行雲流水

仏教をテーマとした記事を掲載しています。

烏鷺滝禅話集(109)

2019年09月20日 | 仏の心
○今の日本は戦前回帰とグローバリズムというあい反するものが同時進行しておる。物事は二つに分けて考えることができないという烏鷺滝の思想からすればそれは矛盾でも何でもないんじゃよ。戦前回帰もグローバリズムも日本を破壊していくじゃろうな。

○誰かをリスペクト(尊敬?)することはその人の悪いところや恐ろしいところまで受け入れてしまう可能性があるんじゃ。それを冷静に見ることができるかの?

○明治維新は「天皇の時代に戻すこと」と西洋文化の受け入れというあい反することをやってのけたのじゃ。現代も同じようなことをやっているのじゃね。

○僧侶という肩書だけで、尊敬されておるような勘違いをしておる坊さんは多いのよう。修行しても全然中身のないやつもおるで。

○まだソ連が存在しておった頃、憲法改正しようと思うたらできたであろう時もあったんじゃが、時の改憲派の総理大臣はやらんかった。そのことによって、日本が分断されることがわかっておったからじゃ。しかしヤツにはそれがわからんのよう。

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