ノーリツ給湯器エコジョーズ エラーコード「290」

1月9日の朝、顔を洗いたいのにお湯が出ないと女房が言う。
私は朝の洗顔はどんな寒い日でお湯を使わないので気が付かなったが、その後、女房が洗面台で顔を洗おうとお湯をひねると、何時まで待ってもお湯が出ない。朝の午前6時前の事。今日（9日）の朝の気温は－3度。朝、ガラス窓を開ける際、開かないので見ると窓ガラスの下の結露が凍っている。風呂場の窓ガラスも凍って動かない。ここに住んで30数年過ぎて、始めてことだ。しかし、朝、新聞取りに外に出たが風は無く体感的には寒くない。道路も雪の気配すらなく凍ってもいない。

それからが大変だ。給湯器はノーリツの「GT-C2431SARX」、設置したのはＨ18年。たまたま仕事で関係があったので、ノーリツのエコジョーズを買った。その後、Ｈ25年に着火不良で点火プラグ交換の有償修理をした経験が一度だけあるだけで、その他の不具合はない。それ以来の経験で、リモコン表示のエラーコードは「290」、取説をみると、「290」のエラーコードは「中和器のつまり」とある。中和器とはなんぞやから始める。調べると、エコジョーズタイプの給湯器特有の機能で、エコジョーズの給湯器は、給湯・暖房機能を作動する過程で、「ドレン排水」という酸性の凝縮水が発生する。ドレン排水をそのまま垂れ流しにすると環境に悪いので、pH値を安定させた中性の水にして排出する機能をエコジョーズ給湯器は持っており、その役目を担っているのが「中和器」と呼ばれる部品だと言う。

「エラーコード「290」は販売店もしくはノーリツに問合せ」とだけ取説に書いているが、その前に、ネットで更に調べると、「ノーリツ給湯器、故障かな？と思ったら：エラーコード290」と言うのを見つけた。調べると、「290」のエラーコードは結構多い不具合のようだ。そこには、次の可能性があると書いている。
①機器の使用で発生する結露水（ドレン）の配管の異物つまり
②（寒波などの冷え込みが厳しい時期）ﾄﾞﾚﾝ排水配管の凍結　
上記に異常がなかったら、中和器の交換が必要とあった。で、その前に、購入してから、長い間、取説にある日常点検を一度も実施していなかったので、水抜き栓を一通り点検した。その次に、ドレン配水配管を点検すると、配管の先っぽに凍結した氷がくっ付いている。上記の②に該当する、これが原因かもしないので、配管の先端部分約15㎝をタオルで巻いて、お湯を掛けしばらくたってから配管先を確認すると先端の氷は消えた。で、お湯を出して確認すると「290」のエラーコードも消えた。多分、これでＯＫだと思うが、しばらく様子見。

エコジョーズの給湯器のエラーコード「290」はよくある不具合のようで、給湯器の不具合の中での深刻さは軽症の部類とある。ユーザーで修理可能範囲のようだ。だが、配管先端の邪魔者を消去してもなお「290」が出るようなら販売店に要相談とある。で、色々聞きたいことがあったので、念のため、ノーリツHPにあるコールセンターに数回電話するも担当者多忙らしく繋がらない。