると、

「ニャーマ マモー(怒)!!」 (おかーさんなしで!!)

そのお母さんもかなりアブナイ感じで、壁ぞいに滑るのがやっとだったから、助けを求めてもダメだろうけど・・・

あ~、でも、楽しかった~。もちろん次の日、足は筋肉痛でしたけど・・・(笑)

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ペルニックに真っ白い冬

2007-12-25 19:01:12 | ブログ

Whitepernik ブルガリア一醜くて有名な公害都市(だった)ペルニック。

このところ日中もマイナスの日が続き、川霧の夜が明けると真っ白な世界になっていました。西日本ではあまり見ない幻想的な風景・・・ 北海道ならあるのかな?(行ったことないからわからない・・・)

木の向こうにある工場のすすけた建物もすっかりお化粧したようです。

Frozenjanki

春になると可憐な白い花をつけるジャンキの木も、今は雪の花でちがう装い。

Frozencloths

こんな寒い日にも洗濯物が・・・ もちろんガリガリに凍って白くなってます。でもあまりに寒いので日中でも積もった雪や霜が解けずに道は乾いたまま。この寒くて乾いた空気のせいでのどはガラガラ、鼻は真っ赤っか・・・

Frozenshirakaba

このクリスマス時期、スーパー「カウフランド」は大渋滞! 大駐車場に入りきれなかった車が路駐・・・ だから買い物に行くのをやめました。(毎年のことだけど。大迷惑(激))

Illumination でも、今年のペルニックはなんだか去年よりも華やか。大きなスーパーができたせいで市の財政も潤ったのかな? 人口700万のうち100万人もの人が外国に出稼ぎに行っているといわれるブルガリアですが、この時期一斉に帰省して稼いだお金を落としていくんでしょうか・・・ ЧНГ(チェスティータ・ノヴァ・ゴディナ)つまり「新年おめでとう」というサインがツリーの後ろに見えます。共産体制下では宗教儀式の「コレダ」(=クリスマス)はこんなに派手ではなく、新年のほうが大切なお祝いだったそうですが。でも周りの国から買わないといけないほど電気が足りないのに… 最近しょっちゅう停電するんですけど。(怒)

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ヒゲオ先輩につづけ!!!

2007-12-23 02:12:05 | ネコ

うちのネコ、ヒゲがいなくなって早1ヶ月…さみしいなぁ~。 でも、まだペルニックのウチの周りはネコだらけです。

Miniandmikeヒゲの母、ハナコ、妹サビコ、その娘でヒゲの忘れ形見のミニー、ハナコの子供でミケタマ(「うちのタマ…」というのがありましたよね、昔。あれの三毛模様なんです)とニャホ(トリビアで「ニャホニャホタマクロー」というネタがあったのを思い出しちゃって…) 朝晩、みんなで元気に「エサくれニャ~~~ッ」と窓辺にやってきます。ことに最近寒い季節に入ったこともあり何とかヒゲの後ガマに納まろうと積極的です!!

Mikeandnyaho まず、ハナコの子供のミケタマ。こいつはコワいほど積極的! 朝一番、窓の格子をよじ登ってゴトンゴトン、そして「ニャ~~~~」と雄叫び! ブラインドから外を覗くと「中に入れろニャ~!!!」とタックル。エサをあげようと窓を開けると手にタックル! やめれ~、ノミが入る~っ!! そのドサクサにまぎれてニャホが侵入を試みます。こらーッ!!! さらにミニーとサビコが入り乱れて・・・ ワーッ!!! 寒いから窓を閉めさせてくれ~っ!!! エサを外においてみんなが食べているスキにようやく窓を閉めます。ふ~っ(汗) でも、こんなに積極的に「営業」されると、ちょっと心が動いちゃいます。ヒゲがいなくなって「もうあんな悲しい思いをするのはヤダ!!」とネコを飼わないことにしていたのですが… でも、試しに「うちネコオーディション」をしてみることにしました。

オーディション・・・ 実はヒゲについてひとつだけ残念だったことが・・・ 半ノラだったヒゲは絶対にだっこさせませんでした。何度も試したのですが後ろ足でキックされて脱出されたり、ネコパンチされたり、がぶっと噛み付かれたり(その後バツが悪そうにペロとなめるんですが)… 一度もだっこできませんでした。(ああ、今思うとなんて放任してたのかしら…) それで、もしこれらのネコたちの中から誰か喜んで(!)だっこさせてくれるネコがいたら「うちネコ」にしてやろうかな~!! というわけで全部これらのネコたちをだっこしてみることにしました。

一番積極的なミケタマ・・・ ちょっともつけどジタバタ

ニャホ・・・ だっこするとすぐに逃げて格子の外へ

Sabiandmini ハナコ、サビコはもうその気配を見せただけで出て行ってしまいました。

一番本命のミニーは!? だっこしたらものすごくジタバタして、窓辺で見返りに「何すんの?! こんなひどいこと! ニャ~(怒)」と恨みがましい目でこっちを見て出て行ってしまいました・・・ が~~~ん・・・ 誰もだっこさせてくれない・・・(悲)

でも、このネコたち、ヒゲもそうだったけど「自由を愛するネコ」たちなのです。「エサくれ!! あったかいところで寝かせてくれ!! でもいうことは聞かないニャ~♪」 まあ、この辺は親切なエサをくれる人が多いから、自由にたくましく生きていってくれ!! 

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冬本番!! ウチのフェリシアちゃん受難の季節

2007-12-13 17:47:42 | ブログ

もう10月から雪が降っているここブルガリアはペルニック。日本の天気をインターネットで見ると・・・ 日本に冬はなくなってしまったんではないの? 日本は地震や台風はよくあるけど、東京以西は暖かいもんネ(と思い込んでいる)

Wheelout Wheelin 冬はこちらは車を消耗する季節。まず雪が降ると除雪車が通った後、荷台におじさん二人が乗ったトラックが通ります。このおじさんたち、スコップで白っぽいものを道に撒きます。塩!! です。融雪剤として塩が撒かれるので定期的にアフトミフカ(洗車屋)に行かないと・・・ 車がお腹(つまり下)から錆びてダメになっていきます。さらに夏の間にきれいに(?)舗装した道路もどんどんと傷んで穴だらけ・・・ 雪解け水がたまって一瞬どこに穴があるのか分からなくなります。でも気をつけていないと、「ガーン!!」 時には脱出できない車や、車輪がもげてしまう車(!!、これホントですよ!今日も見ました、突然道路のまん中で前輪がもげちゃったタクシー!!)も。先日私もやっちゃいました(涙)・・・夜のマギストラーラ(高速道路)でいきなり「ガーン!!」、そして「ゴトンゴトン・・・」 明るくなって確かめてみると、ホイールを曲げてしまってました。ホイールの表も裏もこのとおり・・・ だから車はみんな穴をよけるのにまたもや大蛇行大会!! はあ~(汗)厄介な季節だ・・・

ある日のこと、ソフィアのリューリンに夕方に行く用事があり出かけました。パーキングに入ろうとしたら・・・ ものすごい道!! 舗装されてないので仕方がないのですが一つも平らな所がない! まるでいくつもプールがあるみたい。建設ラッシュのリューリン地区。たぶんダンプが出入りしてこうなったのでしょう。そこに対向車のトラックが。ブルガリア人の運転手は人に道を譲るという考えがありません。そこでよけようとハンドルを切って前に進むと、「ゴギャッ!!」といういや~な音が・・・ ああ~、お腹打っちゃったなあ・・・ そして前に進むと道幅一杯の水たまり。よけようがないので前進するとまた「ガギギ・・・」 フル積載(5人乗車、それも4人がヘビー級)で沈んだフェリシアちゃんのお腹を打ったようです。マフラーに穴があいたかな? 案の定、帰りはヤン車のような音を出すようになってしまいました。ガッカリ。

Kanalizatsia で、次の日またソフィアの帰り道、ペルニックの入り口、ビトシャ山が見える元KAT(交通警察)の検問所のカナル(ピット?)で車の下をのぞいてみると・・・ あれ!? 何とマフラーがない!!! そう、あまりに深い水たまりの中の大きな出っ張り(大きな石が突き出していたか、ブロックが落ちていたのか、水が深かったので見えなかった!!)でマフラーを引っ掛けて落としてしまっていたのでした。ああああ・・・

こんなの日本にないよね~!! リューリンに戻ってマフラーを探そうかとも思いましたが、ダンプにペチャンコにされたであろう哀れなマフラーを見るのもいやなので60レバ出して新品を入れることにしました。

このシュコーダ・フェリシアを買ったボイコのアフトクシュタ(ディーラー)は修理もしてくれるので部品を注文してもらい修理に行きました。車をジャッキで上げると・・・ 「あ、フロントのドライブシャフトのブーツが割れてるね。これ直したほうがいいよ。100レバ以上かかるけど・・・」 エ~ン(TOT) ああ、フェリシアちゃん、いつ心おきなく走れるのか・・・

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ブルガリアで高血圧!! どうしたらいいの??④

2007-12-09 17:09:42 | ブログ

Waitingroom 塩ヌキの一週間がやっと終わり、もう一度お医者さんのプレグレッド(診察)の日が来ました。どうかなァ・・・ その日も、自分も医者に診てもらいたかったビオレッタとゲルギノバ先生の所へ行きました。やっぱり患者さんが一杯で30~40分ほど待って・・・

「じゃ、血圧測ってみましょう」とわたしの両手で測ります。こちらの血圧計は聴診器をひじの内側の血管の見えるところに当てて、音で最高血圧、最低血圧を測る方法。一般家庭でもそうで、みんな扱い方を知っています。わたしもこのタイプの血圧計欲しいなあ~。だって聴診器っておもしろそう♪ ゲルギノバ先生はニッコリして「今日は上110下80ね。よかったわ。原因がはっきりして。でも油断しないで。また以前の食生活に戻れば血圧も上がるわよ。」おお~っ!!! よかったァ~♪一応下がったんだ!! でも教訓になりました。やっぱりもう若くないのね・・・(涙) 食事に気をつけて、あとあんまり車にばかり乗らないで運動もするようにしないとネ。

と、安心したとき、「あれ?声がヘンね。風邪?」と先生にきかれました。 「ハァ・・・2,3日前から」「あら、じゃちょっと診てみましょう」 聴診器を肺のあたりに当てます。「う~ん、ちょっとひきこんでるわね。レツェプタ(処方箋)を書くからお薬飲んでネ。」ええっ!? こっちで薬? 「来週もう一度来てね!!」 ハァ~(汗) 健康管理ってムズカシイのネ。特にペルニックはソフィアより少し寒く、「スホ・ストゥッド」つまり乾いた寒さで、乾燥した気温マイナスの空気を吸い込むので気をつけないとすぐに気管支がやられてしまいます。でも、もうゲルギノバ先生とお知り合いになったからコワくはないゾ!!

Darkhospital それにしても、ブルガリアの医療システムは日本のとは違う!! ビオレッタと一緒でなかったら何が何だかサッパリ分からなかったでしょう。大病院(?)の中はまるで迷路のよう。くら~い、古~い廊下や階段の向こうに血液検査の部屋があり、ここはいつも人だかりがあります。紙を提出し採血してもらうのですが、わたしのをやってくれたメディチンスカ・セストラ(ナース)のおばさんは超イイカゲン!! 私の血をテーブルにこぼしてしまいました。「アラ、アラ・・・」その辺においてある布でふいて・・・ コワ~っ!! やっぱりアブナイな~、この国の医療。保険証発行も病院から1kmほど離れてるし・・・ああ、ビオレッタ、助けてくれてありがとう。

にしても、不思議なことが一つ。健康保険に入っていると一回の診察は1レバ80(約150円)取られるはずなのに、先生も、ナースも、ビオレッタも何も言わない。ビオレッタ曰く、「絶対いくらなんて聞いちゃダメよ。そのために私がいつもバーニッツァを作って持っていってるんだから!!」 ええ~!? 現物払い(って言う言葉、ある?)!? 「心臓科の先生なんて2レバ取るのよ!!(怒)」 って言うか、そっちのほうがあたりまえじゃん!? ウ~ム。そういうわけで次の診察に、親日家のゲルギノバ先生のためにちらし寿司(すしT郎を混ぜただけだけど・・・)を診察料として届けました(笑)

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