火曜日から木曜日まで三日間にわたり、21年度決算の審査が行われました。
9月議会で上程された決算の認定議案が閉会中の継続審査となったのを受けて開催されました。
・・・というか長岡市議会では決算については特別委員会での別審議にしてるようです。
例年11月に開いており、議会の半数の19名で構成されます。
午前10時から始まりますが、初日は4時過ぎ、二日目は3時過ぎ、三日目が2時過ぎと例年以上に時間を費やした慎重審議?でした。
中には常任委員会の所管の質問的な質問もあり様々な質議がありました。
委員会冒頭は委員会室の脇の椅子まで理事者が集まりましたが、全体説明後は関係部局だけとなります。
事項別明細書や決算の説明書などで配布された資料は重さ5㌔以上付属物も入れてたので10㌔近くありました。
打ち合わせなしの質疑なので時には返答が違うこともありますが、課長が議員の質問にすらすら答える様は凄いものです。
市税収入、特に法人税の見込みが大きく減収となりましたが、交付金が潤沢にきたのとガスの民間への売却益などで赤字団体や要注意団体になっていませんのでご安心ください。
説明に関してもそうですが、細かい点まできちんとされるので はっきり言って議員から突っ込んでいける部分はなく健全経営がなされてます。
ただ公会計に関して思うのは民間と違い歳出に合う歳入で歳入歳出が一致する会計になっているんで個々に間違いはないのですが、失効残や不要額といった民間の剰余金にあたるような黒字部分があるにも拘わらず無くなっていくのに私的感覚として理解できません。
結局単年度収支の制度に疑問が残ります。
金曜日は会派で合併地域を支所巡りの一日でした。
時間が取れず二組に分けての実施となりました。
5ヶ所回り地域の課題要望等を伺い、意見交換会をしてきました。
合併地域と言えどそれぞれが一行政でしたので、一くくりにできない違いがあることはこの支所回りを始めてよく理解できます。
旧長岡市の議員にとっても合併地域を知る良い機会でもあります。
でも旧長岡市地域を知る術は?という疑問も残る訳です。
編入合併で致し方ないのはわかりますが…
長岡地域住民の声を聞いたり取りまとめるするところとなると町内会?コミセン?
合併して佐渡ケ島より広い特例市となりさらに中核市を目指しているなら、上越市のように旧市内においても制度の変更も考えら必要があるのかな?と思いました。
例えば一体感醸成の制度統一の点で消雪パイプの補助率を旧市内においては引き上げたように大きくなった中で合併地域の旧来の良さを活用する視点も大事なのかな?と4回目の支所巡りで思いました。
そんなこんなでイベントや会議が続いてる毎日です。
天気も雨の日が多くいよいよ暖房機も全快のようです。
なにかと火を使うことが多くなる季節です。
くれぐれも火の用心には心掛けましょう。