大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

ACL準決勝第一戦展望 -アル・イティハドは未知なる強豪なのか?

2009-10-21 07:21:28 | ACL/A3
いよいよ明日は名古屋が敵地ジェダにてアル・イティハドと第1戦を戦うことになるのだが、個人的に注目しているのは、アル・イティハドが4年前CWCに出てきた時に、ボンバー中澤が言っていた、「とても叶わない相手」たりえるかである。

正直に言うと去年ACLをガンバが制覇できたのは、実力と準備と、そしていくばくかの幸運に助けられた部分というのがあることは認めている。トーナメントで優勝する場合に、この相手と当たらずにすんだのが良かったというのがあって、それが86年W杯でブラジルと当たらなかったアルゼンチンや、98年大会で決勝でオランダと当たらなかったフランスであると思うわけです。ガンバの場合準々決勝以降の相手って、アル・カラマはユースレベルの選手中心だったこと、浦和が殆どチームとしてなっていなかったということもあった。その意味でアル・イティハドのような強豪と当たらなかったから勝てたということが今回の名古屋の試合で言えるかどうかに注目している。

まあ、4年前は日本勢は優勝はおろか、グループリーグの突破すらままならなかったわけなんだけども、それでもそれは遠い昔のことではない。もっとも、マリノスがACLで単にヘボかったというのはあるけどもw 今年山東相手にガンバがホームで3-0で勝った時に、韓国人選手通訳のKENTさんなんかは「マリノスはこんな相手に勝てなかったのか」って言われたらしい。マジメな話しすれば4年前と今とを比べるとJリーグのバックアップ体制とか、過去の経験から蓄積されたACLのノウハウがJクラブの間での引継ぎとかが充実していたからこそ、名古屋って初出場でもここまで来れたんだな、と思う。だから、ちょっとしたきっかけというのがあればマリノスだってもっといいところまで行けていたのかもしれないけども・・・

Google videoなんかで、Al Ithihadの名前でいろいろと動画を見てみた。ダヴィやマグノがいるウム・サラル相手にホームで7-0で圧勝した試合を見てみたが、相手にディフェンスがザルすぎて話しにならない。つーか、ウム・サラルってよくこんなんで準決勝まで来れたな、と思うわw 1時リーグでエステグラルとの対戦した試合での得点場面も基本的に相手のプレッシャーが緩い。中東の試合って暑い中でやっているから、あんまり中盤でプレスかけてっていうのがムリだから基本的にはリトリート中心になるのだろう(筆者も去年シリア行った時に現地のテレビで見た中東のリーグ戦なんかはそんな感じだった)。

ただ、彼らは攻撃はすごいけど、一旦守勢に回ったら案外脆いんじゃないかとも思ったりする。夏の親善試合にレアル・マドリーとの試合ではCBがラウールにあっさりかわされて失点している。エステグラルとの試合でもサイドからのクロスにつききれずに失点。まあ、玉田がラウールではないし、ケネディがベンゼマではないにしても、2点取られてでも1点取りに行くという積極的なゲームプランで望めば道は開けてくるかもしれない。まあ、180分勝負だから中東のチームが代表でもクラブでも秋口に日本に来れば殆ど何もできないことを考えると、本当の勝負は名古屋に戻ってからなのだろうけども。

まあ、名古屋が勝ち進むのは、Jのレベルをアジアで証明して欲しいと思う反面、自分たちの方がACLでは出来ると思っている他サポとしては実に複雑ではありますけどもねw だって今年の名古屋との2試合だってGKのミスがなければ全然負ける試合ではなかったわけなんだから。まあ、名古屋との対戦を終えて、アル・イティハドがこれなら自分たちでも勝てるとか、いや自分たちなら絶対勝てたと思うのか、はたまた自分らでも勝てる相手ではないと思うのか、楽しみに見てみたいと思うのだが、BS朝日では生中継やらへんの?