しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

金田一耕助さん

2024年02月26日 | 銅像の人

場所・岡山県倉敷市真備町岡田「大池ふるさと公園」

 

今では金田一耕助さんと言えば、日本全国知らぬ人もいないくらい有名だが、
あれは1976年(昭和51年)の角川映画「犬神家の一族」が宣伝費をかけてブームを作ってから。

 

 

 


それまでの「金田一さん」と言えば耕助さんでなく、三省堂の国語辞書で有名な金田一「京助」さん。
しかも、
当時は野球の金田正一(かねやん)投手が活躍していて、「金田一京助」博士は
「金田一 京助」ではなくて「金田 一京助」であると子供たちは信じていた。


吉備郡真備町岡田は横溝正史が疎開し、そこで名探偵・金田一耕助さんを執筆した。
横溝が疎開した岡田はその後、倉敷市のベッドタウン化して変貌が極まり、
同行した妻は、かつて岡田で働いていたのだが、何一つ思い出せなかった。

 

 

今はかつての面影を探すように「金田一耕助の小路」が整備されている。

 

撮影日・2024.2.25

 

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1 コメント

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横溝正史 (killy)
2024-02-26 13:43:50
横溝正史に詳しい加藤氏(野菜を届けた人、赴任先の習俗や伝説を語った人)、郷土史家の中山氏も鬼籍に入られ詳しい人がいなくなりました。
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