民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Vol.1023 風土

2009-11-16 22:00:35 | Weblog
風土とは・・・
*****土地の状態。住民の慣習や文化に影響を及ぼすその土地の気候・地形・地質など。*****

と、あった・・まぁ~こんなところでしょうか。

鈴鹿の別荘に行って驚いた・・築7年にしてこれ・・別荘本体はフィンランド製の半丸太である。
本体の建物自体は問題なく健在・・まだまだきれいなままだがどうやら「雨に弱い」と見た。
広~い広~いテラスも腐ってボコボコ・・この階段・・右半分は足を乗せられない。

フィンランドの気候を知る由もないが・・雪と氷の国で、高温多湿の日本とはまるで正反対の「風土」なのだろう。・・これは大変な問題だ。

日本建築では「地の木材」を使うのが良しとされている・・理由はまさにここだ。
国内においてさえそうなのだから、「輸入家屋」はかなりの無理があると・・今になって皆が判る。

千数百年経ってなお堅固な神社仏閣などは当然吟味された木材に違いない。
一般の「日本建築」でさえ、梁は「地松」と相場が決まっている。
まことにお気の毒なことだが、外回りは全部やりかえる事になりそうだ。





風土といえばまた顕著に表れるのが「民謡」である。
田舎に行くほど・・気候風土が厳しいところほどいい民謡が生まれる傾向があるのはご承知の通り。
もちろん、豊かな城下町に生まれる小粋な唄も・・これまた「風土」にほかならない。

「風土」・・一つの事例を見て・・なるほどな・・と思ったことであった。
コメント (2)
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