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2014初夏・スペイン鉄道音楽美術紀行 04:エールフランスAF1400便でピレネー越え。スペイン到着!

2014-05-11 | 旅行記:2014初夏 スペイン
photo:夕暮れのシャルル・ド・ゴール空港2Fターミナル


03:エールフランスAF275便で空の旅、エコノミークラスの機内食からの続き

シャルル・ド・ゴール空港では約3時間の乗り換え待ちで、マドリッド行きのエールフランス欧州線に乗り継ぎます。
サマータイムが始まり夏至も近いこの時期、パリの夕陽はなかなか沈みません。空港ターミナルの大天井が夕映えで美しく染まるのを眺めながら、午後8時半発の乗り継ぎ便の搭乗時刻を待ちます。


空港がようやく薄闇に包まれ始めた頃、目的地スペインまでの旅の最終区間を飛ぶシャルル・ド・ゴール発マドリッド・バラハス国際空港行きエールフランスAF1400便、エアバスA320-100に乗り込みます。
フランスとスペインの首都空港同士を結ぶ国際線の便ですが小型機が使用されており、乗客も学生のスポーツチームや修学旅行(ヨーロッパの学校にもあるのかな…?)のような子どもたちの団体が乗り込んでいて、まるで高速バスのような気軽な雰囲気。僕と同じように日本発のエールフランス便から乗り継いだと思しき日本人団体ツアー客も乗っていたようです。


さようならパリ。もっと乗り換え時間があれば、市内まで散歩に行ったり出来たんだけどね。




パリからマドリッドまでの所要時間は約2時間。実際に飛んでいる時間は1時間少々で、感覚としては羽田から九州まで飛ぶ国内線のようです。
短い飛行時間ですが、ちゃんと機内食のスナックが出ます。

小さなサンドイッチを食べているうちに、AF1400便はピレネーを越えてアフリカへ…といきたいところですが、西ヨーロッパもすっかり陽が沈んでしまい窓の下にそびえている筈の山脈を見ることは出来ませんでした。


すっかり夜も更けた午後11時過ぎ、マドリッド・バラハス国際空港第2ターミナルに到着!

「ああ~やっと着いた!やっぱりヨーロッパの西の果ての国は遠いなぁ!!」

ターミナルビルの前にホテルの送迎バス乗り場を発見したので、ここで今夜の宿泊先となるホテルのバスが来るのを待ちます。
バス乗り場には時刻表も何も無く、ただホテル名が列記された看板が立っているだけなので果たして本当に迎えのバスが来てくれるのか心配でしたが、15分ほどで無事にホテルのロゴが書かれたミニバンがやって来ました。


日付が替わる頃、今夜のベッドが待つ部屋に到着。
真夜中近くの到着だったのでマドリッド市内までは出ずに、空港近くのHotel ibis Madrid Aeropuerto Barajasに泊まりました。
空港ホテルはわりと値段が安いのと、アメリカンスタイルの近代的なビジネスホテルが多いので、超長距離移動後で疲れている時は重宝します。


でも残念ながら、バスルームはシャワーブースのみでバスタブは無し。
熱いお湯をたっぷり張った風呂に入ってエコノミークラスでこわばった身体を伸ばしたかったのですが、せめてシャワーを念入りに浴びて疲れを流し去ります。
後はさっさと寝て、明日からのスペインでの日々に備えるとしましょう。

おやすみなさい。Buenas noches…



05:マドリッド・アトーチャ駅は大熱帯植物園に続く