野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

葛の花

2011-09-30 06:24:06 | 野々池周辺
野々池貯水池の草刈りも殆どが終わり、野々池貯水池に蔓延っていた葛も一緒に刈られてしまった。
野々池から降りて、疏水付近に葛を見に行った。
疏水が流れている水路は落葉取り等で良く整備されるが、その周辺の整備は行き届いていないので葛は生い茂ったままだ。
疏水周りを散策しながら葛の花を撮った。

花は下の方から咲き始め、最初は淡紅色であるが、だんだん濃い紅になり、さらに紫へと変化してゆくようだ。
その色は鮮明と言うにはやや暗く、その姿は美しいとはお世辞にも言えない。
すごく甘い香りがすると聞いたが、そうでもないな。

そして、Googleで調べていたら、「葛の花」が注目されている事が判った。

というのは、 葛の根は葛根湯の原料として多用され有名だが、その花の部分にも高い効能があることが最近の研究で注目されている。
花の乾燥したものは生薬名では葛花(カッカ)といい、特に日本、中国、台湾やアジア諸国で二日酔いの予防や症状を和らげるために使用されるとのこと。
これに加えて、最近注目を集めているのが「葛の花」にイソフラボンやサポニンなどの有効成分が含まれていることがわかってきた。

葛は野山に蔓延るだけの雑草から、効能効果の極めて高い薬草に変ってきた。
葛の茎は、昔は編みかごに、今はクリスマスリースに応用されているので、どこも捨てるところがない。



葛の花は葉っぱの下に隠れている事が多く、葉を少しずらし気味にして撮った。




















コメント
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