大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

ACLで名古屋躍進を支えるGMの存在-週間東洋経済の記事

2009-10-02 07:20:46 | ACL/A3
ACLの準々決勝が行われて名古屋が4強進出。川崎は2-1になった時点でセッキーは延長を意識して交代を遅らせていたように感じられたけども、ここらへんが難しいところだったな。攻撃カードを切ったらその後守備カードが切れなくなるという問題もあったし。逆にピクシーは中盤2枚がえで勝負に出たところが明暗を分けたんだけども・・・全体的にはACLに向けて全力集中した名古屋の方に分があったという感じ。

まあ、それが可能になったのは、やはりウチが勝ち点6をプレゼントしたからじゃないだろうかw アディショナルタイムで松代がミスしなければ少なくとも引き分けられていたんだしw、それらがなかったら、名古屋はリーグ戦でちょっと下の方を気にしないといけない順位だったかもしれないわけだし。

それは去年3位だった名古屋が今季順位を下げていたところから、ACL、というよりはACLとリーグとの並行が如何に過酷であるかを物語っているのかもしれない。それで行くと、もし清水や新潟や広島がACLに出た場合、彼らの選手層を考えるとリーグでの順位は今年の名古屋よりは下に落ちるという可能性はある。

ただ、リーグで中位程度の順位で下を気にしないところにつけていれば、去年のウチとか今年の名古屋みたいにACLに全力を注入するというやり方が取れるということも言えるわけで、その時置かれた状況によって、今年はACLに賭けるとかいうようなメリハリがつけられるわけですけどもね。

名古屋といえばピクシーの手腕もさることながら、彼を連れて来て、かつダヴィ離脱後に三都主やケネディ、そしてブルザノヴィッチを連れて来た久米GMの存在も忘れてはいけないだろう。「週間東洋経済」の9月26日号にもこの人の記事が載っていたので興味ある人はそちらをご参考になられたらいいと思うんですが(大きな書店ではバックナンバーも出ているし)、そこで彼が清水で手をつけたのは、

・給与評価システム
・高校大学への指導者へのアプローチ(まあ、ウチはユースからの引き上げ頼みになっているからね)

・選手の両親へのプレゼン

といったGMマニュアルを作成したお陰で、清水はそうしたシステムを引き継ぐことで今の組織を維持できるようになり、今度名古屋へ移ってからも同様にそれまで不透明だった給与システムを改め、昨年の契約更改で越年ゼロだったという。

また、彼は球玉田に対しても、GMに就任するやいなや、

「俺と付き合う限りは、絶対にお前を代表に戻すからな。お前にはその器がある」

と発奮させた。その後の玉田の復活ぶりはご覧の通り。この記事を読んでいるとやはり優れたGMというのが必要やな、という意を強くした。

気になるのは記事の最後。「グランパス再建を終えれば、久米はまた、彼を求めるクラブへと旅立つつもりだ。」と結んでいるくだりなんだけども、その時はもう名古屋は清水同様、久米さんなしでもやっていけるという状態でもあるわけで・・・

となると、その時はウチに来てくれないかな、と思ったりもするんですね。今のウチのネックはやはり弱化部だと思うわけですから。ただ、他のクラブでは財政的な問題があってなかなかやりたいことが出来ないかもしれないけど、ウチだったらそれなりにまだ予算確保できる他に、オイルマネーというアブク銭もあるわけですしねw ウチのカントクとも柏つながりということなら、そのつながりで来てくれるんなら、と思ったりもする。あとは、名古屋がACL獲ってくれたらもう完璧なシナリオですねw

まあ、こればっかりは今後の名古屋の成績とか、本人の意向とかいうのにも左右されるとは思うのだが、もし機会があればウチなんかは真っ先にオファーしていいんじゃないかと思える人材がこの久米GMという人なんですね。