19日は大相撲大阪場所の中日。今日のNHK放送のゲストは元ボクシング世界チャンピオンの長谷川穂積さん。
長谷川選手は西脇の出身で神戸ジム所属。チャンピオン現役の頃、彼がサッカーの試合に招待されて「ノエビアスタジアム神戸」に来ていた際、現場で一緒に写真を撮ってもらったことがあり、何よりも神戸の真正ボクシングジム所属だったので、ボクシングファンの私は一ファンでもあった。今回の相撲解説も堂々たるもので、同じ格闘技、相通じるものがあるのだろうか非常に上手に解説していた。
「スポニチ」 中日最大の関心事は、稀勢の里と同部屋高安の相撲。今日勝てば両力士とも今場所勝ち越し。結果は、両力士とも勝ち越した。先に土俵に上がった高安は勢に苦戦するも下手投げで勝った。一方、稀勢の里は小兵の松鳳山にもろ差しから寄られ、腰高のまま土俵際まで押しこまれ一瞬ひやりとしたが、土俵に詰まりながら必死にしがみ付いて必死に押込む松鳳山を左右に振りながら力任せにねじ伏せて勝った。とても落ち着いてとった相撲とは見えず、喰らいついて離れない力士を力で無理やり振り回した一番だった。これが、大関だったころの稀勢の里であれば、バタバタとして完全に負けていただろうと思う、そんな相撲だった。思いだせば、昨年の名古屋場所、立会いの変化でかわされ負けた相手だけに、立ち合い時、初日から見られた落ち着き感はやや消え、テレビを見ていても間合いに少し違和感を感じた。こういう時の稀勢の里は得てして危ない。
その稀勢の里の松鳳山の相撲と言えば、昨年の名古屋場所の10日目。このままいけば優勝の可能性があった、稀勢の里がバッタリと負けた相撲。今も鮮明に覚えているが、立ち合いで松鳳山が右に動くと、同じ二所ノ関一門の綱とり大関稀勢の里が土俵にバッタリ。会場はざわついたが、「自分は横綱には関係ない」からと言いながら、支度部屋に戻った最初の一言は「ザ・空気読めない」だった、あの相撲だ。だが、今場所、その松鳳山は横綱稀勢の里の露払いを務めている。
「6日目、照ノ富士を一発で押し出した高安」 いやはや、今場所の稀勢の里と高安はどちらも強い。でも、どちらかと言えば勢いは高安にある。昨年までの落ち着きの無さが影を潜め、堂々たる相撲で、立ち合い時の体がぶつかる音は凄いの一言。その相撲の代表が6日目の大関照ノ富士を立ち合いで吹っ飛ばし押し出しで勝った相撲、まさにガツーンと音がした。相撲解説者の意見は15日目に同部屋優勝決定戦をしてくれとあったが、そうであれば是非見たい。
長谷川選手は西脇の出身で神戸ジム所属。チャンピオン現役の頃、彼がサッカーの試合に招待されて「ノエビアスタジアム神戸」に来ていた際、現場で一緒に写真を撮ってもらったことがあり、何よりも神戸の真正ボクシングジム所属だったので、ボクシングファンの私は一ファンでもあった。今回の相撲解説も堂々たるもので、同じ格闘技、相通じるものがあるのだろうか非常に上手に解説していた。
「スポニチ」 中日最大の関心事は、稀勢の里と同部屋高安の相撲。今日勝てば両力士とも今場所勝ち越し。結果は、両力士とも勝ち越した。先に土俵に上がった高安は勢に苦戦するも下手投げで勝った。一方、稀勢の里は小兵の松鳳山にもろ差しから寄られ、腰高のまま土俵際まで押しこまれ一瞬ひやりとしたが、土俵に詰まりながら必死にしがみ付いて必死に押込む松鳳山を左右に振りながら力任せにねじ伏せて勝った。とても落ち着いてとった相撲とは見えず、喰らいついて離れない力士を力で無理やり振り回した一番だった。これが、大関だったころの稀勢の里であれば、バタバタとして完全に負けていただろうと思う、そんな相撲だった。思いだせば、昨年の名古屋場所、立会いの変化でかわされ負けた相手だけに、立ち合い時、初日から見られた落ち着き感はやや消え、テレビを見ていても間合いに少し違和感を感じた。こういう時の稀勢の里は得てして危ない。
その稀勢の里の松鳳山の相撲と言えば、昨年の名古屋場所の10日目。このままいけば優勝の可能性があった、稀勢の里がバッタリと負けた相撲。今も鮮明に覚えているが、立ち合いで松鳳山が右に動くと、同じ二所ノ関一門の綱とり大関稀勢の里が土俵にバッタリ。会場はざわついたが、「自分は横綱には関係ない」からと言いながら、支度部屋に戻った最初の一言は「ザ・空気読めない」だった、あの相撲だ。だが、今場所、その松鳳山は横綱稀勢の里の露払いを務めている。
「6日目、照ノ富士を一発で押し出した高安」 いやはや、今場所の稀勢の里と高安はどちらも強い。でも、どちらかと言えば勢いは高安にある。昨年までの落ち着きの無さが影を潜め、堂々たる相撲で、立ち合い時の体がぶつかる音は凄いの一言。その相撲の代表が6日目の大関照ノ富士を立ち合いで吹っ飛ばし押し出しで勝った相撲、まさにガツーンと音がした。相撲解説者の意見は15日目に同部屋優勝決定戦をしてくれとあったが、そうであれば是非見たい。