野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

ミニスカートのCA-スカイマーク

2014-03-22 06:13:03 | その他
  21日の産経ニュースデジタル版、「CAのミニスカ 国交相が“懸念”」によると、太田国土交通相が20日の閣議後会見で、「(CAは)適切に保安業務を行う必要があり、サービスだけではない」と指摘し、定期監査などで制服の妥当性を確認する方針だとあった。それに対しスカイマーク社は「お客さまと社員の安全性を考慮している」と現時点での変更予定はないとしている。なにが問題なん? 確かに、このミニスカ制服をめぐっては「下品」とある一方、「ぜひ乗りたい」など国内外で賛否が噴出して注目の高まりを受け、株価も一時100円以上の上昇だそうだ。

ところで、CAのミニスカートについて、元CAは次のように回答している。「スカイマークのミニスカはセクハラを誘発するか 元CAが分析」 
「確かにやや上品さに欠け、嫌悪感を抱く女性も大勢いらっしゃるでしょう。ただ、私は健康的でとても素敵だなと感じましたし、世の中の批判は多少ヒステリックな 反応をしすぎなのではないかとも思いました。(略)不時着のような緊急事態が起きたとき、CAのスカートが短いと滑った摩擦熱でストッキングが破れ、 大やけどを負う恐れもあります。 しかし、いくら生地が厚めのスカートを履いていても摩擦で擦れることに変わりはありませんし、長いスカートも滑り下りる途中で 捲り上がるはず。 本当に安全面だけを考えるなら全社「パンツ」姿の制服にすべきです。(略)私個人としては、世の女性の意見に逆行してこういう航空会社があっても いいと思いますが、 最終的に航空会社を選ぶのはお客様ですからね。」と肯定的で、ミニスカートが乗員の安全性には差ほど影響せず、CAの華やかさやサービスをアピールすることで他社との差別化を図りたいとするスカイマークの判断は宜しんではと擁護している。
              

神戸空港ができて以来、九州に帰省する際にはスカイマークをよく利用している。JRより遙かに運賃が安く(スカイバーゲン60では6,800円)しかも早く着く。便数が限られていることがネックだが、緊急やむなしを除けばスカイマークを躊躇なく選ぶ。かつ今まで利用してきたがサービスも安全配慮も何ら問題なかった。ミニスカCAの採用は一部の便のみに適用されるとの報道だが、なぜ全便適用しないんだろう、そうすればもっと株価も上昇するだろうに。

かって所用で何度も海外や国内の航空機を利用した経験があるが、航空機に乗って移動する一番の楽しみはサービスが良くリラックスできること。CAの華やかさや彼女等から漂ってくる出張先の雰囲気も航空機を利用する際の楽しみであり、航空会社を選択する際の判断基準の一つであるのは事実。例えばシンガポール航空を筆頭にアジア系の航空会社のCAが持っている雰囲気は国柄を反映し、客室に入ってシートに腰かけ安堵するときの楽しみでもあった。一方、欧米の航空会社の制服はどちらかといえば地味で、特に関空⇔ロスアンゼルス間の某航空会社(もう無くなったが)の制服はダサイ上に飯も不味く、加えてCAの態度の横柄さに二度と利用するもんかと何時も思うのだが、その便しかなかったので利用せざるをえず、シートに座ったら即ビールや焼酎を飲んで音楽や落語を聞きながら熟睡するのが常であった。しかし、前述のアジア系の航空会社のサービスは満点で、これから東南アジアに向かって仕事に行くんだと気持を高揚させる雰囲気や楽しさを客室乗務員から受け取ることができた。乗客にとって、CAの印象こそその航空会社の完成度を代弁するものであったし、同じルートであれば、CAサービスの優劣で航空会社を決めていた。これこそ「最終的に航空会社を選ぶのはお客様ですからね」と言うのは正解ではなかろうか。

本当に乗客や乗員の安全性を最優先するのであれば前述の元CAのコメントにあるように全CAにズボン着用を義務付けるべきであろう。だが、安全性に差ほど影響もないのであれば、乗客へサービスこそ最優先すべきではなかろうか。誰だって、数時間の空の旅を楽しく過ごしたいはずで、ましてや国交省の大臣までもCAのスカートの長さを口出すべきことではないと思うのだが。
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