しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

藤谷豊城

2021年12月30日 | 銅像の人
場所・愛媛県伊予市灘町


萬安港(ばんあんこう)

波止普請は、海難事故防止と産業振興の両面から当地方の人々にとって長年の夢であった。
村方その他の自分によるものを「自普請」と呼んだが、この波止普請は「自普請」で、忽那島から石材を、高ノ川村から材木を購入した。
天保5.6年完成。
築造により郡中は飛躍的に発展を続けた。
又、港内への土砂の堆積を防ぐため堀り積み上げたのが五色浜グランドの粥喰山。
文化9年から昭和29年頃まで140年余に亘り、当地方の発展の源はこの港にあった。
「郡中まち歩き」  伊予市商業協同組合 令和3年







「郡中まち歩き」  伊予市商業協同組合 令和3年


藤谷豊城

第6代郡中町長。
町内各神社を合祀して五色浜神社を造営。
現在の五色浜プールの東側に魚付林の松を植栽した。
碑の文字は秋山好古、撰文は伊予鉄社長井上要。
立像は太平洋戦争中に金属供出された。
昭和48年、現在の胸像を建立。








撮影日・2021.12.24


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