民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Vol.1017 「春冬混咲」

2009-11-10 22:53:46 | 音羽の百花撰
「春冬混咲」=しゅんとうこんしょう=仙人造語

昨夜の記事に詳しいコピーが載っている。
もう珍しい現象でも無さそうだ。
よく見ると春の花「肥後すみれ」も咲いてますよ・・と家人。

花は石楠花と山茶花・・石楠花は5月の花だから正確には初夏か?・・。
咲き乱れると言うほどではないがコレが又一つや二つではない・・が、咲けば咲いたで美しい。・・季節感を失った花や魚・・。

魚にとっては気温と同じく水温に影響されるのだから、どこを泳いでいても変りはないのだろう・・ただ・・環境が変わるとエサはどうなるのかなぁ~?。
餌も着いてくるってか?^0^。

「春冬混咲」とは違うが・・思いがけない所で思いがけない魚が釣れた・・と言うニュースは珍しくもなくなった。釣れなくなった魚・季節を忘れたカツオ・サンマ・・etc.



その魚・・今年はサバが手回らなかった・・アノお造りは最高やね・・
サバに巡り合わなかったのは回遊の所為ではなかったが、丁度大きな台風が来たり、サバの旬に民謡行事が多かったりで釣りのチャンスに恵まれなかった。

サバは「生き腐り」と言われるほど鮮度が落ち易いので市場で買ってお造り・・とはいかないのである。

「鯖終わってボチボチ鯛やでぇ~」・・と嬉しい電話。
コレが又、「鯛釣りにいこら」・・とは言ってくれない。
なぜなら「邪魔になる」から・・紀伊水道の急流での底とりは素人には難しい。

海域によって釣りは様々・・瀬戸内海の穏やかな海とは釣り方も要領も違って当たり前・・仕掛けも違う。

釣りに来いと言わない代わりに送ってくれた・・ご馳走様^-^。

ハマチが一本分・・皮も引いて切るだけにしてあった・・聞けば・・丸ごとでは箱に入らんかったから・・^0^。
鯛は30㎝ばかりで手頃の大きさ・・例によってエラと腹が処理してある・・これ又大助かり・・。

貴重品だから・・骨に身を残さないように慎重に下ろす。
このサイズだと「霜降り」が美味しい・・皮に熱湯をサッと掛けて冷水へ放つ。
皮を引いたお造りとはまた違い格別な味である。

ハマチは好きな魚じゃなかった・・生臭いから・・。
ところがチャウねんなヤッパ・・グニャリとしないカチッとした身は全く生臭くはない。・・こんなにも違うもんかねぇ~・・天然は・・。

二種類のお造りをいただきながらお礼の電話を・・
「毎日こんなに美味しいお魚食べてるんやなぁ~・・」・・って。

慌ただしく調理したので写真を撮る間もなかった。
コメント
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