しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

歌謡界の王者 美空ひばりが来井

2020年08月25日 | 昭和41年~50年

ニュー井原新聞・縮小版 昭和47年11月1日


歌謡界の王者 美空ひばりが来井
賑やか晩秋の興行街






百年に一人出るか出ないかといわれる、不世出の天才歌手、
戦後二十数年間、常に歌謡界のトップにすわり続けてきた大御所、
近来益々その貫録に重みをつけてきた世紀のアイドル、
美空ひばりの豪華歌謡ショーが、愈々来月7日(木曜日)井原市民会館でふたあけする。






普通の場合、前座を若手歌手、万才などで半分の時間を費やしかんじんのご本尊の出演は約半分だが、
ひばりの場合、前座は実弟一人だけ。
殆ど一人で歌いまくる二時間余の大熱演で、早くも爆発的人気が起こっている。
公演は昼二時、夜六時の二回だが、前売り券は飛ぶような売れ行きをみせている。
井原市地方での公演は将来二度と不可能と思われる。


また11月11日には、現代日本浪曲界の超一流を集めた、豪華浪曲大会が井原市民会館で行われる。



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