しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

歩兵第34連隊跡(駿府城)

2021年02月15日 | 「戦争遺跡」を訪ねる
場所・静岡県静岡市葵区  駿府城公園
訪問日・2014.10.8


静岡市の駿府城には、陸軍歩兵34聯隊が置かれていた。







明治30年、聯隊設置
明治37年、日露戦争に従軍
大正3年、青島の戦いに従軍
昭和12年、9月、上海での戦いに参加、12月、南京攻略戦に参加
昭和13年、徐州会戦などに参加
昭和14年、襄東会戦に参加
昭和16年、第一次長沙作戦などに参加
昭和18年、大別山作戦に参加
昭和19年、湘桂作戦に参加
昭和20年5月、湘桂反転作戦を開始
Wikipedia



最も有名なのは、日露戦争の遼陽会戦での「橘周太第1大隊長」が戦死。
後に、講談社の絵本で”軍神橘中佐”と有名になった。





城内にある軍の遺構は少ない。
これは「天守台跡」で、陸軍が邪魔なので天守台を壊した遺構。






これは「やすらぎの塔」、



将兵の塔でなく、学徒動員など、”銃後”の犠牲者を弔う塔。
じつは、これは台座のみで、この上に二人の銅像があった。10年前の地震で倒壊しままだそうだ。

再建には、市民のさまざまな意見があり今に至っているようだ。



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