野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

今の季節の「花と緑の学習園」

2017-03-10 06:19:34 | 
今日(9日)の朝の気温は0度でまた寒くなってきたが、明日からは寒さも和らぐらしい。
天候は晴れ、昨日までの風の強さは収まり陽辺りは暖かい。このところ毎日、朝早くに鶯が鳴いている。
野々池貯水池のどこかにいるはずだが、姿は見えない。10数年までは、近くの疏水の傍で鳴いているのを
聞きながら仕事に行ったものだが、鶯の声を聞くのは久しぶりだった。

  久し振りに「花と緑の学習園」に、この季節の花を見に行く。
まだ、春は遠く、満開に咲いている花はクリスマスローズとパンジーぐらいで、
紅白の梅の花は良い匂いは残っているも散りかけている。珍しい花と言えば「ユキワリイチゲ」という花が咲いている。
珍しいというか、単なる知らなかっただけだが、花の色は白く、淡い紫をしているが、残念ながら目立つ花ではない。
 
園内をぐるーと一周した中で一番目立ったのは紫色の「クロッカス」
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年は開花が少し遅れる?

2017-03-08 06:17:51 | 
今日(7日)は寒気到来で風強く、しかも花粉が飛んでいるせいか朝から鼻水出っ放し。
庭一面に芽が出始め、ツクシイバラの芽も成長し始めた。
昨年の春、相当な勢いで繁殖し処置に困る程だったので、今年はほとんどの枝を選定した。
今のところおとなしいが、たぶん4月から5月に掛けて垣根はツクシイバラの棘で触れなくなるに成長するはず。
   ➡ 

昨年の3月7日頃には玄関わきの椿はとっくに咲いていたが、今日(7日)現在は蕾のまま。
蕾の先端はやや赤みを帯びつつあるも、満開はもう少しかかりそうだ。
玄関先には二種類の椿があり、一つは桃色の姫椿で、椿の樹全体を覆うほどびっしりと花を咲かす。
   ➡
   ➡
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤマハのレース活動理念に納得

2017-03-06 06:23:39 | モータースポーツ
3月3日のひな祭りの日、ほぼ同じ時刻に「石原慎太郎」の豊洲に関する記者会見と、「ヤマハ発動機の2017年モータスポーツ活動計画」の発表会がライブ報道されていた。どっちを見ようかと迷ったが「石原慎太郎」の記者会見の方が断然面白く最後まで見てしまった。テレビで報道される世間の動きは石原慎太郎バッシングだが、この記者会見を聞く範囲では、石原さんが会見で言っていることは至極もっともなことばかりで、何故、世間からこうも叩かれるの不思議に感じた。感情に左右される世論は小池知事にうまくはめられた感もあって、何処に焦点に当てた情報操作にするかは大事だなーと思う。慎太郎記者会見に時間を費やしたので、ヤマハ発動機のレース計画はYOU TUBEで見る羽目になった。

先月、ホンダのモータースポーツ活動計画の記者会見ライブをパソコンで聞いていたが、ホンダの説明にはおおいに失望した。特に、「ホンダは勝ちに拘る」とか「鈴鹿8耐では2年続けての惨敗だった」と何度も語ったわりには、勝ちに拘った具体的な対策・体制も構築せず、今年は鈴鹿8耐40周年の記念の年なので必勝を期したいと言う言質についても、ホンダの現計画でヤマハワークスに勝てるのかの記者質問についても苦笑いするのみだった。一方、ヤマハのレース計画は実に明快で、YOU TUBEで聞いても納得できるものだった。また、報告会で初めて知ったが、ヤマハのレース運営や開発の元締めは全て技術本部が管轄していたことだ。
     「2017年 ヤマハ発動機 モータースポーツ活動計画 発表会」
   
ヤマハの副社長は、レース活動理念の幾つかを説明したが、ヤマハブランドの価値向上を図る事以外にワークス活動の意義として挙げたのが、ワークスチームのミッションとして特に全日本と鈴鹿8耐は技術開発の重要拠点であり、そこから得られた知識・情報を世界各地で活動するレースチームにフィードバックする役目があると説明した。鈴鹿8耐3連勝にむけ、2017年はヤマハワークスを2チーム参戦させると報告した。同メーカー複数ワークスチーム参戦は80年代後半~90年代、日本の二輪企業がそれぞれのメンツをかけて熾烈な戦いを繰り広げていた時代に採用した戦術であるが、鈴鹿8耐のように真夏の鈴鹿でスプリントタイムで8時間を走り切って勝利するには、不測の事態に備えてバックアップ体制を取っておくのは必定である。今年のヤマハは8耐に勝つための策を取った(それでも必ず勝てるとは限らないが、勝つ確率は一段階高まる)。もう一つ重要な事を聞いたが、ヤマハ発動機はグローバルのレース運営・開発の元締めは技術本部が担当していること。加えて開発担当のみならずグローバルにレース計画を立案展開するモータースポーツ部も技術本部が担当していること。二輪の技術開発のためにレース活動は必須条件だとする意味は、二輪事業を生業とする限り、ヤマハはレース活動を継続すると言うことを宣言したことになる。

ヤマハのグローバルレース展開を総括する技術本部長の説明では、レース活動の意義は二輪技術開発のフィードバック上不可欠であり、レース活動で試みた先進技術を次世代の量産車に適用すべく研究していること。加えて重要なことは人材開発上もレースは不可欠案件だとして、レースと言う過酷で厳しい環境で判断力を醸成するためのチャレンジスピリッツをレース活動を通じて構築できるとし、物づくりの会社にとってレース活動は積極的に展開すべき案件だとして説明していた。その延長上に、2017年全日本モトクロス選手権に、新型モトクロッサーを投入予定であるとした。とかく、レースと言うと、二輪の技術開発とレース運営は別だとして内に籠った垣根を作ってしまいがちで、レース運営は面倒で開発に支障をきたすとか言う組織があるらしいと聞いたことがある。しかし二輪の技術開発を効率よく運営するためにはレース運営と開発は表裏一体の必須条件だとするヤマハの考えは、日本の二輪企業がかって歩んできた過程で構築してきた原点であり、すんなりと納得できるものであった。

例えば二輪ロードレースの最高峰である、MotoGpは資金的に弱小メーカが参戦するには二輪事業トップの強い意志と覚悟が必要とされる。レース参戦は、二輪事業トップがレース好きだからとか、優れたマシンを開発する技術力があると言う単純な図式ではない。二輪企業にとって、「MotoGpレース参戦は経営的効果がある、だからレースに勝利する事を目指す」と成らねばならないと思う。その意志が明確でないと、レース費用は年毎に増加する一方で、しかも勝てないことが続くことになる。経営的勘定で企業のレース活動を決断すべきだろう。そうしないと、レースに勝つ事を目的として多額の費用を掛ける競争相手に勝つことは困難であるし、レース担当者にも無益な負担が常に掛ってくるので、ますます負の連鎖となっていく事例も多い。

ヤマハのレース計画発表会のYOUTUBEを見ながら、先日、発表されたトヨタの組織改正を思いだした。
これは、「トヨタ、GAZOOレーシングカンパニー を新設…市販車開発へ」にあるが、「トヨタ自動車は3月1日、4月に組織改正を行うと発表した。今回の組織改正は、さらなる「仕事の進め方変革」に向けた体制の見直しとなる。注目できるのは、「GAZOOレーシングカンパニー」の新設。これは、モータースポーツ活動を通じて得た技術や技能を「走りの味作り」のための知見として蓄積し、自らの手で真のワクドキを顧客に提供するためのクルマを開発し、投入できる体制を整備するのが目的」だとして、レース活動を通じて得た知見を販売するとするもの。製品軸の「カンパニー」を設置し、中短期の商品計画や製品企画はカンパニーが担うとするトヨタがごく最近採用した、製品ニーズとスピーディさを追及した組織改正だと理解しているが、トヨタ社長が言う、モータースポーツ活動を「もっといいクルマづくり」の根幹に据え強化している事の現れだと思う。

何時も、こう思う。
『技術レベルの高さの優劣を、勝負として競争するのがレースであり、過去、日本企業はレースで勝つことで優秀性をアピールし企業自体が発展してきた歴史がある。二輪ユーザーが求めるものは多様化しつつあるが、最も技術力を誇示できる場がレースであることは現在も何等変わらない。更に加えるなら、書籍「失敗の本質」では、技術には兵器体系というハードウェアのみならず、組織が蓄積した知識・技能等のソフトウェアの体系の構築が必要と指摘している。組織の知識・技能は、軍事組織でいえば、組織が蓄積してきた戦闘に関するノウハウと言っても良い。組織としての行動は個人間の相互作用から生まれてくるとある。この指摘から言えば、戦いのなかで蓄積された人的・物的な知識・技能の伝承が最も必要なレース運営組織は経験的に企業グループ内で実質運営されるべきであり、レース運営を外部団体に委託すること等は組織技術ソフトウェアの蓄積から言えば絶対に避けるべき事であろう』
四輪以上にモータースポーツ開発で培った知見や経験が生きてくるのが二輪の開発であるというのは疑う余地がない。だからこそ、極限の戦いの一つの頂点であるレース活動に求められる知識や胆力そしてチャレンジ精神を外部に委託することほど勿体ない物はない。それこそ、二輪の開発で最も重要な項目を外部に、しかも費用を払ってまで委託することは大きな損失とみるべきであろう。それをよく理解しているからこそ、ヤマハやトヨタは開発の最も重要要素は自部門内で蓄積しながら歴史的に継続していくべき事として経験上知っているのだろう。技術本部がグローバルなレース活動を統括する限りおいては「参戦と撤退を繰り返す」事など起こりえないし、開発の総本山である技術部がレース活動を統括する意味はそこにある。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年の「春一番」が咲く

2017-03-04 07:11:55 | 野々池周辺
   この花、「春一番」が咲き始めると、
寒さは何処かへ飛んで次第に暖かくなる兆候で、気分は春に向かう。
人吉では「オオイヌノフグリ」を「春一番」と呼んでいるらしく、田んぼの土手にびっしりと咲くと、青紫色の花が冴える。
何時ものこの時期、春の訪れを知りたくて、野々池貯水池のジョギングコースを降りて周辺の農道を歩いて探していると、
田んぼのあぜ道に春一番の「オオイヌノフグリ」が一面に広がる場所がある。昨年は一面に青紫の花で直ぐわかったが、しかし
今年は花の数が少ない。「オオイヌノフグリ」は気温が15度近辺になると咲き始めるが、陽が雲に隠れると花弁を閉じ始めるので、
暖かい日でないと一面開花は見れない。咲いてしまえば、どこにでもある有りふれた花だが、何もない早春、いの一番に青色の花を
咲かせ、確かな春の訪れを実感できるもので、好きな野草の一つ。 
      
   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

庭の福寿草

2017-03-03 06:10:05 | 
玄関脇のバベの根本にある福寿草が咲いた。芽は数本出ているが花が咲いたのは、現在のところ一個だけ。
2月の中旬ごろから咲きだしそうな雰囲気にあったがなかなか開花せずで、やっと咲いた。2月後半から暖かい日が続き、
雨の日も多かったのが開花に繋がったのだろう。福寿草の黄色の花が咲くと、いよいよ春の訪れが本格化したなーと実感できる。
福寿草は春一番新年を祝う花として、「福を招く」、縁起の良い花としても喜ばれ、福寿草の名ができたそうだが、
いよいよ本格的に春の到来、良い季節が始まった。

福寿草の黄色の花弁は、写す角度に依っては表情が変わるから面白い。今回は昼過ぎの上から陽があたった花弁を
下方から写したものだが、春のほんわかした雰囲気をソフトにうまく表現できたようで、今回の写真はまーまー気に入っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

庭のクリスマスローズ

2017-03-01 06:19:34 | 

2月初旬のFBにクリスマスローズが咲いたとあったので、庭のクリスマスローズはどうかと、その時分の葉っぱの下を覗いてみると、小さな蕾が数個出来ていた。その後放置したままにしてきたが、今日、女房が庭の草取り中、クリスマスローズの葉っぱを何本か切り取ると花は既に咲いている。数個は花も終わりかけで色が茶色に変化しつつあり、だいぶ前に咲いていたようだ。傍を通っても全く気が付かなかった。クリスマスローズの花はうつ向きに咲き、しかも大きな葉っぱの下に隠れているので、注意してみないと気が付かない。毎年、ほぼ3月なってから咲いているのを気づくほどだが、今年は咲くのが早い。

クリスマスローズはうつ向いて咲くので、西洋伝来の花にしては控えめに見えてしまうが、伝説や迷信も多い花らしい。この花は毒草にも薬草にもなるようで、古代ギリシャ時代には、狂気を治す薬と信じられていたとの事。更に、中世では魔女や悪霊を破る効果がある植物としても知られていた。また、キリスト降誕劇では、ある田舎娘が冬なので花さえなく、神聖な乳飲み児であるキリストに捧げるものを何ひとつ持っていないと嘆いていると、天使が現れ暗い夜の冷たい土に触れた途端、クリスマスローズが花を咲かせたと言う。だから、クリスマスローズは伝説の花と言われると図鑑に書いてある。

先週はやや外気温も高めで、高いと言っても11~13度ぐらいだが、10度を超すと吹く風も暖かさがやんわりと感じる。3月まではこのままで13~14度付近と10度以下を繰り返しながら春を迎えることになるんだろう。
 庭の桜の樹に半分に切ったミカンを数個、木の枝にさすと、時間を置かず色んな鳥がやってきてついばむ。最も多いのメジロ。メジロは落ち着きのない飛び方をするのでどこに隠れているのかすぐわかるが、ミカンをかぶり付くと我を忘れて離れようとしない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする