大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

手段が目的化しているという気がしないでもないが・・・

2009-10-15 06:21:09 | Weblog
走行距離というのをサッカーで計るというのあんまり意味がないことかもしれない。世界の強豪に勝つためには、攻守の上でも数的優位を作る為に切り替えを早くして運動量を増やすということを岡ちゃんは主眼に置いているだけのことであって長く走っているからエライとかいうものではないし、ましてそれを数値化するって本末転倒じゃないかという気がしないでもない・・・どうも日本ではオシム以降走るということがもてはやされてしまっている風潮にあるのが嘆かわしいことなんだけどもね。本当は人だけでなくボールも動かしていかないといけないはずだし、もっと言えば強者のサッカーってボールを動かし、相手を動かして後半相手の足を止めてから仕留めにいくようなもんなんだけども・・・

だから昨日のトーゴ相手に12キロ以上走るなんていってもポゼッションが6割超えていたら走る必要はないw まあ、そのトーゴの選手だって殆どやる気ないように見えても10キロ以上走っていたことがデータで解るから、わざわざ地球の果てまで出かけてそんな疲れるようなことしたないわ、ってアデバが思うのも無理ないわな、と納得しましたけどもねw

まあ、このデータではっきりと見えていたこともあって、そのうちの一つが、日本の選手の中で長友や長谷部に次いで3番目によく走っていたのは実は俊輔だったということである。俊輔はどちらかと言えば皆のイメージの中ではあんまりよく走っているというイメージはなかった選手ではないだろうか?そう言えばオシムジャパン発足の時に俊輔が呼ばれて居ない時に受けたインタビューで、「自分は常によく走っていた」と語り、その時に専門誌編集部が注釈として彼が平均12キロ走っていることを取り上げていたのだが。

そのことからすると、誰某がよく走っているとか、全然走れていないとかいうのも結局見ている人の主観に左右されることが多いということかもしれない。もっとも誰が見ても走れていない選手というのがウチのチームにもいたような・・・ただそういう選手だって走行距離を測れば結構走っているというデータが出るかもしれない。

となれば走行距離だけで単純に、よく走っているとかいうことは言えないということが解るとは思うし、それが走行距離というデータの読み方なのかもしれない。