しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

シイタケ

2023年06月16日 | 食べもの

中学生か高校生の時、
笠岡に、シイタケを売っている店があった
町ではシイタケを買って食べる人がいる、ということにおどろいた。

 

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「岡山の作物文化誌」 臼井英治 岡山文庫 平成18年発行

シイタケ

かつて、わが家の晩秋の仕事の一つにシイタケの菌の植え付けがあり、
子どもの私もかり出された。
ドングリの木(アベマキ)を切り出すことからはじまり、原木を担いで下す。
手回しドリルで穴をあけ「種駒」を詰め込んだ。
かつてはコナラ、シイ、クヌギの風倒木や切株に自然発生するものを採取していたが、
江戸時代に菌の発生を促進する方法が述べられている。
昭和18年に「種駒」を原木に植え付ける方法が開発されて、シイタケ栽培は飛躍的発展を磨げた。

 

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「野菜まるごと辞典」 成美堂出版 2012年発行

シイタケ
丸ごとか、スライスして、
セミドライは数時間、完全に干すには2~3日が目安。
失敗が少ない。

シイタケ(椎茸)
香り高く風味もよい。
日本特産のキノコ。
シイタケはシイ、ナラ、クリ、カシなどの木に春と秋に自生する。
冬のものは肉厚で最高級として出荷される。
室町時代から食べられており、
江戸時代には栽培もおこなわれていました。

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