Ｖｏｌ．１０１５ 日常に戻る

「そんな大層な！・・」
「そう言われればそうやな・・たった三日ぐらいの事で」

が・・憤懣やるかたなき三日は永い・・

今朝はゆっくり起きて・・お昼には牡蠣と天然シメジのパスタを作って・・夕方５時くらいまでウツラウツラ・・ようやく日常に戻った。

その「天然シメジ」・・数年来クヌギの朽木に生えて一瞬の秋の味覚を楽しませてくれる。・・このキノコに就いては、今は亡きこの地の友人Ｉくんのお父上に「間違いおまへん」と太鼓判を押して貰った物なので安心して食べる。

そのキノコが又・・収穫したら一日、収穫しかなくとも三日しかもたない・・ので「一瞬」なのである。・・つぼみではなく開いたのを収穫する。

出発の前の日に一回食べた・・収穫はもう終わりだ。


以前に頂いた「バイ」を少し殻ごと冷凍にしてあった。
それを解凍して調理・・塩磨きして・・イタ～リアンに・・塩胡椒で「バッチグー！」・・嗚呼やはり拙者の料理は美味い。

キノコは味噌汁にもなった。

食感と言い風味と言い・・イタ～リアンで言えば「ポルチーニ茸」。
ボール一杯のキノコでも二人前ほどにしかならない・・嵩が減るのでＲ。
お山の「カスミ」と一緒で裾分けまでには至らないのです。




ええ加減な韓国は帰ってからも・・見える。
カットしてあると思って買った「韓国海苔」はシートのままだった。
試食品はカットしてあったよ。・・拙者が勧めた人たちの反応はどうなることか・・心配になってきた。

拙者的には特に問題はない・・あれでのり巻きも良いかなぁ～なんて・・すでに思っている。

両替問題もあったなぁ～。
バスの中で後部座席から両替のお札が・・リレーすれば良い物を、おせっかいな拙者がガイドまで運ぶ・・ガイドから二万円分が・・うしろから「三万円だったよ！」・・前から「いいえ二万円でした」・・。

一瞬にしていや～な気分に・・。
頑として譲らない両者・・結局はうしろ側があきらめた・・筈だ。
リレーしていれば少なくとも拙者は部外者になれた筈だが、誰かが同じ憂き目に遭ったかも知れない・・一瞬の出来事。

三日間を加減乗除しても「旅」に就いては評価できない。
・・公演は上手く言ったので究極の目的は果たせたのだ・・と納得しようと思うが・・日常に戻れた今日もそんな思いが去来する・・愉快ではない。

読むほうも厭でしょうよキット・・。

Ｖｏｌ．１０１４ 三日目 最終日

さて・・９時の朝食を約束して最後の一日・・

ショッピングと昼食で他には何の予定もない
・・このショッピングツアー（ほとんど）と言うやつ・・男性にはどうしようもない時間やね・・買うモノはないし・・見ると言っても・・ねぇ～・・昔と違って興味もないし・・。

となると・・ヤッパ韓国料理でしょう・・今日の昼食は？？
「ハーイ！・・サムゲタンの方は？・・予約しないとたべれませ～ん」
「ハーイ！・・石焼きピビンパの方は？・」
「ハーイ！・・レーメンの方は｝・・と注文取り・・

大阪の石焼きピビンパとレーメンが懐かしい・・サムゲタン？・・パサパサ・・これ以上言いたくない。

ビールだけは安かった。
サイズも中だったしその上、小瓶の半額だから可也の割安感。
レーメンなどは値段がとこ・・・・としか言いようがない・・

韓国の仇は大阪で・・堅く誓った仙人でアリマシタ。

写真は「ミョンドン」人ばかりが多い下町である。

そして大阪９時前の帰着１１時過ぎの帰宅となって旅はおわった。

真剣に心配した「新型インフルエンザ」には・・どうやらかからずに帰れた・・筈だ。

それだけで十分かな？・・。

Ｖｏｌ．１０１３－Ｃ おまけ

少し前の韓国ＴＶドラマ・・「チャングムの誓い」が大ヒットして
韓国の民族衣装もいまや知らない人はいないが、一枚位はと・・楽屋へ・・

楽屋は開いていたのでお断りして入ったのです・・念のため
こう言う時にはちょっとブッチャイクでもボス格の歳嵩を訪ねるのが無難・・
すこぶる機嫌よく応じてくれる・・あえて可愛い子にはカメラを向けなかった。要は証拠写真の様なものである。

交流会ではあったが、韓国民族芸能のシーンは見る機会を得なかった。

おまけついでだから言うと・・拙者・・足袋を忘れて来た。
いえいえ・・トランクには入っていてホテルまでは・・衣装だけを風呂敷に包んで現場に来た際の忘れ物だったのでＲ。
・・いえいえ慌ただしく・・はなかったのですが・・。

マ、そこで足袋はだし・・と言う事になったが「ケンチャナヨ＝問題ない」であった・・ただし足袋の裏はまっ黒け。

交流行事だと言うのに現地の観客が少ないのに驚いた。
現地担当者の宣伝不足という以外に問題が無ければいいのだが・・
それでもかなりの観客・・我が家元の韓国民謡「ペンノレ」には口笛付きでヤンヤの喝采・・我等の出し物にも同様の声援があった。

こうして無事終了と言う事にナリマシタ。

ｖｏｌ．１０１３－Ｂ ｓｅｏｕｌ・・ソウル

あんなにアップダウンのきつい街だとは印象になかった。
取り敢えず車が多い・・自転車が皆無なのはこのアップダウンの所為か・・。
軽四がまるで走っていない・・コレ等がソウルの印象。

もっと重大な問題は空気が悪い。
日中の空も遠望も真っ白・・スモッグ状態である・・新型インフル予防にしたマスクは、案外他の意味で役に立った・・のではないか？。

写真をご覧うじろ・・街の明かり車の明かりが真っ白なスモッグを照らす。
右が華美な宿泊のホテルである。

Ｖｏｌ．１０１３ 二日目

リハーサルと本番。

リハーサルは１１：００から
本番は１７：００からであった・・聞いていた通りの小さなホール・・ステージも。

自分たちの写真を撮れないのは仕方が無い・・誰かそのうち送ってくれたらご披露しましょう。

例によって出番前の記念写真はトップに掲載する事が出来た。

「こんなとこまで来てソロばっかりはないやろう？・・」は胸の内。
我が梅若会の「連太鼓」「お踊りを添えた出しもの」は自画自賛ではあるが的を射たものであった・・結果は称賛も得たのでさらに意を強くした。

内容は「秋田の太鼓」＆「秋田音頭と河内音頭のコラボ」
知る人ぞ知る知らん人は知らん・・「わらび座共演」以来８年のキャリアがある・・「隠し玉」だ。




終了後に夕食・・「焼き肉」って喜んだら・・「オプソヨ～！」

「♪カネの茶碗にカネの箸～・・」・・それは韓国文化だからかまわないが・・あさ～いスプーンでスープを呑むのって難しいよね・・お皿もお茶碗も持ち上げるのは「下品」だって・・「上品」ってあるの？・・と聞きたくなる。・・それも文化の違い・・だろうよ。

ペラペラのキムチと僅かなマシソヨのお肉でお腹を満たす・・ついでに不満も満ち足りた。・・旅慣れた別テーブルは美味しかったに違いない。

ここでもちっこいビールが１０．０００ウオン・・その上日本のビールとはまるで味が違うのは御承知の通り。・・街には美味しそうな焼肉屋が目白押し・・。団体を外れる機会もなかった。

ホテルへの帰着が遅くなって・・話しこんだら深夜１時・・それでも早く切り上がったのは「皆一様の加齢」の所為である。

コレほど不味い旅行も珍しい・・韓国の印象を悪くするのも案外「旅行社」と「企画者」かも知れない。・・三者と言う事になれば旅行者は「被害者」と言う事になる・・。

Ｖｏｌ．１０１２－Ｃ ホテル

何とも賑やかなホテルである。
おのぼりさんのメッカ・・見たいだから仕方ないか。

ユラユラする程のスッポンジ（スポンジ以上）のベッドに
頭も顔もうずまるほどのクッチョン（クッション以上）それに抱き枕・・コレって欧米人好みなのかもシンナイネ・・。

「もんく多いなぁ～」・・って言うか気が疲れるほどのインテリア・・と言う事で・・オシマイ。

お弟子たちと１１時まで喋って早寝・・
同室の相棒はすっかりお休みだった・・いびき？・・それはヒミツ。

Ｖｏｌ．１０１２－Ｂ セレモニー

좋지 않다 これが読めないとどうにもならんのだ・・だれかおせーて。

「不味いとかダメ」と言う意味は「オプソヨ」だと聞いた事があるが、web辞書では「無い」・・と言う事になっていた。・・そこで「不味い」で調べたこの読みが知りたくなるが・・拙者に不親切な辞書は日本語⇒韓国語のみで・・日本読みが書いてなかった。

もうお分かりだろうが・・「韓国料理なら大阪が一番」と思ったね・・キムチの果てまで。・・これからは韓国料理が食べたくなったら「日本の本場」へツアーを組みましょう。

総勢２２０人のツアーに期待はしていなかったが「コレはないやろう・・」



その一・・フランス料理（のつもり）・・お肉を切るのに立ち上がって切るような・・お肉が切れなくて息が切れた・・アレを食べれたのは「猛者」だ・・拙者を含めて・・アレを食べないと「パンとスープだけ」と言う事になる。

その二・・１０人のテーブルに缶ビールより小さな瓶ビールが５本とウーロン茶が５本・・「♪ハイ！それだ～け～よ」・・グラスはどでかいのが１０個・・乾杯に足りない・・そこで「自前注文」・・ナナナナ何と

その三・・そのチッコイビールが１０．０００ウオン・・当日のレイトで８５０円・・その上発注から納品まで・・「いつ来るの？」状態・・「ワイン？・・ありません」・・「ウッソー！！」・・見かけは後ほど写真で・・のホテルでの・・まさに珍事！であった。
その四・・その上、民謡で行って「火の国のおんな」や「イヨマンテの夜」唄うか普通！！・・とんでもない企画だと思ったのは拙者だけかノー？？。




誰しも韓国へ行ったら「韓国料理」と思うよ・・一体どんなとぼけた奴の企画なのか顔が見たいね・・ったく。

笑うしかない・・そうですおっしゃる通り・・飯食いに行ったのではない・・が・・明日に期待するよりないね・・。

Ｖｏｌ．１０１２ 韓国公演

このメンバーで行ってきました・・梅若会＝２１名。

取り敢えず「暇ひまスケジュール」でクタクタ・・忙しくて・・と言うのではない・・待ち時間の長さ・・これは公演の場合仕方ないが、楽屋の不足などで立ちっぱなしの半日・・など

公演は無事にしかも成功のうちに終った。
聞くところによれば抜群の称賛も頂いたようだ。
心配したお天気も雨に遭う事はなかった・・救いである。

往路・・関空７：３０集合はきついわなぁ～・・
早朝５時に家を出て・・茨木６時の空港リムジンに乗る・・初めての経験。

乗ってしまえば「アッ！」と言う間の韓国だが・・「待つ間久しく」・・が大変・・パスポートの履歴を見ると１０年は完全に空いている・・海外旅行はこんなもんだ・と言うのを忘れて空いた。

まとめＵＰの記事は・・センテンスを短くした方が・・今日はここまで・・ねぶい・・明日に書く事と致します・・。