野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

アジアロードレース選手権 -オートポリス (9月10日ー11日)

2011-09-12 06:31:24 | モータースポーツ
カワサキがファクトリ支援の形でアジアロードレース選手権に出場しているので、注目している。
その第4戦が、カワサキのホームコースであるオートポリスで開催された。

「アジアロードレース選手権SS600 第1ヒート」(9月10日):

  金曜日の予選では、ポールポジションの藤原(克)から5番手の岡村(光)までを日本人ライダー勢が占めた。
  土曜日の決勝レース1では、レース終盤の9周目に入るストレートで藤原のマシンがガクッとスローダウンすると、
  直後の1コーナーで津田も転倒し、デチャがトップに浮上。
  そのままチェッカーを受け、SS600は予想もしてなかった結果となった。
   
  決勝第1レース、
  1位 デチャ・クライサルト
  2位 アズラン・シャー・カマルザマン
  3位 ハフィズ・シャーリン・アブドゥラ

  予選では5番手まで日本人が独占していたのだが、決勝の表彰台には日本人が誰もいなかった。
  日本人にとって、屈辱的なお粗末なレースのようだ。

「アジアロードレース選手権SS600 第2ヒート」(9月11日):

   決勝第2レース
  1位 藤原(克)
  2位 大崎 (誠) 
  3位 ハフィズ・シャーリン・アブドゥラ

  何とか、第2ヒートは日本人が勝ったが、極めて肉薄したレースのようで、1位と3位のゴール差は0.7”。
  ベストラップも殆ど差なし。


そして、あるブログでの説明はこうだった。
第1ヒートで優勝したデチャ・クライサルトが、記者会見で、「アジアの選手と日本の選手との違いは何?」との質問の答えは、
「日本人と技術的な差は無いね。まったく引けを取る事は無いよ。あえて言うならば、日本人選手の方がマシンが良い。あと、ここは彼らの地元だから、地の利があるよ」
もう彼らの心の中には、日本人とのギャップは全くない。

ビジネスの世界では、早くからグローバリゼーションの波が押し寄せ、アジア諸国との関係を抜きには語れなくなっている。
しかし、二輪ロードレースの世界では、ほんの数年前まで技術もマテリアルも大きな格差があったのだ。
それが、この数年で、恐ろしいほどのレベル向上を果たし、ついに、日本人トップライダーたちを相手に、完全なる勝利を果たした。
近い将来、アジアの選手が活躍する場は世界に移り、そして、世界と対等に戦う日も遠くない事を予感させた。


それにしても、アジアロードレース選手権のSS600やアンダーボーンクラスでのヤマハの出場台数が多いのにはビックリした。
全日本やスーパーバイク世界選手権からヤマハファクトリーの撤退報道では、ヤマハはMXやロードレース界から一時撤退するのかと気にしていたが、
ところがどっこい、抑えるべき市場ではしっかりと種を蒔いている。 さすがだな。

1500万台~2000万台市場にならんとする東南アジアの二輪市場で、モータースポーツ文化を根付かせる絶好の機会でもあるようだ。
流行でしか捉える事ができない日本のモータースポーツを飛び越し、大二輪市場である東南アジアは二輪スポーツでも大いに魅力ある市場のように感じた。
150-250ccクラスのアジア選手権を計画してくれないかな 





余談になるが、
日本で開催されるゴルフの賞金レースでの日本選手と韓国選手とのレベル差について、張本勲さんが「サンデーモーニング」で言っていた事を思い出した。
「日本選手は勝つために参加しているが、韓国選手は生きるためゴルフをしている」、と。



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野々池の雲百景

2011-09-10 06:19:09 | 野々池周辺
9月に入り、台風12号も過ぎて朝夕はめっきり涼しくなったが、来週からまた暑くなるとの報道があった。
野々池貯水池をウォーキングしながら、上を見上げると雲が奇麗だったので、慌てて自宅にデジカメを取りに帰って雲を撮った。

歩きながら雲の写真を撮り始めて野々池を半周もしないうちに、今撮った雲の形が変化した。
白い雲が突然灰色に変ったと思ったら、その横の雲はニョキニョキと大きく変化しつつある。
実に面白い。
見とれている暇は無いので、感じるまま写真を撮ったのだが難しいもんだ。






右の写真は、ヘリが飛来してきたのでシャッターチャンスを待っていたら過ぎてしまった。




















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ホッとした

2011-09-08 06:24:25 | 
庭にある、もう一本のモミジアオイが先日咲いた。

数年前に、種子をポイと投げていたのだが、昨年は花が咲かなかった。
今年はどうかなと案じていたが、咲いてくれてホッとした。

しかも、一本だけ凛として立った姿で、花が咲いている様子はすこぶる良い。


庭の中央にスッと立ったモミジアオイ。










翌日の朝、花弁は閉じてしまう。
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「あれぇ!」   世界スーパーバイク選手権 (9月4日)

2011-09-06 06:39:27 | モータースポーツ
世界スーパーバイク選手権 第10戦。
トム・サイクス と カワサキZX10R 初優勝!

レース2がはじまる前に雨が降りだしてスタートが遅れた。
その後、スタートしたが転倒者が続出、レースは13周で赤旗が出て終了し、トップ走行のZX10Rがそのまま勝利を収めた。
カワサキのヒート優勝は2006年以来だそうだが、低迷していたカワサキチームの優勝が今後に繋がることを期待したい。

ところが、MCN報道によると、同日、カワサキは2009年から3年間契約していたPBMチームとの契約を解消し、
残りのレースを新たなチーム(Spanish Motorcard team) に運営委託するらしい。
「Sykes wins after team sacked by Kawasaki 」


ところで、今回、ニュルブルクリンクレースのヒート1はライブタイム表示でのレース経緯をパソコンで見ていた。
カワサキのサイクスは、ずるずるとタイムを落とし、いつものパターンになったなと思いながらも、
アプリリアの芳賀選手がヤマハのメランドリ選手と拮抗したレースを展開していたので、目を離せなかった。
残念ながら芳賀選手は3位になったが非常に良いレースであった。

今年の芳賀選手は昨年のファクトリー契約から一変し、マシンのハンデキャップがあるにもかかわらず、良いレースをしている素晴しい選手だ。
’96年の鈴鹿8耐で、カワサキの猛烈な追い上げに合ってデットヒートを繰り返し、何回も転倒しそうになるのを持ちこたえ8耐を制した選手だったから良く覚えている。

2ヒート目は時間的にも遅かったので寝てしまったが、翌朝、パソコンを広げたら「カワサキ勝利」との報道があり、
MCNニュースで再確認すると、カワサキは優勝したレース運営チームとの契約を解消するとの報道もあって、「あれぇ! 」と思った。

運営委託先の変更は何を意味するのか、また理由はなにか不明だが、新規チームによる運営が選択されるようなので、一からの出直しだな。

世界スーパーバイク選手権 第10戦 ドイツ大会
■開催日:2011年9月4日(日)
■開催地:ドイツ/ニュルブルクリンク

「SUPERBIKE - Race 1」
1. Carlos Checa ESP Althea Ducati 1098R 38mins 59.799s
2. Marco Melandri ITA Yamaha WSBK YZF R1 +1.855s
3. Noriyuki Haga JPN PATA Aprilia RSV-4 +2.322s
4. Eugene Laverty IRL Yamaha WSBK YZF R1 +7.789s
5. Leon Haslam GBR BMW Motorrad S1000RR +9.727s
6. Sylvain Guintoli FRA Effenbert Liberty Ducati 1098R +10.113s
7. Joan Lascorz ESP Kawasaki Racing ZX-10R +17.226s
8. Leon Camier GBR Aprilia Alitalia Racing RSV-4 +17.228s
9. Ayrton Badovini ITA BMW Italia S1000RR +18.166s
10. Jonathan Rea GBR Castrol Honda CBR1000RR +19.457s
11. Tom Sykes GBR Kawasaki RTS ZX-10R +22.136s
12. Mark Aitchison AUS Pedercini Kawasaki ZX-10R +25.346s
13. James Toseland GBR BMW Italia S1000RR +31.617s
14. Roberto Rolfo ITA Pedercini Kawasaki ZX-10R +31.796s
15. Troy Corser AUS BMW Motorrad S1000RR +33.320s
16. Michel Fabrizio ITA Suzuki Alstare GSX-R1000 +38.149s
17. Makoto Tamada JPN Castrol Honda CBR1000RR +1min 16.143s
18. Jakub Smrz CZE Effenbert Liberty Ducati 1098R 12 laps completed
19. Maxime Berger FRA Supersonic Ducati 1098R 4 laps completed

DNS Max Biaggi ITA Aprilia Alitalia Racing RSV-4

「SUPERBIKE - Race 2」
1. Tom Sykes GBR Kawasaki RTS ZX-10R 29m 49.337s
2. Sylvain Guintoli FRA Effenbert Liberty Ducati 1098R +4.063s
3. Jakub SmrzCZE Effenbert Liberty Ducati 1098R +22.759s
4. Jonathan Rea GBR Castrol Honda CBR1000RR +28.497s
5. Eugene Laverty IRL Yamaha WSBK YZF R1 +38.374s
6. Marco Melandri ITA Yamaha WSBK YZF R1 +45.326s
7. Ayrton Badovini ITA BMW Italia S1000RR +47.030s
8. Carlos Checa ESP Althea Ducati 1098R +50.032s
9. Leon Haslam GBR BMW Motorrad S1000RR +53.586s
10. Maxime Berger FRA Supersonic Ducati 1098R +55.261s
11. Joan Lascorz ESP Kawasaki Racing ZX-10R +1m 12.805s
12. Troy Corser AUS BMW Motorrad S1000RR +1m 15.468s
13. Roberto Rolfo ITA Pedercini Kawasaki ZX-10R +1m 40.323s
14. Noriyuki Haga JPN PATA Aprilia RSV-4 12 laps completed
15. Makoto Tamada JPN Castrol Honda CBR1000RR 12 laps completed
16. Leon Camier GBR Aprilia Alitalia Racing RSV-4 11 laps completed
17. Mark Aitchison AUS Pedercini Kawasaki ZX-10R 10 laps completed
18. James Toseland GBR BMW Italia S1000RR 8 laps completed
19. Michel Fabrizio ITA Suzuki Alstare GSX-R1000 5 laps completed

DNS Max Biaggi ITA Aprilia Alitalia Racing RSV-4




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庭の花

2011-09-04 06:35:23 | 
8月最終週の庭に咲く花を撮った。
何れも花弁が多く、次から次へと咲くので長く楽しめる。

台風12号が水をくれたので、ここ2、3日は大丈夫だろう。
でも、水蒔き再開になると、この時期の水蒔きは蚊との勝負。 ・・・・・ 水蒔きは女房の仕事だが。
(花の写真は台風が来る前に撮った)


 

「インパチェンス」
インパチェンスは真夏の日照りの下だと、すぐグターっとなってしまうので、水蒔きがたいへんだ。




「ミリオンベル」
鈴なりに沢山の花が咲き、豊富な色のラインナップがある。
一見ペチュニアやサフィニアと間違い易いが、ペチュニアをそのまま小さく華奢にしたような雰囲気を持つ。
大雨で気がついたが、ミリオンベルは雨が続くと頭をたれてしまう。




「ペチュニア」




「インパチェンス」 と 「ゼヒランサス」
ゼヒランサスは6月に咲き、もう閉じたと思っていたが、思い出したように花をつけた。
いつ見ても清楚な感じのする花だ。




「ポーチュラカ」
夏の炎天下の中でも元気に花を咲かせる。
花の色はオレンジ。
マツバボタンの仲間で、マツバボタンの葉は棒状なのに対してポーチュラカの葉はやや肉厚で小さく平べったい。




「ほうせんか」
別名で「爪紅(つまくれない)」とも呼ばれ、江戸時代に爪を染めたりして遊んだことに因むらしい。
調べたら、他にも別名があるようで、連想する素材が多いのだろう。
種を蒔いたので、庭のアチコチに咲いている。
秋になって種が熟すると、少し力を入れて触れると種が飛んでしまう。

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東南海・南海地震と津波に備える

2011-09-02 06:33:36 | その他
先日、近くの「Aeon」に買い物に行ったら、一階で防災用具の販売をしていた。
興味があったので覗いていると、兵庫県が主催している「フェニックス共済」の勧誘だった。
防災に関する資料が無料配布されていたのを貰ってきた。

幾つかの資料の中で、神戸市地震減災ガイド「東南海・南海地震と津波に備える(H23年度)」は良くできており、保管しておこう。
内容概略はこうだ。
 ■東南海・南海地震は必ず起こる!
 ■東南海・南海地震発生! その時神戸は?
 ■市街地沿岸では津波による浸水のおそれあり
 ■地震発生! その時どうする?
 ■家庭でできる日ごろの備え


東南海・南海地震が発生すると、「神戸市近辺の最大震度は6弱・全域で5弱以上で、ゆっくりとした大きな揺れが1~2分以上つづく」と説明されている。
と言う事は、東南海・南海地震が発生すると、西区近辺の最大震度は阪神淡路大震災並みで、仮に津波が発生しても最大潮位は最高で2.5~3m程度。
津波より地震対策が必要ということか。

ただし、東南海・南海地震時に想定される最大マグニチュード値が明記されていないので、過去に発生した最大マグニチュードを前提に想定されたものと思う。

一方、神戸新聞に紹介された津波発生高さレベルによる浸水地域も、あくまで参考ではあるが、「Flood Map」 に詳しい計算がしてある。
津波発生時は川沿いの浸水に要注意ということだ。

「東南海・南海地震と津波に備える」
 神戸市危機管理室 (H23年度)

■東南海・南海地震は必ず起こる!




■東南海・南海地震発生! その時神戸は?



■市街地沿岸では津波による浸水のおそれあり



■地震発生! その時どうする?




■家庭でできる日ごろの備え





非常時の持ち出し部品のうち、たいていの物は用意してある。
阪神淡路の時には断水で困ったが、近くの疏水を利用したのでトイレはOKだった。
当時は、飲み水も近くの鳥羽浄水場が解放してくれたので助かったが、次はどうだろう。

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