コロナ感染の動きについて、何かあると良く見る東洋経済の「新型コロナウイルス国内感染の状況」は、検査陽性者数としており、感染者数とはしていない。同じく、「GoogleがAI予測データ」も陽性者数としている。だから、毎日、新聞等で報道されるコロナ感染者数は実際はコロナ検査での陽性者数の事を云うのではないのかと違和感を持っていたが、大阪の吉村知事も同様な見解を述べている。で、コロナ陽性者と感染者とはいかなる差があるのか調べてみた。
13日のTHE PAGE記事「大阪府・吉村知事:陽性者イコール感染者ではない」は、コロナ陽性者と感染者の違いをのべているが、全くその通りだと思う。
「感染者は感染させる力がある人
吉村:僕の中では感染者っていうのは、やっぱりそれに感染して、ほかに感染させる力がある状態で、PCRで陽性っていうのは、陽性者はあくまでもPCRで陽性になった人っていうのが陽性者であって、それはイコール感染者ではない。人に感染させる力がなくなっている人も、これはやっぱり陽性者にもなるし、疑陽性の話だってあるし。陽性に出たのが陽性者であって、イコール感染者ではないというのは、僕の頭の中では十分理解していますが、一般用語で使うときには、そこはまとめて使っているときはあります。 問題意識として思うのが、おっしゃるとおりCt値(注:陽性と判断する基準値、増幅に必要なサイクル数(Ct値)。世界の諸国と比べて日本はかなり厳しいCt値の範囲を設定)しているので、つまり人にもう、うつす状況じゃなくなった人まで陽性者として拾っている部分はあるんだろうなというふうに思います。
記者:6日から新規陽性者数が増えたっていうことが、1つの今回、緊急事態宣言発出の要請を出した根拠になっていますが、6日から増えた、この新規陽性者っていうのは、感染者とは違うという理解でよろしいでしょうか。
吉村:正確には陽性者です。(以下略)」
要するに、新聞やテレビ等で逐次報道されているコロナ感染者数は、コロナに感染している数ではなく、PCR検査の陽性者数だと言うのが、吉村知事の見解。
実は、昨年も同様の疑問をもっていたので、注目して観察していた。
例えば、「新型コロナ「検査の陽性者」=「感染者」ではない」には、感染者と陽性者の定義をどうするのかという意見があった。これには、
●「新型コロナウイルス感染症が発症するとは、「病気として症状を認めること」を言う。当然だが発症している人が、感染した患者さんとなる」
●「検査陽性=ウイルスがいる」ことだけでは「感染といってはいけない」
●「私たちは身の回りに存在する微生物と常に接触しているわけだから、ウイルスをもらっても(ウイルスがいても)感染しなければ何も問題はありません。感染しても発症しなければ良い。そして、たとえ発症しても、重症化しなければ良い。」
等々、コロナ陽性者と感染者の違いを指摘している。
で、結局、Ct値が高めの設定だとウィルス量が微量の無症状者あるいは感染性がない人も陽性に扱われているとあり、PCR検査陽性者数=100%COVID-19感染者数ではなく、しかも世界各国の統一基準値もないようだ。コロナ陽性となっても、感染者になる可能性は、陽性者それぞれの免疫力によるとも書いている。だから、我々、高齢者のコロナリスク領域者は特に、コロナに打ち勝つ免疫力を下げないようにしておくことが重要のようで、日頃から軽運動を心がけ体をよく動かしながら、適切な食事をとる事が重要だとなってくるようだ。
13日のTHE PAGE記事「大阪府・吉村知事:陽性者イコール感染者ではない」は、コロナ陽性者と感染者の違いをのべているが、全くその通りだと思う。
「感染者は感染させる力がある人
吉村:僕の中では感染者っていうのは、やっぱりそれに感染して、ほかに感染させる力がある状態で、PCRで陽性っていうのは、陽性者はあくまでもPCRで陽性になった人っていうのが陽性者であって、それはイコール感染者ではない。人に感染させる力がなくなっている人も、これはやっぱり陽性者にもなるし、疑陽性の話だってあるし。陽性に出たのが陽性者であって、イコール感染者ではないというのは、僕の頭の中では十分理解していますが、一般用語で使うときには、そこはまとめて使っているときはあります。 問題意識として思うのが、おっしゃるとおりCt値(注:陽性と判断する基準値、増幅に必要なサイクル数(Ct値)。世界の諸国と比べて日本はかなり厳しいCt値の範囲を設定)しているので、つまり人にもう、うつす状況じゃなくなった人まで陽性者として拾っている部分はあるんだろうなというふうに思います。
記者:6日から新規陽性者数が増えたっていうことが、1つの今回、緊急事態宣言発出の要請を出した根拠になっていますが、6日から増えた、この新規陽性者っていうのは、感染者とは違うという理解でよろしいでしょうか。
吉村:正確には陽性者です。(以下略)」
要するに、新聞やテレビ等で逐次報道されているコロナ感染者数は、コロナに感染している数ではなく、PCR検査の陽性者数だと言うのが、吉村知事の見解。
実は、昨年も同様の疑問をもっていたので、注目して観察していた。
例えば、「新型コロナ「検査の陽性者」=「感染者」ではない」には、感染者と陽性者の定義をどうするのかという意見があった。これには、
●「新型コロナウイルス感染症が発症するとは、「病気として症状を認めること」を言う。当然だが発症している人が、感染した患者さんとなる」
●「検査陽性=ウイルスがいる」ことだけでは「感染といってはいけない」
●「私たちは身の回りに存在する微生物と常に接触しているわけだから、ウイルスをもらっても(ウイルスがいても)感染しなければ何も問題はありません。感染しても発症しなければ良い。そして、たとえ発症しても、重症化しなければ良い。」
等々、コロナ陽性者と感染者の違いを指摘している。
で、結局、Ct値が高めの設定だとウィルス量が微量の無症状者あるいは感染性がない人も陽性に扱われているとあり、PCR検査陽性者数=100%COVID-19感染者数ではなく、しかも世界各国の統一基準値もないようだ。コロナ陽性となっても、感染者になる可能性は、陽性者それぞれの免疫力によるとも書いている。だから、我々、高齢者のコロナリスク領域者は特に、コロナに打ち勝つ免疫力を下げないようにしておくことが重要のようで、日頃から軽運動を心がけ体をよく動かしながら、適切な食事をとる事が重要だとなってくるようだ。