←2010秋の散歩道 その2、さらばディーゼル特急キハ181からの続き
姫路駅から山陽新幹線に乗り継いで、さらに西を目指します。
あっ、やって来たのはオリジナル塗装に戻された100系の「こだま」です!カッコいい!!
この車輌は、もうすぐ引退してしまうんですよね…最後の晴れ姿です。
100系「こだま」には京都の妹夫婦kamimogが乗っています。kamimogと合流して、岡山駅で下車。
岡山からは瀬戸大橋線の快速「マリンライナー」に乗り継いで、海を渡ります。
いい天気で、景色がとても綺麗!
四国に上陸。
車窓には可愛いかたちをした讃岐富士がそびえます。
四国で最初に停車する坂出駅で、当地に赴任して働いている弟Yが「マリンライナー」に乗り込んできて、天燈茶房亭主のファミリーが勢ぞろいしました。
今日は妹mogmogの提案で、これからきょうだい揃って遊ぼうというのですよ。
「マリンライナー」は高松駅に到着。
ここで、何故か
奈良のあいつを発見www 横から見ると、こうなっているのか…
さて四国高松といえば、奈良のあいつではなくてやっぱりこれ!
讃岐うどん!
高松市内には
「犬も歩けばうどん屋に入る」 という言葉があってもおかしくない程の数のうどん屋さんがひしめき合っています。
市内アーケードにある、セルフのうどん屋さんに入って遅めの昼食です。
せっかくなので、とメニュー表の中で一番ネタになりそうな(笑)
シーチキンマヨネーズうどんを食べてみました。
「…しまった、オーソドックスなうどんにしておけばよかった」
美味しかったんだけど…実質サラダうどんだったorz
腹拵えを済ませたら、繁華街にある
瓦町駅から
高松琴平電鉄(琴電/ことでん) に乗ります。
「あっ、この電車、顔がついてる!」
今年の夏から劇場公開された映画
『きな子~見習い警察犬の物語~』の公開記念企画として、
期間限定で
「きな子」電車が走っているのです!
車内には、ちゃんと「きな子」が乗っていますよ。
みんなで「きな子」電車に乗って、出発!
讃岐をことこと走ります。
だんだん、陽が傾いてきました。ことこと…
小一時間で、終点の琴電琴平駅に到着しました。
琴電といえば琴平、琴平といえば…
金毘羅さんです!
…って、今からこの石段を登るのかよ。。。ヒィヒィ。。。
何か
去年の今頃は比叡山に登っていたような気がするんだが。。。
妹mogmogよ、何故お前は秋になると山に登りたがるのか?
参道脇の茶店で、妙なソフトクリームを発見。
このツブツブは“和三盆糖”だそうです? 甘いものを食べて元気をつけて、さあ登れ登れ。。。
山頂近くに鎮座まします、巨大なスクリュー。自動車運搬船のものだそうです。
金毘羅さんこと金刀比羅宮は、海と船の守り神なのですね。
そして何故か、ぞうさんの像が…
アフリカ象だぞう。
そして何故か、人を小馬鹿にしたような憎ったらしい顔の狛犬も…
金毘羅さんは妙な動物像の宝庫だー!
そんなこんなで、ようやく山頂に着きました。
海と船の神様に、宇宙の海を往く船たち…
あかつきくんや
イカ坊、
みちびきさん、そしてこれから船出する
はやぶさ2と
マルコ・ポーロと、
すべての宇宙機たちの航海の無事を祈ります。
山頂から見える、夕暮れの風景がきれいですねぇ!苦労して石段を登ってきた甲斐があります。
はるか遠くには、数時間前に「マリンライナー」で通過した瀬戸大橋も見えていますよ。
絵馬殿には金毘羅さんならではの船に関する絵馬も沢山奉納されていて、見応えがあります。
これは
JR九州の高速船「ビートル」の初代船ですね。
現在は博多と釜山を結ぶ国際航路としてすっかり定着した「ビートル」ですが、登場時は福岡とハウステンボスを結んでいた国内線だったと記憶しています。
全身真っ黒の船体は、現行のトラディッショナルな黒白ツートン塗装に比べて随分インパクトがありますね。
1990年に初めて宇宙に行った日本人宇宙飛行士、
秋山豊寛さんの絵馬もありました!
ソユーズTM-11ミッションの安全祈願にとTBSが企画して奉納したんでしょうね、大きなイラスト入りの随分立派な絵馬です。
秋山さんの背後ではソユーズロケットがリフトオフしていますよ!
他にも宇宙関連の絵馬が無いかと探し回ったのですが…境内がすっかり暗くなったので諦めました。
日が暮れてしまわないうちに、急いで下山しましょう!
でも、山登りも石段登りも、登りより下るほうが足に負荷がかかって疲れるんだよなぁ…
駅に戻る頃には、すっかりクタクタ…
疲れたけど、でも楽しかった!
やっぱり高いところに登るのは面白いね。
琴電に乗って、夜の高松市へ戻ります。ことこと…
→2010秋の散歩道 その4、高松の夜にカンパイ!に続く